「ミスユニバースジャパン」「ミスグランドジャパン」「ミスユニバーシティ」など複数の世界的ミスコンテストの合同地方代表選考会「ベストオブミス」の東京代表を決める「2021ベスト・オブ・ミス東京大会」が22日、大手町三井ホールで開催された。「ミスグランドジャパン2021」東京代表に選ばれた、東京都出身の21歳・西森由美子さんは、特別審査員を務めた道端アンジェリカが選ぶ「Bestアンジェリカ賞」とのダブル受賞となった。

　質疑応答審査で「会社を興すとしてどんな会社をやってみたいか」という質問について、西森さんは「現在、うつ病やメンタルヘルスの理解を広げていきたいと考えています。そのためのボランティア団体の立ち上げを行っています。私の友人はうつ病やHSDを持っていることでとても苦しい時期を過ごしました。そして私自身も精神的に苦しいときもありました。でもそれを乗り越え、現在は明るく生きています。そのような人たちを助けるためにボランティアの会社を立ち上げたい。より多くの人を助けるために、私はさらに進んで行きます」と宣言した。

　受賞後のインタビューで「まだ少し実感が無く、信じられない気持ちではありますが、代表として選出していただいたので、日本一を目指して頑張りたいと思います」とあいさつした西森さん。アンジェリカ賞受賞については「すごくびっくりして嬉しかったです。アンジェリカさんは私にとって雲の上の存在のような方なので、そのような方に選んでいただいて光栄に思います」と語った。