宮城県出身の乃木坂46 3期生・久保史緒里が宮城・仙台の様々な観光名所を訪れ、その魅力を紹介していく、創業74年目を迎える菓匠三全のWeb動画シリーズ『宮城・仙台旅しおり』の2年ぶりの新作が公開される。

　久保の『宮城・仙台旅しおり』も今年で5年目。これまで計30本の動画を公開し、累計再生回数も170万回を超える反響を得ている。久保自身もこの活動を通じ「より宮城県のことが大好きになり、もっと地元に貢献できる人間になりたいと思うきっかけになりました。」と語っている。

　8月下旬公開予定の「仙台城ふたたび篇」は、2年ぶりの宮城での撮影ということもあり、原点回帰の意も込めて、2017年、当時16歳の久保が「宮城・仙台旅しおり」で最初に訪れた仙台城を再訪。ロケ当日はあいにくの梅雨空だったが、雨滴を受けながらも雄々しくそびえ立つ伊達政宗公騎馬像、霞の下に広がる仙台市街の風景など、雨は風情をより引き立たせる。また、当時の風景や建造物を再現したVRの体験は、仙台城の新たな一面を感じさせる。

　9月中旬公開予定「ブルーインパルス篇」では、東松島市にある「航空自衛隊松島基地」を訪問。ここには、医療従事者に感謝を示す飛行や、オリンピック開会式当日の展示飛行で、人々を勇気づけ感動を与えてくれたブルーインパルスが所属。上空に飛行音も時折聞こえる中、ブルーインパルスの格納庫を訪れ、久保と同世代で活躍する女性救命装備員にお話を聞く。さらに、特別に自衛隊の隊服まで着させてもらい、ブルーインパルスのコックピットにまで座らせてもらっている。久保は数日後に東京の新国立競技場上空に五輪を描き飛行するブルーインパルスの姿に思いを馳せていた。

　10月中旬公開予定「東松島野蒜篇」では松島基地から少し移動し「野蒜駅」へ。野蒜は宮城県でも有数の景勝地だが、東日本大震災の影響を大きく受けた場所でもある。震災遺構として残る旧野蒜駅プラットホーム（現在は「東松島市震災復興伝承館」）では、震災当時の様子や復興への思いをより一層深く知ることに。その後、津波の被災跡地を整備し水稲・小麦・大豆など農業によって土地の再生を目指している「アグリードなるせ」を訪問。社長の話を聞き、さらに久保の好きな「仙台きなこ」の原料でもある大豆の豆まきも体験した。

　現在、特設Webサイトでは本篇に先がけてダイジェスト版ムービーを公開中。また、「宮城・仙台旅しおり」のFacebookページでは、映像で表現しきれなかった様々な見どころやエピソードを紹介中。