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2021/07/28 12:19
『仮面ライダーリバイス』W主演の木村昴、相棒・前田拳太郎とは「ベストパートナーです!」とバディ感をアピール
「令和仮面ライダー」第3弾となる『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系、9月5日スタート)の制作発表会見が27日、オンラインで開催され、主人公・五十嵐一輝/仮面ライダーリバイを演じる新鋭・前田拳太郎と相棒の悪魔・バイス/仮面ライダーバイスの声を演じる声優・木村昴をはじめ、メインキャストが出席した。
"仮面ライダーシリーズ生誕50周年"というメモリアルイヤーに誕生する同作は、テレビ放送に先がけて単独映画(『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記と同時上映)が公開されるという前代未聞のデビューを果たしている。
コンセプトは、"悪魔と契約する仮面ライダー"。主人公・五十嵐一輝は大切な家族をデッドマンズとよばれる悪魔崇拝組織から守るために、自身に宿る"悪魔バイス"と契約し"戦う力"を獲得する。ヒーローと悪魔、まったく正反対の2人がバディを組むという、かつてない仮面ライダーだけに変身 シーンも「変身!」というかけ声と同時に、一輝が"仮面ライダーリバイ"、悪魔・バイスが"仮面ライダーバイス"と姿を変える。
この日の会見には、W主演の前田と木村のほか、日向亘(五十嵐大二役)、井本彩花(五十嵐さくら役)、科学者役の濱尾ノリタカ(ジョージ・狩崎役)、映美くらら(五十嵐幸実役)、戸次重幸(五十嵐元太役)という 個性豊かなキャストたちが出席。
冒頭、本編の舞台である銭湯"しあわせ湯"に木村昴やジョージ・狩崎が客としてやって来る、というオリジナルミニドラマが繰り広げられたほか、仮面ライダーバイスが会見中、気まぐれに会場内を歩きまわるという驚きの演出もあり、スタートへの期待を大いに盛り上げた。
主演の前田は、本作が連続ドラマ初出演で、制作発表に出席するのも生配信に登場するのも今回が初体験だったため最初は緊張気味だったが、相棒の"声"を務める木村をはじめとするキャストたちと和気あいあいと会話を交わすうち、徐々に自然な笑顔に。
そんなまっすぐさが役柄の一輝と重なる前田は「プレッシャーや不安を感じていたのですが、出演決定3日後には顔合わせがあり、そのままどんどん撮影が進んでいったので、ついて行くのに必死でした」と、オーディション合格から怒涛のような日々を過ごしていることを告白。「相棒のバイスとのコンビネーションや掛け合いも見どころだと思います。ぜひ楽しみにしていてください」と、力強く意気込みも語った。
木村は「最初にお話をいただいたときは"主演"とうかがったので、声優なのに、どういうこと?とびっくりしました(笑)」とオファーが来たときの驚きを明かしつつ、「何事にも果敢に挑戦している前田くんの姿に胸を打たれ、声優という仕事をゼロから見つめ直すきっかけをもらった気がします。僕ら、ベストパートナーです!」と、前田との"バディ感"を強調。
前田演じる一輝の弟・大二を演じる日向は「結論から言いますと…変身します! お兄ちゃんと一緒に戦う日がくるのかな」と、ライダーへの変身を予告。謎めいた科学者、ジョージ・狩崎を演じる濱尾は、自身はもちろん父親がライダーシリーズの大ファンであることを明かし、「出演が決まったときは父が泣いていて…。初めて親孝行ができたかもしれないなと思って、すごくうれしかったです!」とライダーシリーズへの想いと出演への喜びを語った。さらに、父親役の戸次も「みなさん、僕の"変身"はないんじゃないかなと思っているでしょうが、『仮面ライダー』は1年ありますから、どんなことが起こるかわかりません! 私は期待しております!」とヒーローへの変身を志願するなど、男性キャスト陣からは"仮面ライダー愛"や"変身"への想いがそれぞれ語られた。
一方、女性陣は作品のテーマのひとつである"家族"について触れ、妹・さくら役の井本は「(現場は)本当に雰囲気がよくて安心して演技ができます。本当の家族みたいです」とキャスト間の雰囲気を打ち明けたほか、3兄妹の両親を演じる映美も「1年の間に自然に"母ちゃん"と呼んでもらえるよう、親子になっていきたい!」と声を弾ませた。
そして会見途中には、司会の宮島咲良アナウンサーが敵の組織に連れ去られるという演出が盛り込まれ、映像が切り替わると敵のデッドマンズ基地からも中継が行われることに。ここで登場したのは 、デッドマンズの3幹部を演じる浅倉唯(アギレラ役)、関隼汰(オルテカ役)、八条院蔵人(フリオ役)の3人。本作に対して3人は、「アギレラは冷酷ですが、お茶目な一面もある表情豊かなキャラクターですので、ぜひ注目していただけたら」(浅倉)、「一輝たちの前にどのように立ちはだかるのか、楽しみに見ていただけるとうれしいです」(関)、「フリオは本能的に体が動いてしまうところがあり、自分と似ているところがあるなと思う魅力的なキャラクターです」(八条院)と、それぞれ悪役側からのみどころをアピール。
さらに、会見の最後には毎年恒例となっている"変身ポーズ"の生パフォーマンスも。前田は「"シリーズ生誕50周年"にちなんだ、こだわりのあるポーズ です」と、変身ポーズを堂々披露し、「スタッフ、キャストのみなさんと力を合わせて、『仮面ライダーリバイス』を最高にカッコイイライダーにしたいと思います。ぜひ楽しみに待っていてください!」 と宣言し、決意を新にした。