ファッション誌「ViVi」で専属モデルでマルチタレントの谷まりあが、今井大輔の人気漫画の初実写ドラマ化作品『クロエの流儀』にて、主人公・クロエ役を演じる。

　「週刊漫画ゴラク」で2014年より不定期連載されていた『クロエの流儀』。日本の高校に通うフランス人の少女・クロエは、金髪碧眼の可憐なビジュアルながら、時代劇が大好きで、日本文化を心から敬愛し、口調はまるで殿様という“サムライ女子高生”。そんな彼女が、日常の何気なくも引っ掛かる瞬間を遠慮無用で一刀両断していく、爽快かつ大切な教訓を含んだショートコミック。そんな異色作を、今回1話5分のショートドラマとして実写化した。

　本作の主人公、女子高生の「クロエ」を演じるのは、現在ファッション誌「ViVi」で専属モデルを務め、数々のバラエティ番組でも活躍するマルチタレントの谷まりあ。谷まりあは、本作が初の連続ドラマ主演作となる。谷は「この物語は、フランスから来たクロエの視点で日本の武士道精神をベースとした人生の教訓をたくさん教えてくれる話になっていると思います。クロエはもちろん全キャラクターの発する言葉や行動で、感謝や思いやりなど日常生活で大事なことを振り返る機会を何度もくれる作品だと思いました」と作品の見どころについて語る。

　そして「クロエが基本的に無表情で、どんなセリフの時も冷静なのですが、どのセリフも暖かく、心に刺さるセリフになっているので、好きな言葉を見つけてもらえたら嬉しいです。撮影が始まる直前までは緊張していましたが、共演者のみなさんもスタッフさんも気さくな方ばかりで、最後まで演技を楽しむことができました。撮影が短かったので、もっと皆さんと一緒に作品創りをしたいと思うほどでした。制服を久しぶりに着れて嬉しかったです！」撮影の充実ぶりを語った。

　主人公の「クロエ」に密かに恋心を抱く、冴えない男子高生「中村真司」役には、「男子高生ミスターコン2016」でグランプリを獲得し、日本テレビ系朝の情報番組「ZIP！」の「キテルネ！」コーナーリポーターも務めた、現在Z世代に絶大な支持を得る俳優・本田響矢、さらに総SNSフォロワー数145万人超えのネクストブレイク筆頭の新星・那須ほほみが坂下実役、「ウルトラマンZ」主人公ナツカワ ハルキ役を演じ人気上昇中の俳優・平野宏周が向井秋人役を演じる。

　「この、フトドキモノが」と車内のマナー違反や、見た目でしか判断できない同級生をクロエが一刀両断にする痛快なシーン、クロエが真司と恋に落ちる“ジリキュン”エピソードなど、原作でお馴染みのシーンはもちろん再現。さらにスマホで観る縦型ドラマならではの役者にフォーカスした没入感、役者ごとのリアクションを画面分割して挿入するテンポのいい演出も見どころだ。『クロエの流儀』は12月23日（木）18時より、配信開始。