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2021/07/18 17:01
つんく♂が立ち上げた「TOKYO青春映画祭」 グランプリ『けしかすの花』ほか各賞発表
エンタメプロデューサーつんく♂が立ち上げた、「青春」をテーマにした映画祭「TOKYO青春映画祭」が17日、渋谷ユーロライブで開催。ノミネート作品の上映、作品賞グランプリをはじめとする各賞の発表が行われた。
つんく♂が総監修を務め、「中2に見えるヒロイン募集」からスタート、「中2」をテーマに青春映画を製作する「中2映画プロジェクト2022」から発展した「TOKYO青春映画祭」。テーマは「甘酸っぱい」「ほろ苦い」「思春期の笑顔・涙・汗」、時には「熱血」時には「社会問題」「友情問題」「家族関係」など、「青春」とカテゴライズできる映画なら誰でも参加できる、世界でもレアな映画祭となっている。
当日会場で作品を見届けたゲスト審査員、吉田豪、劔樹人、青山倫子、金子修介をはじめ、各業界関係者20名の厳正な審査により、各賞が作品部門、個人部門の各賞が発表となった。グランプリに輝いたのは『けしかすの花』(監督・小池匠)。小学4年生の小さな世界を舞台に、台詞を極力排し、小学生たちのナチュラルでリアルな表情の演技が印象を残す作品となっている。
つんくは♂「思春期を迎える直前の青春が目いっぱい詰まっていて、第1回の青春映画祭のグランプリがこの作品で本当に良かったと思います。グランプリおめでとうございます」とメッセージを送った。
■作品部門
●グランプリ:『けしかすの花』(監督・小池匠)
●準グランプリ:『雨のまにまに』(監督・金澤勇貴)
●審査員特別賞:『SMILE』(監督・空下慎)
●最優秀青春賞(観客投票による):『SMILE』(監督・空下慎)
■個人部門
●最優秀シナリオ賞:笠原ちゃこ監督(『ブスの法則』)
●最優秀監督賞:内田英介監督(『雨でも晴れる』)
●最優秀男優賞:陣慶昭(『消しかすの花』)
●最優秀女優賞:光石桔梗(『雨でも晴れる』)・園田あいか(『SMILE』)
●最優秀助演賞:佐々木このみ(『ブスの法則』)・峰平朔良(『アカリとマキコ』)
●アイドル賞:園田あいか(『SMILE』)・桜田ミレイ(『従姉妹協奏曲〜いとこコンチェルト〜』)