ニュース
2021/04/15 12:02
伊藤沙莉が”超絶テクニック”でタンバリンを叩く、吉田大八監督の無茶ぶりに応えた『スタジオマリオ』新TVCM
女優の伊藤沙莉が、全国350店舗を展開するこども写真館「スタジオマリオ」の新TVCMイメージキャラクターに起用され、映画『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞し、CMディレクターとしても国内外の広告賞を受賞している吉田大八氏が監督をつとめたTVCM『マリオで笑おう篇』が完成。4月17日より全国で放映がスタートする。
本CMで伊藤が演じるのは、スタジオマリオの店長。ある時はパペット人形を使い、またある時はタンバリン演奏と、手を変え品を変えスタジオにやってきた子供たちを笑わせようと奮闘。友人や彼氏からのやや心無い一言にもめげず、一心不乱にタンバリンを演奏する姿に、思わず「伊藤店長頑張れ!」と応援したくなるようなTVCM となっている。
「基本的に子供が好きなので、考えて演じるというより、子供たちと遊んでいるような感覚で演じました」と子供好きを告白する伊藤は、ドラマ『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』でデビューし17 年のキャリアを持ち、数々の舞台やドラマ、映画に出演し続けている演技派女優。
そんな今注目の女優が本CMで挑んだのは、吉田監督が「タンバリンのシーンは、店長の熱心さを表現するために、絵コンテに"超絶テクニックで叩く!"と書きました」と語る、壮絶なタンバリンの演奏。このタンバリンのシーンを指導したのは、世界各地での公演や、テレビ・映画などでも圧巻のパフォーマンスを披露しているタンバリン奏者・ゴンゾー氏。
世界レベルの演奏は伊藤にとっても大変だったようで、「リズムに合わせて動きが速くなると、自分がどんな動きをしているかが分からなくなってしまって…」とその難しさを明かした。しかしそこはやはり女優。「演奏の技術に囚われ過ぎていました。『ほら楽しいでしょう!』というようなもっと子供を誘うような表情を付け足したかったです」とさらなる高みを目指す意欲をみせつつ、「やるべき事は全てやりました!ちょっと成長した私を見てほしいです」とタンバリンシーンへの自信を垣間見せた。
吉田監督も「各シチュエーションで、伊藤さんのそれぞれ違った魅力的な表情を見ることができます!」と太鼓判を押す。しかし伊藤さんはこのCMで子供を笑顔にする大変さを痛感したらしく、「子供の頃の写真を見返すと、どんなに綺麗なティアラや、ドレスを着せてもらっても、全部仏頂面なんです…。だから、当時のスタッフの方は本当に大変だったんだろうなと思いました。店長の役を演じた今だからこそ、ゴメンナサイという気持ちでいっぱいです!」と、少し恥ずかしくも微笑ましい幼少期の写真撮影の思い出と共に語った。
【CM概要】
タイトル:こども写真館「スタジオマリオ」TVCM“マリオで笑おう篇”
出演:伊藤沙莉
放送開始日:2021年4月17 日(土)
放送地域:全国