声優デビューを目指す人を対象に広く募集する『第3回 キミコエ・オーディション』のエントリーが本日14日より開始された。同オーディションの"見届け人"に就任した小野賢章は、「いい声・かわいい声じゃなくてもいい、とにかく自分をアピールできるこのチャンスを伸び伸びと思いっきり楽しんでほしいです」と応募者にエールを送った。

　同オーディションは、東北新社が立ち上げた声優育成プロジェクト「キミコエ・プロジェクト」が開催する声優発掘オーディション。2016年の『第1回 キミコエ・オーディション』では、女性声優を募集し、その中から合格した6人が声優ユニット「NOW ON AIR」としてCDデビューを果たしたほか、2017年には映画『きみの声をとどけたい』にメインキャストとしても出演するなど活躍。2018年の第2回では、応募総数約1,200人の応募者の中から林幸矢がグランプリを受賞、2020年4月にTOKYO MXにて放送されたアニメ『啄木鳥探偵處』にメインキャストとして出演を果たした。

　3回目となる今回のオーディションでは、16歳以上の男女を対象に、声の仕事はもちろんのこと、舞台・映画など幅広く活躍できる自己発信力・プロデュース力のある人を募集。

　合格者は、2023年4月から地上波にて放送予定の新作アニメシリーズへの出演でのデビューが約束されている。さらに、声優事務所（オフィスPAC）へ所属が決定、無料レッスンが受けられるほか、番組や吹替作品への出演など、東北新社グループが総力を挙げてバックアップする。

　また、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」ハサウェイ・ノア役や「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」ジョルノ・ジョバァーナ役など、俳優・声優として第一線で活躍する小野賢章が、同オーディションの"見届け人”に就任。

　小野は応募者に対して、「自分をマイクの前にさらけだすのは、勇気が必要なことかもしれません。いい声・かわいい声じゃなくてもいい、とにかく自分をアピールできるこのチャンスを伸び伸びと思いっきり楽しんでほしいです」と述べ、「もちろん緊張もすると思いますが、そのまっすぐな感受性を武器に、自分が納得のいくものを、そして自分の今もっている力を存分に発揮してください。そんな、熱い気持ちをお持ちの皆さんとの出会いを楽しみにしています。頑張ってください！」と激励のコメントを寄せた。

　『第3回 キミコエ・オーディション』の応募締切は、2022年2月13日（日）23：59まで。