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2021/09/22 12:01
摂食障害を乗り越え、ミス日本にチャレンジする21歳「ありのままの自分を愛することの大切さを伝えたい」
『第54回ミス日本コンテスト2022』の東日本地区大会が14日、東京・京王プラザホテルで行われ、自己PR、質疑応答、洋服審査、スポーツウェア審査など厳正な選考を経て、2022年1月24日に行われる予定の『ミス日本コンテスト』に出場する地区代表9名が決定した。ファイナリストの一人、国際基督教大学教養学部3年・河野瑞夏さんは過度なダイエットによる摂食障害を乗り越えてミス日本に挑戦。「たくさんの出会いを大切にしてファイナリストとして精進してまいります」と意気込みを語った。
河野瑞夏さんはダンスを特技とし、171cmの長身にショートカットが似合う快活なイメージの女性。しかし、ミス日本へのチャレンジにいたるまでに、大きな葛藤を乗り越えて来ていた。
「『全ての人が、ありのままの自分を愛する時代を作る』。これは2年前に自分から出された挑戦です。当時の私は人からの評価をとても気にしていました。体型を認められたい、その一心で過酷なダイエットをし、気が付けば摂食障害になっていました」。
河野さんは語る。「そこからの1年半、体型が変わり続ける恐怖と闘いながら、体重を14キロ増やし、自分とひたすら向き合い続け、気付いたことがあります。それはありのままの自分を愛することの大切さです。『すべての人は生まれながらにして美しい』。このメッセージを、私が挑戦する姿を通してたくさんの方に伝えたいと思っております」。
最後に本選への意気込みを聞くと「たくさんの出会いを大切にしてファイナリストとして精進してまいります」と笑顔で語ってくれた。
ファイナルへの出場が決定したのは、大妻女子大学4年の属安紀奈さん(さっか・あきな/22歳)、国家公務員の守田栞さん(もりた・しおり/24歳)、青山学院大学3年の土屋佳蓮さん(つちや・かれん/21歳)、復旦大学4年の飯島由佳さん(いいじま・ゆか/24歳)、大妻女子大学3年の佐藤梨沙子さん(さとう・りさこ/21)、経営者である山本紗也さん(やまもと・さや/25歳)、東京医科歯科大学3年の横山莉奈さん(よこやま・りな/21歳)、モデルで女優の成田愛純さん(なりた・あすみ/19歳)、そして国際基督教大学3年の河野瑞夏さん(こうの・みずか/21歳)の9人。
ファイナリストたちは来年1月24日に開催予定の『第54回ミス日本コンテスト2022』に向けて、今後開催される勉強会に出席し、内面・外見・行動の3つの美を磨いていく。