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2022/01/19 19:31
名古屋の老舗寿司店プロデュースの「アイドル教室」メンバー・藤りんの「楽曲センターとYouTube登録者数10万人」目指す
2022年、新しい年がスタートし、様々な作品や企画でこれからのエンタメ界を担うであろう“ネクストブレイク”が起用されている中、新人開発に積極的な芸能プロダクション各社が今年プッシュする注目の新人を紹介。本人のインタビュー&担当マネージャー・スタッフの取材とともにクローズアップする。名古屋の老舗寿司店「寿司処五一」がプロデュースする「アイドル教室」のメンバーで、初のソロシングルのリリースを控える「藤りんの」は、「楽曲センター」と「YouTubeのチャンネル登録者数10万人」を目標に掲げた。
【アイキョウ所属:藤りんのインタビュー】
――アイドルをめざしたきっかけは?
「小学5年生の時からダンスを習っていて、踊ることが大好きでした。それに加えて中学校から合唱部に入って、歌のことも細かく学ぶようになったので、歌もダンスももっと成長できるような何かに挑戦したいと思ったときに、思いついたのがアイドルという職業だったんです」
――多くのアイドルがいる中で、アイドル教室を選んだのはどうして?
「アイドル教室に応募したのは中学2年生、14歳の時だったんですけど、そのときアイドル教室のことは全然知らなくて、【名古屋・アイドル】って検索したときに、一番上に出て来たのがアイドル教室だったので応募しました。アイドル教室はホームページがすごく見やすくて、どんな活動をしているかとか、メンバーのプロフィールとか、活動の内容が細かく書いてありましたし、ホームページを見る限り、雰囲気が良さそうなグループだなって思いました」
――お寿司屋さんがプロデュースするアイドルというのはかなり特殊だと思うんですけど?
「“そういうコンセプトもあるんだな〜”ぐらいに思っていたんですけど、いざ2次面接のときに実際に行ってみると、外観が立派なお寿司屋さん過ぎて、一瞬“あれ?”って思ったことが記憶に残っています。“こんなお寿司屋さんにアイドルがいるのかな?”みたいな(笑)」
――オーディションを受けた時の事で印象に残っているのは?
「オーディションのときにお寿司屋さんに迎え入れて下さったのが、今一緒にグループで活動しているリーダーの堀 梨恵さんでした。堀さんがすごい笑顔で“オーディションの子ですか?”って優しく受け入れて下さったのが嬉しかったのを覚えています。オーディションのことは緊張しすぎて覚えていないんですけど、自己PRタイムに動画をとってもらいながら歌を歌って、アピールしました」
――「アイドル教室」に入ってみての印象は?
「合格してからデビューまでの間に、3ヵ月ぐらい練習生の期間があって、その間に1曲練習して、合格したらデビューできるという形だったんです。必死に練習して、いざデビューが決まって、初めて先輩メンバーに挨拶するとき、すごく優しいけれど、パフォーマンスに対してはめっちゃ厳しいグループだなって感じました。アイドル教室は先輩・後輩の上下関係もしっかりしていて、怖い先輩はいないんですけど、しっかり敬語を使って活動することや、掃除の仕方や楽屋の使い方、ステージの立ち方まで、細かく教えてくださって、それが中学生の私には嬉しかったです。部活動みたいな感じでした」
――藤さんは8期生オーディションでグループに入って、今年で7年目。これまでの活動で大変だったことは?
「デビューから3ヵ月の間、寿司ドルJr.で活動して、その後アイキョーJr.というアイドル教室の妹分グループに1年半在籍して、そこからやっとアイドル教室になれたんですが、正規メンバーになってから、楽曲のオーディションが始まるんです。その頃は30数曲あったんですが、それを毎週2、3曲練習して、オーディションに挑戦して合格しないと曲に参加してステージに立つことができないので、全曲達成するまでの期間が一番大変でした。学業との両立も大変でしたし、ダンスは習ってはいたけど、振り付けを覚えるのに苦戦しました」
――でも楽曲を一つずつモノにしていくのは達成感があったのではないですか?
「8期生の同期4人のなかでも、どちらかというと進みが遅い人だったので、挫折しそうになったこともありました。でもやっぱり、楽曲に参加するとファンの方が喜んでくださるので、その姿を見てもっと頑張ろうという気持ちになりましたね。“一緒に頑張ろう”って言ってくれたり、歌のパートが増えたら“良かったね〜”って喜んでくださって。ファンの皆さんが支えになりました」
――これまでの活動で嬉しかったことは?
「2019年5月に行ったセンチュリーホールでのライブが、私たちの活動の中では一番大きなハコでのワンマンだったんです。客席を完全に埋めることはできなかったんですが、1年半に及ぶ長いプロモーション活動の期間で、グループとしての絆も深まったと思いますし、大きな場所でやれたということも糧になったし、客席を埋められなかったことも逆にもっと頑張らなきゃという理由になったので、すごくいい経験だったと思います。去年はコロナが流行ってしまって、大きな場所でのライブができなかったんですが、次に大きな会場でやるとしたら、センチュリーホールをワンマンで埋めたいって思っています」
――今はパフォーマンスチームとしてYouTubeに力を仕入れているとか。
「今は大きなライブが出来ない分、毎日YouTubeを更新しています。今度ワンマンをやる時にはYouTubeで知ってくださった方もたくさん来てくださったらいいなって思っています。ライブ映像やライブの裏側のほかにも、面白企画やドッキリみたいにメンバーの素を知ることができる動画を挙げているので、素の私たちとライブをしているときのカッコいい私たちの、全部が見られるチャンネルになっています。最近ではハモリにも挑戦したりしていて、アイドルというよりパフォーマーという意識で活動しています」
――藤さんは、このグループ、事務所はどんな場所だと思っていますか?
「アイドル教室は、ファンの方も含めて『アイドル教室ファミリー』と言うんですが、その名にふさわしい、家族のような感じがあります。デビューしたての子が、どんなに分からないことがあっても先輩に聞けばたくさんのことを教えてくれますし、注意もします。メンバーの活動歴にも差があるんですが、それを感じさせないぐらいみんなで頑張って切磋琢磨しあいながら、毎日活動を続けています。プロデューサーの梅村(紀之)さんは毎週ライブの前の日にミーティングを開いてくださって、いろんなことを話してくださるんです。その話を聞くと、今ある環境に感謝しなきゃなとか、心が洗われる気がします。毎週同じような活動をしていると、ルーティーンやマンネリに感じてしまうこともあるかもしれないんですが、アイドル教室にはそんなことは無くて、毎週違ったライブや公演が出来ています。本当にやりがいしか感じないぐらいのグループだと思います」
――これから応募を考えている人に向けて、グループをアピールをしてもらえますか?
「メンバーも、ファンの皆さんとの空気感も良くて成り立っているチームだからこそ、12年間続いてるんだと思いますし、おススメしたいです! アイドル教室のメンバーになるまでの道程は長いかもしれないんですが、それまでの過程で、妹グループでもワンマンをやらせていただいたりしますし、オリジナル曲もいただけるので」
――こんな子に入って来てほしいという思いはありますか?
「私自身、未熟な状態で入って、アイドル教室で成長できたと思っているので、最初から完璧な子に入って来てほしいというわけではないんです。でも最初の頃はブレやすいので、自分の軸を持っている子がいいですね。アイドル教室は常に上を目指しているグループなので、アイドルになりたいというだけではなく、アイドル教室というファミリー全体に愛を持って、アイドル教室に入りたいという気持ちを持って入って来てくれれば嬉しいです」
――藤さんはグループのなかではどんなポジションですか?
「私は MC中とパフォーマンス中のギャップがあるパフォーマーだと思っています。MCの自己紹介では『マイペースガール』って言っているんですけど(笑)、ほわほわした雰囲気がありながら、パフォーマンス中はカッコいい系の曲のほうが得意です。自分の強みは表情の魅せ方や歌だと思っているので、MCとパフォーマンスのギャップに注目してほしいです!」
――今後、グループとして実現したい夢と、個人として実現したい夢を教えてもらえますか?
「グループとしては、YouTubeのチャンネル登録者数10万人を目指していて、すぐにでも達成したいです! あとは、ワンマンをたくさん開催したいですし、難しいかもしれないですがラジオやテレビに出たいです。12年続いていて、名前を知ってくださってる方は多いんですが、まだまだたくさんの方にファンになっていただけると思っています。個人としては、投票の1位を獲得して、楽曲のセンターになることが目標です」
◆プロデューサーのイチ押しポイント◆
「オーディションの当時は、何の手も加えられていないまっさらな状態で、伸びしろしかないという感じでしたので、そこに可能性を感じて合格にしました。今うちの事務所ではYouTubeに力を入れているんですが、藤さんはYouTubeを観て下さった方の反応が非常に良いんです。今後は、カッコいいパフォーマンスの部分をどんどん伸ばしてもらって、事務所としてもそういう部分をもっとプロモーションしていきたいと思っています」