有名雑誌に「テアトルアカデミーの顔」として登場する自社広告メインモデルを発掘するオーディション「第7回テアトルアカデミー モデルグランプリ」が開催された。ユース部門（12〜23歳の男女）とキッズ部門（3〜11歳の男女）、そしてシニア部門（40歳以上の女性）の3部門で募集が行われ、東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・岡山・福岡の全7会場で2021年7〜9月に審査を実施。そのなかから、シニア部門の女性グランプリには、愛知県出身の47歳・ケイトン恵（けいとん・めぐみ）さんが選ばれた。

　173cmのすらりとした長身とハッキリした目鼻立ちで目を引くが、日本生まれ、日本育ち。かつて中高生の頃には地元名古屋のモデル事務所に所属して、読者モデルとして雑誌やファッションショーなどに出演していた経験があり、現在21歳の長男、16歳の長女、13歳の次女の3人の子育て中。

　今回オーディションに挑戦したのは子供の勧めだという。「真ん中の娘が見つけてくれて、“やったほうがいいよ”って背中を押してくれたんです。私もモデルの経験があって、お仕事と思わないぐらい楽しくて、休みが無くてもいいって思える仕事って、いままでモデルしかなかったので、チャレンジしてみました」。

　久しぶりに体験したオーディションについて、「ドキドキしましたし、やっぱり楽しかったですね。情熱を持てることがあるというのは嬉しいですね」と振り返るケイトンさん。「年齢も性別も超えて、キラキラ輝くことによって世の中が明るくなって、夢や希望や癒しが伝わればいいな」と、面接でも熱い想いを伝えたという。

　今回、インタビュー取材は初めてということで「楽しみにして来ました！」と少女のような表情を見せるケイトンさん。10月からは週に1度の演技レッスンも始まっており「奥が深いし難しいですけど、チャレンジすることは楽しいですし、みんなが成長する場だなと感じていますので、努力を惜しまず頑張りたいと思います！」と、今また青春を感じているようだ。

　1ヵ月前からキックボクシングを始めるなど、今年はなにかと新しいことにチャレンジする年になった。「子供たちは“お母さんは好きにしたらいいじゃん”って言ってくれています。私自身、厳しい母親の元で育ったので、その反動もあって、普段から子供たちに“人生一度きりだから、自分で責任をとれる程度だったら何をしてもいいよ”って言っているので。幸せは人それぞれなので、本人のやりたいことを応援するだけですから」と人生哲学について話してくれた。

　グランプリ獲得をきっかけに「人生一度きりなので、できることはなんでもやってみたいです」と意気込むケイトンさん。そして「年齢や性別も関係ないところで、みんな輝いてもいいんだよっていうことを、自分が輝くことでみんなに勇気を与えられたらいいなって思います」とメッセージを送ってくれた。

　シニア部門の女性グランプリ・ケイトン恵さんは、テアトルアカデミーの自社広告メインモデルとして、雑誌やwebなどに登場する予定。