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2020/12/24 20:13
ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』 日本公演40周年の2021年夏上演決定
日本公演40周年の記念の年となる2021年に、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』が2021年7月〜8月に東京・神奈川で上演されることが決定。吉柳咲良、美山加恋、宮澤佐江らが顔を揃える。
世界中で愛され続けているブロードウェイミュージカル『ピーターパン』は、1981年に新宿コマ劇場にて榊原郁恵がピーターパンを演じて以来、日本公演40周年の記念の年を迎える。2020年はコロナの状況により、公演は中止を余儀なくされた。しかし潤色・訳詞にはフジノサツコ、演出には森新太郎を迎え、ピーターパンが新たなステージへと向かう。
アニバーサリーイヤーにピーターパンを演じるのは、今回で4度目のピーターパン役への挑戦となる吉柳咲良。2021年1月『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』(カンテレ・フジテレビ)、『ここは今から倫理です。』(NHK)と話題作に出演が決まっており、『デスノート THE MUSICAL』での好演も記憶に新しい彼女のピーターパン役は、更なる飛躍が期待される。
ウェンディ役には、ドラマ『一億円のさようなら』(NHKBS)に出演するほか声優としても活躍、ミュージカル『赤毛のアン』ではアン役として主演した美山加恋、タイガー・リリー役には、ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2ではアニータ役を務め、テレビ・ドラマでも幅広く活躍している宮澤佐江が決定している。
今回東京は、めぐろパーシモンホール大ホールに初お目見え。新たな劇場での新演により、40周年にして新たな感動を呼び起こすに違いない。神奈川公演は8月より相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館)にて上演。ほか地方公演あり。
■ピーターパンあらすじ
あるところに、いつまでも子どものままの男の子がたった1人いました。いたずら好きで、やんちゃでちょっぴり意地悪で、そして空を飛べるその子の名前はピーターパン(吉柳咲良)。
ダーリング家の子どもたち、ウェンディ(美山加恋)、ジョン、マイケルと友達になったピーターパンは3人を連れて夢の国ネバーランドへと飛び立ちます。ウェンディはネバーランドで出会った迷子たちのお母さんになり、タイガー・リリー(宮澤佐江)率いるインディアンたちとも仲良くなりました。みんなと楽しく愉快な時を過ごしながらも、いつしか家が恋しくなり、迷子たちも連れてロンドンの家に戻ることにします。ところが、フック船長率いる海賊たちが待ち構え、ウェンディたちを捕らえてしまいます。全員で海賊との激しい戦いの末、ピーターパンとの最後の別れを惜しむウェンディたち。ウェンディは彼にお願いをします。「春の大掃除の季節にはきっと迎えに来てね。」と。時が経ち、約束を果たしにピーターパンがやってくるのですが…。