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2020/10/26 11:00
事故で歩けなくなったアイドル・猪狩ともかが作詞を手掛けた『ファンファーレ☆』完成
2年前の事故によって車椅子生活を余儀なくされたアイドル・猪狩ともか。彼女が、今年7月に出版した著書『100%の前向き思考』に続き、所属する仮面女子の新曲『ファンファーレ☆』の作詞を手掛ける。猪狩ともか等身大の前向きな言葉が詰まった究極の応援ソングに仕上がっている。
2年前、地下アイドルグループ『仮面女子』のメンバー『猪狩ともか』が道を歩いていたところ強風によって倒れてきた看板の下敷きとなり脊髄を損傷し、車椅子生活を余儀なくされた。自分の足で歩くこと、ステージに立つことができなくなったが懸命なリハビリを行い、現在は車椅子に乗りながらも芸能活動を再開している。
なお、猪狩ともかを含む仮面女子選抜メンバーで 、株式会社映像センター『 AVC 』東雲labの最新LEDステージにて『ファンファーレ☆』をパフォーマンス。収録は東放学園の「舞台空間映像演出プロジェクト」のメンバーが協力し、東放学園専門学校放送技術科の学生が撮影を担当している 。
【猪狩ともかコメント】
仮面女子の曲を作詞したいというのは加入してからの夢で、その想いを初めて口にしたのは、事故に遭い入院しているときでした。まだHCU病棟に入院していた頃、親に新しいノートを買ってきてもらい、病院のベッドで詞を書き始めました。事故に遭い2週間ほど経つまで、私は自分の下半身の自由が失われたことを分かっていませんでした。時間が経ちもう以前のように踊ることも歩くことも出来ないことを知ったとき、絶望感が襲いまし
た。今まで悩んでいたことがどうでもいいくらい、今までの不幸な出来事が幸せに思えるくらいでした。そんな私を支えてくれたのが沢山の人の応援の言葉でした。私に第二の命を与えてくれた応援のメッセージ。次は私がいま悩んでいる人たち、希望を失いかけている人たちに恩返しをする番です。「生きていたら何だってできるじゃないか!」「ここからまた新しい人生を始めよう!」という前向きな気持ちを込めて作詞しました。いま苦しんでいる人、絶望している人、毎日泣いている人、何かに悩んでいる人、そんな人たちへ「ファンファーレ☆」を贈ります。この曲が誰かの支えになるような、希望になるような、一歩を踏み出す勇気を与えるような、そんな曲になったら嬉しいです。