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2021/08/02 20:01

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昭和歌謡好きの女子高生・奥野みゆ「コミカルからミステリアスまで演じられる女優になりたい」

奥野みゆ(アデッソ所属)
奥野みゆ(アデッソ所属)

 スターダストプロモーションやLDHといった大規模オーディションが開催され、NiziUに続く”世界基準のボーイズグループ”を発掘する企画が指導するなど、オーディションシーンが活性化している今夏。オーディション情報サイト『デビュー』は、新人開発に積極的な芸能プロダクションが送り出す、次世代のイチ押し新人をクローズアップ。高校生ながら昭和の歌謡曲やバラエティノリが好きで、ミーハーでありつつマニアックな独特な感性を持つアデッソ所属の奥野みゆにインタビュー。デビューのきっかけや、最近のハマりものなど様々な話を聞いた。

■奥野みゆインタビュー(アデッソ所属)

――デビュー会員の「スカウト機能」(機能をオンにしている登録者を厳選された芸能プロダクションがスカウトする機能)をきっかけに、現在の事務所に所属したんですね。

「友人の勧めでデビューに登録してオーディションをいろいろと受けていたんですが、スカウト機能でアデッソのマネージャーさんにお声がけいただいて。これはチャンスだ!って思ってすぐに返信しました」

――面接に進んだ時は、どんなことをアピールしようしていましたか。

「たくさんオーディションを受けていたので、自分の良かった所、ダメだった所をメモ帳に書いていたんです。私、普通の高校生よりはキャラは濃いと思うんです(笑)。それで引かれちゃったらダメなんですけど、自分では強みだと思っているので。私はありのままの自分でいかないと私はダメだと思って、そのキャラ全開で行ったら受け入れてもらえました。自分を偽っていても、心に引っかかる部分が残ると思うので、そのままで面接に行きました」

――面接で記憶に残ってることは?

「面接を担当したスタッフさんと話が弾んじゃって。高校の話とかの世間話から、野球の話まで盛り上がって。1時間ぐらいずっと楽しくお話ししてましたね。終わった後、これ、行けるかもしれない!って。事務所の雰囲気が自分に合ってるって自信満々でした。私直観が優れているので、今までにないぐらいアットホームであったかい事務所だと感じました。あと、事務所のある参宮橋は以前舞台の稽古でオリンピックセンターに通っていたので、馴染みのある場所で、本当に懐かしくて、これはご縁だなって思いました!」

――以前デビューの企画に参加していただいた時も、研ナオコさんのモノマネとか、18歳とは思えない昭和なノリがあって。

「学校でもとにかく目立ちたくて(笑)。みんなと違っていること、変わっていることが強みだと思うほうなんです。趣味的な部分ではみんなと合わない部分もあるんですけど…この性格なので、受け入れてもらえて。“変わってるよね?”で終わるので」

――そもそも芸能の世界に足を踏み入れたきっかけは?

「クラシックバレエを7年やっていて、ステージに立つことが楽しかったんですが、バレリーナとしてやっていくにはまだまだスキルも足りないし、舞台が好きだなぐらいで終わってたんです。そのころに事務所にスカウトされて、劇団で舞台を経験させていただいたんです。ほかの子が演技をしているとき、“私ならこうするのに”、って思うことを出してみると、演出家さんが褒めて下さるので、お芝居を試すことが楽しくて、それから女優への想いが強くなりました。劇団よりもっと広い世界で活動したいと思いました」

――履歴書にもいろいろと要素が多くて。好奇心が旺盛なんですかね。

「熱しやすく冷めやすいです。ちょうど今、プロ野球の日ハムにハマってます。地元は埼玉でライオンズなんですけど。ライオンズは馴染があり過ぎて、地元にハマりたくないという謎の頑固さが出てしまって(笑)。日ハムに気になる選手がいるんですよ。日ハムの選手は顔面偏差値が高くて、お顔の整っている方が多いので…。スター選手じゃなくて二軍の選手を押してます。でもこれが記事になって出るころには違っているかもしれないです(笑)」

――でも鞄にファイターズのグッズをぶら下げているのがガチですね。

「電車で座ってると、隣のサラリーマンの方がのぞいてくるんですよ。この間横に座った方がスマホで日ハムの選手を調べ始めて、背番号を確認していて。“あ、この選手か”みたいな顔していて(笑)。友人にも“今これが好きなんだよ”ってことを証明したいんですよね」

――面接では中森明菜さんの「少女A」を歌ったり、昭和歌謡も好きだとか。

「歌謡曲もホントに大好きで! 歌詞が良いじゃないですか。分かりやすくて胸に突き刺さるんですよ。通学でもお風呂でも家でも常に聴いてます。事務所で宣材撮影したときに風が吹いて“聖子ちゃんカットになってません?”って言ったら、“この年代の子からそんなワードが出てくる?”って意外に思われたようで」

――女優志望だと思いますけど、バラエティ力もありそうですね。

「家族でバラエティ番組を見て笑ってる時間が多くて。バラエティ力にも長けていると思うので、いつか活かしたいと思っています。女優では石原さとみさんに憧れていて。コミカルな役から、ミステリアスな役まで演じられる実力が凄いと思って尊敬しています」

――所属のきっかけを掴んで、これからどんなお仕事をしたいですか?

「なかでもやりたいのは始球式ですね(笑)。あと舞台で日本舞踊や殺陣の所作を学んだので、大河ドラマとか時代物に出て活かしたいなって思います。年末によく放送されている忠臣蔵が大好きで、戦国時代、大正ロマンなどの作品も舞台で演じた事があるので歴史モノには興味があります!」

――これから応募してくる人に向けてエールを

「自分も何回もオーディションを受けて、やっぱりダメなのかなって病んだりしたことも結構あったんですけど、自分を信じること、くじけてもあきらめちゃいけないっていうことが本当に大事だなって思います。ありきたりな言葉かもしれないですけど」

●プロフィール
奥野みゆ(おくの・みゆ)
2003年12月2日生まれ、埼玉県出身
特技:クラシックバレエ、日本舞踊、殺陣
趣味:映画鑑賞、
舞台:劇団Brownie公演「大正浪漫に踊る」(2018)
アリスインプロジェクト公演「降臨HEARTS&SOUL」(2019)
TV:「ジャンクSPORTS あの人に感謝3時間SP」(CX)再現ドラマ・有森裕子役

■担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント
『デビュー』のスカウト機能で掲載写真、自己PRを見た時に写真では大人しい印象を受けたのですが、素材の良さを感じたので一度話がしたいと思い面接に来てもらいました。
面接に来てもらった時に、髪の長さが掲載写真よりかなり短くなっていたので正直驚きましたが、それ以上に“表情”“目”“明るさ”が印象的で良い意味で期待を裏切られた感じでした。
また、過去に芸能活動をしていた事もあり面談時に雑談なども自然に出来てコミュニケーション能力の高さも感じたので即戦力として採用をいたしました。
明るさ、表情、雰囲気などまだ若さを感じる所もありますが、女優業を中心に、タレントやモデルなど持ち前の好奇心を活用し、幅広くマルチな活動を経験させて多方面で長い期間活動出来るようにバックアップ出来たらと期待しています。

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