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2022/01/15 19:17
TRUMP流「人間愛奇劇」、シリーズ最新作のミュージカル『ヴェラキッカ』が幕開け
TRUMPシリーズ最新作、ミュージカル『ヴェラキッカ』が15日、東京建物 Brillia HALLにて開幕。初日公演に先駆けて、公開ゲネプロが行われた。
TRUMPシリーズは、舞台『刀剣乱舞』や舞台『鬼滅の刃』などを手掛けている劇作家・末満健一がライフワークに掲げ、2009年より展開する演劇シリーズ作品。人間でいうところの思春期=繭期(まゆき)の吸血種の少年たちが生を渇望する姿を描いたシリーズの原点『TRUMP』の他、これまでに『LILIUM-リリウム少女純潔歌劇-』、『SPECTER』、『グランギニョル』、『マリーゴールド』、『COCOON 月の翳り星ひとつ』、『K世界 雨下の章・日和の章』を上演。
さらに、公演から派生した短篇小説を発表するほか、音楽コンサート『繭期夜会』の開催、2020年より「ヤングエース」にてコミック連載がスタート(漫画:はまぐり)するなど、演劇の枠を超えて展開している。
最新作のミュージカル『ヴェラキッカ』は、TRUMP流「人間愛奇劇」。名門貴族ヴェラキッカ家の当主ノラ(美弥るりか)は、遠縁の親戚であるシオン(松下優也)、異母弟のカイ(古屋敬多)、シオンの妹ジョー(愛加あゆ)、家庭教師のロビン(宮川浩)、執事のウィンター(西野誠)ら一族の仲間や、クレイ(大久保祥太郎)、マギー(斎藤瑠希)ら養子たちに囲まれて暮らしていた。
ヴェラキッカ家の吸血種たちは、全員がノラに強烈なまでの愛情と執着を見せる。そこに新しい養子であるキャンディ(平野綾)が迎えられる。ノラを巡るマウントゲームにキャンディが巻き込まれたことから、ヴェラキッカ家の秘密が暴かれていく…という物語。
ミュージカル『ヴェラキッカ』は、1月15日(土)〜23日(日)まで東京建物Brillia HALLにて上演され、その後、2月2日(水)〜6日(日)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。また、1月18日(火)18:00公演、1月22日(土)13:00、18:00公演のライブ配信も決定している。
なお、同シリーズが2024年に15周年を迎えるにあたり、2023年4月よりアニバーサリープロジェクトの始動が決定。第一弾として、2013年にモーニング娘 '14、スマイレージ(当時)のメンバーが出演し、根強い人気を誇る『LILIUM-リリウム少女純潔歌劇-』の再演が決まり、それに伴い、シリーズ初となるフルキャストオーディションの開催が発表された。