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2021/08/02 20:01
伝説的ギャル雑誌「egg」人気モデルによるHIPHOPユニット「半熟卵っち」、LAのラッパー・シンガー「ドージャ・キャット」の大ヒット曲を日本語カバー
日本のギャルカルチャーをけん引する伝説的ギャル雑誌「egg」の人気モデルによるHIPHOPユニット=半熟卵っちが、ドージャ・キャットのヒット曲「キス・ミー・モア feat. シザ」を日本語カバーしたミュージック・ビデオが解禁となった。
数々のギャル文化を発信し続けた雑誌「egg」。2014年に惜しまれながらも休刊したが、2018年にYouTubeやSNSを中心としたWEB版eggとして復活。翌年からは年間2回刊行で雑誌も復刊を果たしている。同誌が仕掛ける次世代HIPHOPユニット「半熟卵っち」は、egg専属モデルの中でもラップに定評のあるmaami、momoa、YU-chami、そして新メンバーにeripi、riseri、airiを加えた6名によるガールズグループだ。
一方のドージャ・キャットは、6月25日にニューアルバム『プラネット・ハー』をリリースし、わずか2日後には新曲4曲を含む計5曲を追加したデラックス・ヴァージョンもサプライズで配信開始。リリース当日には、ザ・ウィークエンドとのコラボ曲「ユー・ライト」のミュージック・ビデオを公開。その後もアルバムに収録されている2曲のパフォーマンス映像を公開するなど、ライブやツアーを行えない中で精力的にコンテンツを公開し、世界中で大きな反響を集めている。
過去に来日経験もあり、SNSなどではプライベートでも日本のアニメや、原宿カルチャーへの関心を表していたドージャ・キャット。なかでも原宿のギャルカルチャーからの影響は大きく、インタビューなどで、メイク方法は渋谷や原宿のギャルからインスパイアされていることも明かしていた。
egg7月号のWEB表紙にドージャ・キャット抜擢されたことから両者のコラボレーションはスタート。その反響を受けて、egg8月号ではW表紙で再度タッグを組むことも発表されている。今回の日本語カバーはmomoa、YU-chami、新メンバーeripiの3名が参加し、プロデューサーに注目の女性シンガーソングライター/ラッパーのASOBOiSMを迎えて制作が進められ、彼女が日本語詞とラップディレクションを担当。楽曲が持つ魅力を日本語カバーという形で新たに表現したものとなる。
ASOBOiSMは、今回の日本語カバーについて「Doja Catが日本のギャルカルチャーが好きと聞いてたので、作詞のお話をいただいたときは、とても光栄で、嬉しかったです!半熟卵っちさんとのレコーディングも学校の放課後みたいに楽しくて、改めてギャルパワー最高だなと思いました!とてもかわいくてギャルいKiss Me Moreに仕上がったと思うので、ぜひ本人にも、沢山の方にも楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメント。ギャルの恋愛観を原曲が持つセクシーなイメージと照らし合わせて赤裸々に歌った歌詞も共感を呼びそうだ。
ミュージックビデオは、映像作家として数々のビデオを手がけるのみならず、自らもビートメイカー、アーティストとして活躍するISSEI氏によるもの。カラフルでいてかつ妖艶にラップを披露する彼女たちの姿から、新世代のギャルカルチャーを感じられる作品となっている。
2ヵ月連続の表紙起用という相思相愛のコラボレーションに、新たに日本語カバーが加わり、日本のギャルと米国のラッパー・シンガーの親和性の高さに改めて驚かされる。紙面では、eggモデルがドージャ・キャットのファッションやメイクにトライする企画なども展開。まだまだ両者のコラボは続いて行きそうだ。