数多くの俳優を発掘している男性スターの登竜門的オーディション『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』。21日に同コンテストの最終選考会が都内で行われ、大阪府出身の大学4年生、22歳の大塚大雅（おおつか・たいが）さんが、最終選考会前行われた人気投票で読者人気1位となり、フォトジェニック賞に選ばれた。

　大塚さんが同コンテストに応募するのは、今回が3回目。"三度目の正直"で念願のファイナリスト入りを果たした。ファイナリストお披露目会見のとき、「将来は菅田将暉さんのように、歌手や役者として活躍できる人になりたい」と将来の夢について語っていた大塚さんは、1次審査【自由パフォーマンス】で、優里の『ドライフラワー』をギター弾き語りで披露。「今まで頑張ってきた最高のパフォーマンスを家族やファンの方にプレゼントします！」と宣言していた通り、軽やかなギターテクニックと優しく甘い歌声で会場を包み込む。

　ゲスト審査員の朝日奈央を相手にした第2次審査【告白パフォーマンス】では、『キレイな星空の下で片思いの友人に告白』というシチュエーションに挑戦。「久しぶり！級に呼び出してごめん。今日はどうしても奈央に観てほしいものがあって」とベンチへと誘い、「奈央、ほら見て！ ここは星がすごくキレイに見える場なんだけど、どう？」と優しく語りかける。

　そして、「奈央と来られて良かった。ここは俺が悩んだり、つらくなったりしたときにいつも元気をもらいに来る場所なんだ。だから次、ここに来るときには大切な人と雇用って決めていたんだよね」と伝え、「奈央。俺にとって一番大切なのは奈央だけ。ずっと前から奈央のことが好きでした。僕と付き合ってください」とストレートに想いを告白。それを受けた朝日は「星が見えました！」と目を輝かせた。

　そして迎えた結果発表。最終選考会前にファイナリストを対象に行われた「フォトジェニック決定戦」で、もっとも読者人気の高かったファイナリストに授与される『フォトジェニック賞』に選出された大塚さんには、JUNON編集部よりトロフィーと賞金10万円が贈れた。朝日は大塚さんに対し、「最初の（自由パフォーマンスの）歌もすごく透き通った声でとても印象的だったし、告白シーンもまっすぐでピュアな告白をされた印象で、素敵だった」と評価。フォトジェニック賞に選ばれた大塚さんは、「このような賞をいただけて、すごく嬉しいです」と笑顔で喜びを表現した。

　1988年にスタートした同コンテストは、これまでに武田真治、原田龍二、袴田吉彦、小池徹平、三浦翔平、菅田将暉などの数々のスターを発掘。近年では犬飼貴丈、飯島寛騎、井手上漠らの新たな人材を発掘し続けているメンズオーディションの草分け的存在。

　応募資格は、芸能事務所等に所属していない12〜22歳までの男子。応募総数16,622人から、エントリー選考によりBEST1000を選出。全国6都市での地方予選とリモート選考の第2次審査を経て通過したBEST150が、月刊誌『JUNON』と公式携帯サイト『プラチナ☆JUNON』、公式アプリ『CHEERZ for JUNON』、動画配信サービス『SHOWROOM』での人気投票結果の合計により、BEST150→BEST70→BEST35→BEST20→BEST10とサバイバル形式で候補者を選出。約半年にも及ぶ戦いを勝ち抜いた「BEST10」に加え、敗者復活者5名の計15名がファイナリストとして最終選考会に駒を進めた。

　なお、来年行われる『第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の募集がすでに開始されている。今年は、JUNON公式アプリ『JUNON TV』からのWEB応募からのエントリーを実施。応募締切は、2022年2月27日（日）まで。

【第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』最終選考会 結果】
■グランプリ：齋藤璃佑（さいとう・りゅう）●2004年6月16日生まれ／秋田県出身・秋田県在住／17歳・高校2年生／179cm／64kg／A型
■準グランプリ：西優行（にし・ゆあん）●2007年12月29日生まれ／千葉県出身・千葉県在住／13歳・中学2年生／177cm／56kg／O型
■フォトジェニック賞：大塚大雅（おおつか・たいが）●1999年11月8日生まれ／大阪府出身・大阪府在住／22歳・大学4年生／170cm／55kg／B型
■審査員特別賞：松谷太虹（まつや・だいじ）●2007年9月25日生まれ／東京都出身・東京都在住／14歳・中学2年生／167cm／45kg／O型
■明色美顔ボーイ賞：西原大湖（にしはら・おうみ）●2001年4月5日生まれ／大分県出身・東京都在住／20歳・フリーター／180cm／67kg／B型