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2021/08/13 11:24

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葵わかな・加藤和樹・水田航生らが出演、佐々木蔵之介主演の舞台「冬のライオン」全キャスト決定

舞台『冬のライオン』キャスト(上段左から)佐々木蔵之介、高畑淳子(下段左から)葵わかな、加藤和樹、水田航生、永島敬三、浅利陽介
舞台『冬のライオン』キャスト(上段左から)佐々木蔵之介、高畑淳子(下段左から)葵わかな、加藤和樹、水田航生、永島敬三、浅利陽介

 2022年2〜3月に東京芸術劇場 プレイハウスにて上演が決定している、佐々木蔵之介主演、森新太郎演出の舞台『冬のライオン』の全キャストが発表された。

 本作は、1966年ブロードウェイでの初演以降、1999年にはリバイバル上演、1968年にはイギリスで映画化され、2003年にはアメリカでテレビドラマ版が制作された。日本でも1981年に「演劇集団 円」にて山崎努(崎は立つさきが正式表記)、岸田今日子、渡辺謙らで、2010年には平幹二朗、麻実れい等によって上演されてきた演劇作品。
 
 今回演出を手がけるのは、抜群の存在感を表し、その演出を信奉する俳優たちが数多いことでも知られている気鋭の演出家、森新太郎。演劇集団円に所属し、橋爪功主演作などを演出。手掛ける作品は、マクドナーなど現代翻訳戯曲から、シェイクスピア・イプセンなどの西洋古典、日本の近・現代古典、またミュージカルまで幅広く、緻密で緊迫感あふれる演出が高い評価を得ている。「冬のライオン」は、森自身がコロナ禍の中で、今上演したい作品として自ら選んだ作品だという。 

 キャストには、主演を務めるヘンリー二世役の佐々木蔵之介のほか、ヘンリーの愛妾でフランス王女・アレー役に、可憐でありながら芯のある存在感でドラマ・映画を中心に舞台にも出演している葵わかな、ヘンリーの長男・リチャード役に、端麗で凛とした佇まいで舞台や音楽活動でファンの心をつかんでいる加藤和樹、アレーの兄でフランス王のフィリップ役に、長身を生かしたダイナミックな表現で舞台を中心に活躍する水田航生、ヘンリーの次男・ジェフリー役に、劇団「柿喰う客」に所属し飄々とした佇まいで魅了する永島敬三。そして、ヘンリーの末っ子・ジョン役には明るい存在感で硬軟自在に演じ分ける確かな演技力でひっぱりだこの浅利陽介ら、バラエティー豊かな面々が集結。さらに、ヘンリー二世の妻・エレノア役は日本を代表する演技派女優の一人、高畑淳子が務める。

【公演概要】
舞台『冬のライオン』
2022年2月26日(土)〜3月15日(火)予定/東京芸術劇場 プレイハウス

作:ジェイムス・ゴールドマン
翻訳:小田島雄志
演出:森 新太郎

出演:佐々木蔵之介/葵わかな 加藤和樹 水田航生 永島敬三 浅利陽介/高畑淳子

<STORY>
イングランドの初代国王ヘンリー二世は、数重なる戦果で領土を広げてきた。広大な領地アキテーヌを持つ年上の妻・エレノアは、何度も反旗を翻したため、幽閉されている。人質として育てられてきた先代フランス王の娘アレーは、今や美しく成人し、ヘンリーの愛妾となっている。そしてアレーの兄である現フランス王フィリップがついに迫る。『領土を返還するか、アレーをヘンリーの後継者と結婚させるか、選ぶ年限が来た』と。いよいよ相続のけりをつけねばならない。
1183年のクリスマス、一同はシノン城に集まる。リチャードに王位を譲ってアレーとも結婚させるようにというエレノアの嘆願。ヘンリーはかわいい三男のジョンに引き継がせたいと思っているが、エレノアの言い分を受け入れ、今すぐアレーとリチャードの結婚式を挙げることになってしまう。次男のジェフリーは、ジョンを抱き込んで、父親を倒すためにフィリップの協力を得ようと、ひそかに部屋を訪ねる。すると、母エレノアから送られたリチャードもフィリップの部屋へやってくる。ジェフリーとジョンが隠れているとも知らず、リチャードはうっかり口を滑らせたことで、兄弟たちを驚かせる。
そこへさらに、ヘンリー本人が、フィリップに取引を持ち掛けようと企んで現れる。息子たちの不実さ、強欲さを思い知らされたヘンリーは、全く違う方向へと舵を切ることを決断。果たして、親子の、夫婦の、妻と愛妾の、イングランド王とフランス王の対決の決着はいかに…。

関連写真

  • 舞台『冬のライオン』キャスト(上段左から)佐々木蔵之介、高畑淳子(下段左から)葵わかな、加藤和樹、水田航生、永島敬三、浅利陽介

  • 舞台『冬のライオン』仮チラシビジュアル

  

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