人形のように完璧に作り上げられたビジュアルがSNSで話題を呼び「令和のバズ女王」の異名をとる高嶺ヒナ。彼女のファーストフォトブック『Lalka 〜偶像少女〜 HINA TAKANE PHOTOBOOK』（扶桑社）の書影及びアザーカットが公開された。

　完璧に作り上げられたビジュアルと、コスプレへのストイックな姿勢、発信するメッセージが若者から熱狂的支持を受ける高嶺ヒナ。大人気曲「うっせぇわ」（Ado）のMVに登場するキャラクターコスプレを発表した際には、瞬時に24万いいね！を記録。SNS総フォロワー数は19万を超え、ツイッターで月間最高4,000万インプレッションを記録する快進撃で、一部では「令和のバズ女王」とも呼ばれている。

　ファン待望のファーストフォトブック『Lalka 〜偶像少女〜 HINA TAKANE PHOTOBOOK』では、謎に包まれた生い立ちから、学生制服、白衣、ゴスロリ、ドール系、スクール水着といった、圧巻のコスプレを披露。さらにすっぴん姿・メイク術、体重、身長、スリーサイズ、さらには足・足首サイズを明記した体形データも初公開。“完全なる偶像美”高嶺ヒナの全てを知ることができる一冊となっている。

■『Lalka 〜偶像少女〜 HINA TAKANE PHOTOBOOK』冒頭文抜粋

＜“空っぽな有機物は、完璧な無機物に敵わない―― ”僕は常々そう思っている。こんなことを言うと反感を買いそうではあるが、考えても見てほしい。動かない、喋らない、どの角度から見ても完璧な造形美を持つドールと、容姿の美醜に関わらず、自分は何も行動すら起こさず、他人の悪口で盛り上がる人間が居たと仮定する。比較するのは変かもしれないが、幾ら容貌が美しくとも中身がマイナスポイントなのであれば、いっそのこと中身がなく、「美」に特化したドールのほうが素晴らしいモノのように感じてしまう。
“高嶺ヒナ”は僕の理想を体現した究極の創作物であり、加工も含めた完全無欠の偶像だ。人間は感情や嗜好によって美しさの尺度が変わりがちだけど、高嶺ヒナだけは絶対美として君臨し続ける「作品」なのだ。＞