2013年にタイでスタートした世界最大規模の国際ミスコンテスト「ミス・グランド・インターナショナル」の2021年度の世界大会が、日本時間12月4日19時からタイ・バンコクのDC SHOWにて開催され、ベトナム代表のグエン・トゥック・トゥイ・ティエンさんがグランプリに決定した。

　「ミス・グランド・インターナショナル」は「Stop the War and Violence」をスローガンに、世界の平和の創造と戦争の防止を目的として2013年にタイでスタート。2021年度大会は、タイ・バンコクで開催。新型コロナウイルスの影響により、国際的なイベントの中止や延期が続く中、63の国と地域の代表が集い開催された。

　世界大会ファイナルでは水着やイブニング・ドレス、スピーチ審査を実施。優勝者のティエンさんは、スピーチで戦争・暴力の防止と団結の強化、世界の保護を呼びかけ、審査員からは英語能力やコミュニケーション能力が高く評価された。ミス・グランド・インターナショナルでベトナム代表がグランプリに輝くのは今回が初めて。

　なお2位エクアドル、3位ブラジル、4位プエルトリコ、5位南アフリカがそれぞれ入賞を果たし、特別賞として『ナショナルコスチューム賞』にマレーシア・ペルー・アンゴラ、『ベストインスイムスーツ賞』にプエルトリコ、『ベストインイブニングガウン賞』にタイ、『ミスポピュラー賞』にカンボジアがそれぞれ輝いた。ミス・グランド・ジャパン2021の水野ちいかさん（24歳・会社員）の大会に参加。最後まで日本代表として堂々としたパフォーマンスを披露した。

　なお日本代表演出大会、ミス・グランド・ジャパン2022出場者募集も開始された。