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2022/02/09 19:31
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』サルブラザー/猿原真一役の別府由来、出演決定を”ドッキリ”で知り「頭が真っ白になりました」
3月6日スタートの新たなスーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊(あばたろうせんたい)ドンブラザーズ』の制作発表会見が9日、オンラインで開催され、メインキャストがお披露目された。サルブラザー/猿原真一を演じるのは、昨年、FODドラマ『ヒミツのアイちゃん』で俳優デビューを果たした別府由来(べっぷ・ゆうき)。几帳面で博学な風流人というキャラクターを演じる別府は、「とてもクセのあるキャラクターですが、そのクセをみなさんに楽しんでいただけたら」と役への想いを明かした。
スーパー戦隊シリーズ第46作目となる『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は、『特命戦隊ゴーバスターズ 』(2012〜13年)以来10年ぶりに"ジャー"がつかない作品となっており、モチーフになるのは誰もが知っている昔話『桃太郎』と、革新的なスーパー戦隊シリーズとなる本作では、ドンモモタロウ(レッド)が、お供のサルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、キジブラザー(ピンク)、オニシスター(イエロー)と一緒に、強大な敵に立ち向かっていく姿を描く。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のキャストには、ドンモモタロウ/桃井タロウ役の樋口幸平をはじめ、サルブラザー/猿原真一役に別府由来、オニシスター/鬼頭はるか役に志田こはく、イヌブラザー/犬塚翼役に柊太朗、キジブラザー/雉野つよし役に鈴木浩文が決定。
ドンブラザーズの敵となる脳人(のうと)のキャストには、ソノイ役に富永勇也、ソノニ役に宮崎あみさ、ソノザ役にタカハシ シンノスケ、そして主人公・桃井タロウの育ての親・桃井陣役を和田聰宏が演じる。さらに、現在放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』でゼンカイザー/五色田介人役を演じている駒木根葵汰が、本作にもゼンカイザーブラック/五色田介人役として出演することが明らかとなった。
出演が決まったという報告を聞いた際、樋口と同じ場所に呼び出され、ドッキリを仕掛けられたという別府。「最終オーディションはすでに終わっていたのですが、もう1回オーディションがあると言われて。行ったら幸平がいて、"一騎討ちなのかな"と思っていたら、『戦隊ブルーに決まりました!』と言われて。頭が真っ白になりました」と打ち明け、「自然と幸平と手をガシっと掴んで抱き合いました」と告白。
一方の樋口は、別府より先に同じドッキリをかけられていたそうで、「僕は(別府がドッキリにかけられることを)知っていたので、楽しくて楽しくてしょうがなかったです」と満面の笑みを浮かべていた。
また、台本を受け取った際に自身の名前が書いてあり、嬉しかったと語った別府は、「(猿原の設定が)無職と書かれていて、"ん?"と思っていたのですが、次に台本を頂いたときは"風流人"と書いてあって。きっとスタッフさんが気を遣ってくださったのかなと。優しさが詰まっているなと思いました」と笑顔を見せ、「どんな風流を楽しむキャラクターなのかというところも、見どころなのでぜひ注目してください」と呼びかけた。
【番組概要】
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
3月6日スタート 毎週日曜 午前9:30〜 テレビ朝日系
■イントロダクション
リア充な女子高校生・鬼頭はるかは、突然不幸のどん底に突き落とされた。
時を同じくして、街には人間の欲望を良しとしない謎の組織「脳人(のうと)」 が欲望を持つ人間の消去し始めた…。
不幸のどん底で消沈の鬼頭はるかの顔に突然謎のサングラスが装着され、異次元空間が見えるようになったその途端、異空間に吸い込まれ中年の男・桃井陣に会う 。
陣から「君には仲間がいる。まずは"桃井タロウ"を探し出し、彼の前で跪くのだ」と指令を受ける。
桃井タロウとはいったい誰? いったい何処に?
そして他の仲間とは?
続発する「脳人」の人間消去。
鬼頭はるかは"桃井タロウ"や仲間たちを探し出し、人々を「脳人」の脅威から救えるのか?!