『第54回ミス日本コンテスト2022』の開催告知＆ファイナリスト紹介記者発表会が都内で開催され、来年1月24日に行われる本選大会に臨むファイナリスト11名が勢ぞろいした。ファイナリストの一人、モデルで女優の成田愛純さん（なりた・あすみ／19歳）は「いろんな人に影響力のある女優になって、誰かに必要とされる存在になりたい」と目標を語った。

　170cmの長身とスレンダーなスタイルが目を引く成田さん。しかし「私は幼い頃、痩せた体がコンプレックスでした」と明かす。しかし「このコンプレックスを逆に活かそうと思い、芸能界に入り、セブンティーンの専属モデルに選ばれた時、初めて自分に自信が持てました」と言う。

　その後女優として『仮面ライダーゼロワン』に出演。「アンドロイドという難しい役を、朝早いときは午前3時から、遅いときは午後11時まで。約1年間じっくりと向き合い、一つのキャラクターを確立した時、達成感をおぼえて、その役の与える影響力の大きさに大変驚きました」と大きな経験値を得る。そのことがきっかけで「もっといろいろな色を作り出せるカメレオン俳優になりたい」と思うようになり、「ミス日本の活動を通し、どのように自分を表現していけるのか」挑戦しようと思ったのだという。

　ミス日本に参加して「最初は自信がないなって思っていたんですけど、ミス日本の勉強会を通して、いろんな人に褒めていただきました。アピアランスを勉強させていただいて自分はこういう人間なんだ、ということがだんだんと分かってきて、少し自信がついたかなと思います」と成長を実感。「これまで自分を出していくことは苦手なほう」だったが「発信していくこと」の大切さを学んだ。それには「今回参加している仲間の影響はあります。ミス日本に参加していなかったら絶対に会えていなかった方々なので、感動です」と、同じファイナリストたちの影響が大きかったことを明かした。

　芸能界で憧れているのは「事務所の先輩の井桁弘恵さん」。「いつも私に優しくしてくださり、たくさんお話を聞いてくださって、大好きな憧れの先輩です」と笑顔。ミス日本のファイナルに挑んだ先については「いろんな人に影響力のある女優になって、誰かに必要とされる存在になりたいと思います」と語った。

　今年のファイナリスト11名は、国際基督教大学3年の河野瑞夏さん（こうの・みずか／21歳）、国家公務員の守田栞さん（もりた・しおり／24歳）、大妻女子大学4年の属安紀奈さん（さっか・あきな／22歳）、経営者である山本紗也さん（やまもと・さや／26歳）、京都外国語大学フランス語学科3年の相馬あすかさん（そうま・あすか／21歳）、東京医科歯科大学3年の横山莉奈さん（よこやま・りな／21歳）、大妻女子大学3年の佐藤梨沙子さん（さとう・りさこ／21歳）、東京大学文科一類2年の奥田香綸さん（おくだ・かりん／20歳）、青山学院大学3年の土屋佳蓮さん（つちや・かれん／21歳）、養護教諭の横田陽菜乃さん（よこた・ひなの／22歳）、モデルで女優の成田愛純さん（なりた・あすみ／19歳）の11人に決定している。

　ファイナリストたちは、来年の1月23日に都内で前日審査（社交力審査）、翌24日に最終審査（振袖・ドレス・スポーツウェア審査、審査員質疑応答など）に臨み、24日のステージで結果発表が行われる。

■第54回ミス日本コンテスト2022ファイナリスト
１．河野瑞夏(21歳／東京／大学生）
２．守田栞（24歳／佐賀／国家公務員）
３．属安紀奈（22歳／山口／大学生）
４．山本紗也（26歳／新潟／経営者）
５．相馬あすか（21歳／栃木／大学生）
６．横山莉奈（21歳／兵庫／大学生）
７．佐藤梨沙子（21歳／東京／大学生）
８．奧田香綸（20歳／岐阜／大学生）
９．土屋佳蓮（21歳／東京／大学生）
10.横田陽菜乃（22歳／愛知／養護教諭）
11.成田愛純(19歳／神奈川／モデル・女優）