「今、日本で一番制服が似合う男女」を発掘するコンテスト『第8回全国制服アワード』授賞式が7日、都内で行われ、女子グランプリに竹内詩乃（たけうち・しの／18歳）さん、男子グランプリに酒寄楓太（さかより・ふうた／16歳）さんが輝いた。

　女子グランプリの竹内さんは千葉県出身の高校3年生。バンド・藍坊主の「群青」やベリーグッドマン「ライオン」「ドリームキャッチャー」のミュージックビデオなどに出演するなど、女優、モデルとして活動。中学2年時から日本制服アワードに挑戦を続け、5度目の挑戦で念願のグランプリにたどり着いた。

　男子グランプリの酒寄さんは東京都出身の高校1年生。昨年配信された恋愛リアリティーショー・『今日、好きになりました。』の夏空編、金木犀編（ABEMA）で話題となった。過去に17人から告白された（今日の会見で2名追加され19人に）“最強モテ男子”としてSNS上で注目の存在だ。

　竹内さんは「緊張しすぎて震えています。（高3の）ラストチャンスでやっと取れたグランプリなので、本当にうれしいです」と実感を込める。母が雑誌で見つけてくれたことがオーディション応募のきっかけだが「その時は落ちてしまって、それが悔しくて…。グランプリを取るまで受け続けたいと思って受けてきました。やっと取ることができました。（母は）“おめでとう。やっと取れたね”って言ってくれました」と喜びを語った。

　酒寄さんは「グランプリ形式のオーディションを受けるのは初めてで緊張しています」と落ち着かない様子。そして「僕の高校は私服登校で制服がなくて。中学校で、制服を着る機会がなくなってしまったんですけど、制服アワードを受けたらいろいろな制服を着られるかなと思って」と応募の動機を語った。

　今回のタイトル獲得で今後の活躍が期待される二人。竹内さんが目指すのは朝ドラにも出られるような女優。そして「制服を着て、漫画の実写化のヒロインとかも挑戦してみたい。将来は悪役とかも興味があります。嫌われる役をやって、みんなに嫌われたら演技も評価されているということなので」と夢を語る。

　酒寄さんは「AAAの西島隆弘さんが好きで、芸能界を目指すきっかけも西島隆弘さん。曲を知らないのに西島隆弘さんのライブに行って、そこですごく楽しめた。僕もそうなりたい」とアーティストを目指すことを宣言した。

　同アワードは、今年で8回目の開催。過去の受賞者には『手裏剣戦隊ニンニンジャー』（テレビ朝日）で、伊賀崎風花／シロニンジャーに抜擢された矢野優花、『ミスセブンティーン』に選出されたマーシュ彩、アイドルグループの乃木坂46に加入した中村麗乃がいる。グランプリ・準グランプリに輝くと、CONOMiイメージモデルとして、カタログや、WEB、雑誌広告などで1年間活動できる。