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2022/02/21 22:10
Jewel☆Neigeの“天然ぶりっ子・倉田かすみ、10年間続けたアイドルから卒業「おばあちゃんになっても大切な楽曲が引き継がれてほしい」
アイドルグループJewel☆Neige(ジュエル・ネージュ)の倉田かすみの卒業公演「〜かすみんこと倉田かすみでした〜」が2月19日・東京キネマ倶楽部にて開催された。“Jewel☆Neigeの天然ぶりっ子”かすみんは、イメージカラーのピンク色に包まれ、笑顔のまま10年間のアイドル活動の幕を閉じた。
ステージにセンターで登場した倉田は「最高に幸せな時間にしましょう!」とひと声。ピンクのTシャツにピンクのペンライトのファンの前で、ぶりっ子ポーズにあざとかわいい笑顔でパフォーマンス。メンバー自己紹介で「かすみの好きなところ一つずつ言ってよ!」とおねだりすると、全員から「顔です!」と愛あるいじり。倉田は「嬉しいけど、中身は〜?」と返し、また笑顔に。「陽気なキャラなので、しんみりしたくない。ハッピーな曲を持ってきました!」と最後まで明るい“サンシャインソウル”を見せつける。
終盤戦に差し掛かかると、スクリーンに“かすみMemories”と題した思い出深い映像を映し出しつつ「みんなとの10年間、とっても楽しい時間でした」と手書きのメッセージ。さらに東京キネマ倶楽部ステージの特徴的なバルコニーから、一人ピンクのドレスにティアラを纏って登場し、思い出の曲として「Snow Memories」を披露。「泣かせに行ってみたんですけど、成長感じましたか?」といたずらっぽい笑顔を見せた。
Jewel☆Neigeの歴史を歌った「Winter Road」などの代表曲をパフォーマンスしたあとは、メンバー一人一人に声をかけていくセレモニー。時にケンカしたりぶつかり合ったエピソードも交えつつ、飾らない優しい言葉で、メンバーに卒業後のJewel☆Neigeを託していく倉田。最後に“相方”と呼ぶ青山玲奈に「大好き、相方でいてくれてありがとう、れいにやんがいなかったらかすみはとっくに辞めてました」と声をかけ、抱擁した。
そして客席に向き直ると、ファンに向けての手紙を読み上げる。「私にとってアイドルは大好きな天職でした! 今年でアイドル10周年なんだよ、びっくりだね。10年やっててこんなにポンコツなんだよ(笑)。この長い年月、全ての瞬間が人生の中で、すごく強く煌めく、宝物みたいな時間でした。みんな出会ってくれてありがとう。みんなのお陰で、本当にたくさん夢を叶えることができました」と感謝。
続けて「私がいなくなっても、メンバーが入れ替わっても、みんながおじいちゃんとか、おばあちゃんになっても、かすみの愛したJewel☆Neigeの楽曲とか、愛したグループを、みんなが素敵に引き継いで、いつか私がおばあちゃんになっても、NeigeがNeigeであってほしいし、このグループが続いて、大切な楽曲が引き継がれてほしいなって願っています」と語る。
最後に「何事も長続きしないし、適当だし、忘れっぽいし、SNSなんて全然更新しないし、歌もダンスもスゴイ上手いわけじゃないでしょ? 愛嬌は一番自信があるんですけど!に感謝しています。かすみがこんなに長い間、自分の全部を賭けてアイドルというただ一つのことを続けてこれたのは、みーんながいたからです!かすみは幸せ者だって気付けて良かったなって思います。別れはとっても寂しいけど、次の未来に向かって走り出します。最後に愛しいみんなへ、明日もどうか幸せでいてね」とメッセージを送った。
アンコールのラストには、じぇるの!時代からの楽曲「MI☆RA☆I☆へ!!」を万感の思いを込めてパフォーマンス。「幸せな10年間をありがとうございました!」とのメッセージとともに、新たな未来に向けて走り出した。