女子小学生に絶大な人気を誇る、発行部数ナンバーワン少女まんが誌『ちゃお』と、芸能プロダクション「アミューズ」そしてテレビ東京系列『おはスタ』のコラボにより、『ちゃお』誌面やYouTubeで活躍する「ちゃおガール」を選出する「ちゃおガール2021☆オーディション」が22日に開催された。約5000名の応募者の中から厳正な審査を経て、小学5年生・10歳の中江ほのさんが、グランプリとおはスタ賞のW受賞を果たした。ほのさんは「見ているみんなが笑顔でほのぼのするようなちゃおガールになりたい」と意気込みを語った。

　『ちゃお』主催のオンラインイベント「ちゃおフェスLIVEオンライン」内で番組の一つとして配信された「ちゃおガール2021☆オーディション。過去には映画やドラマ、CMなど幅広く活躍する仲里依紗や山田杏奈を輩出してきた。今年もグランプリ、準グランプリのほかに、テレビ東京系列「おはスタ」の協力のもと“おはスタ賞”を設置。受賞者は、おはスタへのレギュラー出演が決定する（テレビ東京系にて月曜から金曜朝7時5分から放送中）。今回『おはスタ』からは、番組レギュラーの木村昴（スバにぃ）もゲスト審査員として登場した。

　番組では審査の模様も配信。ほのさんは自己PRで特技の新体操を披露。片手での側転やY字バランス、開脚などしなやかな身のこなしでアクロバットを見せ、ダンス審査でも表現力豊かでストーリー性のある振り付けで魅了した。応募のきっかけについて「去年も応募したんですけど、ファイナルにも残れなくて悔しかったので、お母さんにお願いして応募させてもらいました」と明かし、「（『おはスタ』で）クック池崎（サンシャイン池崎）さんの“駄菓子クッ王”で一緒に料理を作ってみたい」と夢を語った。ゲスト審査員のスバにぃは「ファイナリストの中で一番ギャップを感じた。イエエエエエッて言ってる池崎さんの横で、アクロバットでくるくる回っているのが想像できるし、おもしろそう！金曜日レギュラーにほしい！」と絶賛した。

　リモートによってサプライズで受賞を知らされた瞬間、ほのさんは驚きの表情で「（ファイナリストの）10人に残れただけでも奇跡だと思っていたので、グランプリに選ばれるととは思っていませんでした。すごく嬉しいです」と喜ぶ。そして『ちゃお』読者の女子“ちゃおっ娘”に向けてメッセージを求められると「私は何回もチャレンジしてやっと夢が叶ったんですけど、それはちゃおをいっぱい読んで元気をもらったからなので、みんなおもちゃおを読んで、いろんなことにチャレンジしてください」と力強くコメント。スバにぃも「今求められてすぐに言えるコメントじゃない」と感嘆していた。

　グランプリのほのさんはイベント配信中のスタジオにも生で登場。ほのさんは「『ちゃお』やテレビでみていたちゃおガールの先輩と肩を並べることができるなんて夢みたいです」と感激。そして「見ているみんなが笑顔でほのぼのするようなちゃおガールになりたいです」と抱負を語った。サンシャイン池崎は、彼女は一緒に「駄菓子クッキング」に出演したいと望んでいることを聞くと「エエエエエッ、嬉しーッ」と絶叫。「絶対やるよ！！」とその場で共演を確約した。授賞式を終えた後は、そのまま『ちゃおガール』としての初めてのお仕事として、大プレゼント抽選会のお手伝いも行ったほのさん。配信を見ていた視聴者からは「おめでとう！」「かわいい」「リベンジ出来てよかったね」と、祝福と称賛のコメントが相次いだ。

　なお、準グランプリには「ゆいか」さん（小学4年生／10歳）と「りかな」さん（小学6年生／11歳）が選ばれた。

■「ちゃおガール2021☆オーディション」
グランプリ＆おはスタ賞
中江ほのさん（小学5年生／10歳）
趣味：絵を描く、ゴスペル、手芸
得意教科：図画工作
好きな言葉：ありがとう
大切にしているもの：ぬいぐるみ2つ