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2021/01/03 12:13
12歳から19歳の少女歌劇団ミモザーヌ、第一回オンライン公演「Begin〜始まりの歌〜」をライブ配信
「少女歌劇団プロジェクト」から生まれた広井王子総合演出のレビューカンパニー「少女歌劇団ミモザーヌ」が2020年12月30日、初の本公演『Begin?始まりの歌〜』を無観客でライブ配信した。
少女歌劇団ミモザーヌの現メンバーは12歳〜19歳の23名(1期生14名、2期生8名、研究生1名)の少女たちで、メンバーは20歳で退団となる。ミモザーヌの名は、「ミモザ」の花言葉「友情」「優雅」に由来し、小さな丸い花びらがたくさん集まって可憐に咲くミモザが少女歌劇団の名にふさわしいと名付けられた。そしてミモザの花言葉には、特に重要な「感謝」という意味も込められている。今日のショーは、2020年の11月15日に行われたお披露目ショーケースに続く第一回公演で、オリジナル曲10曲を含む合計12曲、70分の公演を行った。
メンバーのまことによる「わたしたち少女歌劇団ミモザーヌは、コロナに負けない愛と勇気と元気を皆様にお届けしたします」という挨拶と、まなかの「コロナに立ち向かわれている医療従事者のみなさまに感謝したいと思います。そして、多くの方々が早く元気になれますようお祈りいたします」というまなかの挨拶でショーがスタート。
オープニングにはジャズの名曲「Welcome! sing,sing,sing」を披露。ゆあ、ゆうかたちメンバー10人が登場し、凛々しい表情を浮かべ、指先の角度までピッタリとそろったダンスで魅了した。ストリート系ダンスと、にこのアクロバットが印象的な「扉の向こうへ」、まこと、みあいが男役でクラシカルなパフォーマンスを繰り広げた「ラストダンス」など、バリエーション豊かな楽曲を次々と披露。MCでは英語や中国も交えて挨拶し、世界に向けて発信する姿勢を見せた。
前半の最後は、英語と中国語、英語のセリフで始まるミュージカル風のショー。さくらが水先案内人となり、まこと扮するウェイトレスの物語を展開。ステージは夢の中のような幻想的に包まれ、まこと、にこ、あんな、ゆうかが猫をモチーフにした歌とダンスを軽やかかつ表情豊かに演じ、続いてラッコに扮したみあいとサンバ隊のこゆみ、ゆい、みゆ、ゆあが登場、弾けるようなステージを繰り広げた。
休憩中はメンバーの自己紹介VTRが流された。それぞれ「自分の長所と短所」、「2019年の夏合宿から成長したこと」、「2021年の抱負」を語り、それらエピソードから少女歌劇団ミモザーヌのチームワークの良さや結束力の高さがうかがえた。
後半はみあいとまおの「アメイジング・グレイス」から始まり、まこと、ゆきね、ゆうか、ゆあ、ひなの、まなかも加わり慈愛に満ちた美しいハーモニーを響かせる。ステージは一変、ポップでダンサブルな「応援歌」を爽やかに歌い、メンバー全員集合しての「はじまりのビギン」、「ありがとうございます」では、ステージに満開の笑顔の花を咲かせた。
一息おいて、前半最後の“ウェイトレスの物語”について思案するメンバーたち。「次の章に続くんちゃう?」とまこと。次章への期待を含ませながら最後に少女歌劇団ミモザーヌを象徴する楽曲『ミモザのように』を歌唱。ステージに黄色いミモザの花びらが舞う中、フィナーレを迎え、記念すべき第1回公演の幕を閉じた。
なお少女歌劇団ミモザーヌは、1月末まで第3期メンバーを募集している。
■第一回公演「Begin〜始まりの歌〜」
参加メンバー:研究生名1を除く22名
セットリスト※下線はカバー曲
1. Welcome! sing sing sing(ゆあ・ゆうか・ひなの・ゆきね・みあい・あんな・まなか・ゆい・こゆみ・まこと )
2.扉の向こうへ (にこ、ろれあ、りのあ+みにぃ、あやめ )
3.愛の速度 (まなか、ゆきね、ひなの、まお、ゆうか、ゆい、こゆみ、あんな、かほ)
4.ラストダンス (まこと、みあい)
5.アブダカダブラ (ゆきね、まなか、こゆみ、ひなの、ゆい、かほ、あんな、みゆ、ろれあ)
=イントロダクション (さくら、まこと)=
6.ベイビーキャッツ (まこと、にこ、あんな、ゆうか)
7.ラッコ・サンバ (こゆみ、ゆい、みあい、みゆ、ゆあ)
8.アメイジング・グレイス(みあい+まお、まこと、ゆきね、ゆうか、ゆあ、ひなの、まなか)
9.応援歌 (まこと、ゆきね、ゆうか、ゆあ、ひなの、まなか)
10.はじまりのビギン (全員22名)
11.ありがとうございます (全員22名)
12.ミモザのように (全員22名)