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2021/05/07 19:01
菊地成孔に師事した期待のジャズシンガー・加藤咲希、デビューアルバム「Anything Blue」を全国発売
ジャズシンガー・加藤咲希が、5月19日にデビューアルバム「Anything Blue」を全国発売。アルバムにはゲストに菊地成孔、プロデューサーにトオイダイスケらが参加する。
加藤は東京と横浜を拠点に活動するジャズシンガー。本作は彼女の初のジャズアルバム。「JAZZ JAPAN」誌4月号では、先行でアルバムレビューが掲載され高評価を受けている。6曲目収録の「Anything Blue」はゲストに菊地成孔、プロデュースは「けもの」のアレンジも行うトオイダイスケが参加。
また、ピチカート・ファイヴ、小西康陽の「Magic Carpet Ride」などのカバー曲も収録される。加藤咲希がジャズシンガーとして活動を始めたのは10年前。満を持して発表する今回のアルバムの制作費はセルフクラウドファウンディングによって集められた。本作は全国のCDショップやオンラインでの予約ができ、SpotifyやAppleの配信サービスでも事前予約がスタートしている。
■菊地成孔コメント
リッキー・リーともグレッチェンとも、ノラ・ジョーンズともベッカ・スティーブンスとも違う、癒しや溜息ではない新時代の女性ジャズヴォーカリストが誕生。チャイルディッシュ・ヴォイスによる名曲群があなたのハートをちょっとだけ挑発し、大きく動揺させる。
■加藤咲希
月刊誌『JAZZ JAPAN』の、2010 年代に頭角を現した新鋭アーティストに選出。音楽理論を菊地成孔に師事。留学先のストックホルムで北欧のジャズに触れ、スカンジナビアのジャズボーカルの影響を受ける。Lisa Ekdahl や Blossom Dearieを彷彿させる独特のスウィートヴォイスと、Hip Hop経由のフロウとグルーヴでアーバンブルーズを歌うジャズシンガー。シンガーソングライター名義のLilla Flickaとしては、トオイダイスケのプロデュースのフルオリジナル・アルバム「Flower Arrangement」を2018年セルフリリース。表題曲「花は必ず剪つて瓶裏に眺むべきもの」は菊地成孔もカバーしている。YouTubeチャンネルでは、ほぼ毎日Vlogを投稿。早稲田大学第二文学部表現・芸術系専修卒業。