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2020/12/21 18:16
第14回81オーディション受賞者決定 15〜17歳の特別賞3名を選出
声優事務所「81プロデュース」が主催し、過去に江口拓也、斉藤壮馬、上田麗奈、高橋李依らが輩出した、声優の技術・文化・マインドを継承していける新たな才能の発掘・育成を目指す声優オーディション「81オーディション」。その第14回目となる今年は、新型コロナウイルスの影響により例年8月1日の開催を11月に延期し、通常公開イベント形式で行うところを非公開にて実施。過去最多の応募総数3531名の中から、全マネージャーの審査を経て選ばれた18名を審査、審議に数日をかけ、優秀賞(グランプリ)を2名、特別賞を3名選出した。特別賞には特別賞には大島璃子さん(17歳/高校2年生)、宮澤翔太さん(17歳/高校2年生)、成瀬 広さん(15歳/中学3年生)の若い3名が選出された。
コロナ禍のなか、「81オーディション」は例年とは異なる形式で実施された。通常はファイナリストがホールに集結し、のステージで演技やパフォーマンスを披露するのだが、今年はスタジオにて、非公開で実施。一人ずつ時間差で呼び込み、参加者同士、参加者と審査員が同じ空間に滞在しないように感染対策に充分に配慮したうえで、課題や質疑応答、PRなどの発表による審査を実施した。
そして優秀賞(グランプリ)には大森こころさん(18歳/高校3年生)と安原滉太さん(20歳/大学2年生)の2名、特別賞には大島璃子さん(17歳/高校2年生)、宮澤翔太さん(17歳/高校2年生)、成瀬 広さん(15歳/中学3年生)の3名が選出された。
■特別賞・大島璃子さん(17歳/高校2年生)
――受賞の感想は?
「特別賞という貴重な賞をいただけて、自分の中でも信じられないような、夢の中にいるような気持ちでいっぱいです。いただけた賞を胸にして、これからもがんばっていきたいです」
――オーディションはいかがでしたか?
「本当に、その場に行くまでは周りの方も全然どういう人たちがいるのかがわからない状態でした。スタジオの中に入らせていただいたときに、自分はこの場まで来れたんだという実感がわいて、がんばれたんだと思います」
――将来の目標を教えてください。
「私自身も、ゲームやアニメにすごく助けられてきた人間なので、声優というお仕事を通して、誰かの力になったり、支えになったりできるような、いろんな人に愛される声優になりたいです。このような機会と、このような賞をいただけて、本当に心からうれしく思っております。ありがとうございました」
■特別賞・宮澤翔太さん(17歳/高校2年生)
――受賞の感想は?
「率直に申しますと本当にうれしいの一言につきます。今回初めてオーディションというものを受けたのですが。それで受賞できたということは本当に自信をもっていいことだと思うので、しっかりと今日のことを胸に留めておいて今後いろんなことを学び成長していきたいと思います」
――オーディションはいかがでしたか?
「やはり緊張はものすごくあったんですが。コロナのこととかあまり考えずに本番ではがんばってできたなと思います」
――将来の目標を教えてください。
「アニメとか、ナレーションはもちろんなんですが、ラジオとかテレビとか舞台とかいろんなものに挑戦していきたい。でも、前提としていろんな人に笑顔とか元気を届けられるような声優になりたいと思います。これからいろいろ学んで、精進していきたいと思います。よろしくおねがいします」
■特別賞・成瀬 広さん(15歳/中学3年生)
――受賞の感想は?
「本当に、この賞をいただけてうれしいですし、運が良かったなと思います。私一人ではここまでたどり着けなかったので、支えてくれたいろんな人たちにお礼が言いたいですし、まだこの賞に見合った実力が私にはないので、これからどんどんがんばっていきたいなと思います」
――オーディションはいかがでしたか?
「最終選考では、実際にアニメ(の音声)を収録しているアフレコ現場でさせていただいたんです。本当にガラス越しに審査員の方々がズラッといて、カメラマンさんが撮影していて、マイクも立っていて……。最終選考の自己PRで歌を歌ったんですけど、その時のアフレコ現場特有のヘッドホンをつけて歌うことも初めてだったので。貴重な体験をさせていただけたなって思います」
――将来の目標を教えてください。
「私が今まで声優さんとか、役者さんとかからもらったワクワクとか、元気とか。今度は私がそれを届けられるような声優になりたいです。私はまだ未熟で、実力もなくて、これからいろんな人に支えてもらってがんばっていく段階なので。いろんな人に応援してもらえる、そんな声優さんになりたいと思います。よろしければ、皆様に応援していただけたらうれしいです」