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2020/08/13 11:51
NMB48初の「難波鉄砲隊其之九メンバー投票企画」、中間ランキング3位の川上千尋は「ベテランでもまだまだアップカミングになれる」
アイドルグループのNMB48が12日、大阪・NMB48劇場にて「難波鉄砲隊其之九メンバー投票企画!中間発表!」を開催。19日に発売となる23rdシングル『だってだってだって』の選抜メンバーと「難波鉄砲隊其之九メンバー投票企画」立候補メンバーの総勢36名が出演。投票企画の中間ランキング発表の模様が「NMB48 LIVE!! ON DEMAND」(DMM)で配信された。
「難波鉄砲隊其之九メンバー投票企画」とは、次作となる24枚目のシングルに収録される『難波鉄砲隊其之九』の選抜メンバーをファン投票で選出するというもの。「難波鉄砲隊」とは、NMB48の新しい才能の発掘の場としてアップカミングなメンバーによるユニット。この選抜メンバーをファン投票で決めることはNMB48にとって初の試みとなる。投票対象メンバーは立候補制で、現在29人が名乗りを上げている。そのなかから『難波鉄砲隊其之九』の選抜メンバー7名を選出する予定だ。
23rdシングル『だってだってだって』を初披露したオープニングで幕を開け、渋谷凪咲、小嶋花梨が司会進行役となり立候補メンバーをステージへ呼び込んだ。チームNからは石田優美、泉綾乃、川上千尋、河野奈々帆、坂本夏海、貞野遥香、菖蒲まりん、南羽諒。チームMからは安部若菜、石塚朱莉、鵜野みずき、杉浦琴音、出口結菜、堀詩音、前田令子、水田詩織、安田桃寧。そしてチームBIIからは岡本怜奈、小川結夏、塩月希依音、新澤菜央、中川美音、中野美来、原かれん、本郷柚巴、山本望叶、横野すみれ。研究生からは北村真菜、南波陽向が登場。立候補メンバーと選抜メンバーは客席に座って、会場を盛り上げた。
まずは立候補メンバーのことをもっと知ってもらおうと自己紹介とアピールポイントを披露。NMB48では最も難波多くの回数鉄砲隊に入っている川上千尋は「センターがまだ叶っていないので、昔からの夢なので叶えたい。NMB48は全員がアップカミングなメンバーになれると思っているので、私もそのメンバーになりたいと思って立候補した」と自己紹介。「フィギュアスケート経験者なので目が回らない」と特技の「ぐるぐるバット」を披露するも、9回目で足がおぼつかなくなるというアクシデントで笑いを誘った。
NMB48最年少の岡本怜奈は「若さを武器にファンの皆さんが笑顔満タンになれるような、元気満タンなパフォーマンスをお届けできるようになりたい」とアピール。特技は「催眠術」と、カメラの前で催眠術をスタート。「あなたは岡本怜奈に投票したくなる〜」と暗示をかけるというパフォーマンスに、客席のメンバーから「カワイイ!」と声が上がった。
6期研究生の北村真菜は」「自らイベントなどに立候補したことがなかったのですが、この機会に知ってもらえたら嬉しい」と自己紹介。特技を尋ねられ「ヘアアレンジが好き」と平日5日分のヘアアレンジを写真で紹介した。
29名のアピールタイムが終了し、いよいよイベントのクライマックスである中間発表へ。発表は金子支配人が担い、12日昼12時までに投票された票数のランキングとなり、10位から順に名前を読み上げた。先ほどのまでの賑やかな様子とは打って変わって、劇場には緊張感が漂う。10位以内にランクインしたメンバーたちは、神妙な面持ちでステージへと上がった。
発表されたランキングは以下の通り
10位:新澤菜央
9位:安部若菜
8位:貞野遥香
7位:安田桃寧
6位:塩月希依音
5位:出口結菜
4位:南波陽向
3位:川上千尋
2位:横野すみれ
1位:山本望叶
7位からはスピーチの時間が与えられ、それぞれファンへの感謝を口にした。そして3位の川上は立候補した際に「『ベテランやのに』というコメントにすごく悩んだ」と涙を浮かべながらと明かし、『もっと自信を持って』というファンの言葉に勇気をもらい「ベテランとしての意地を貫いて。目指すはセンター」と意気込んだ。2位の横野は「グラビアで注目していただいているので、『パフォーマンスもいいやん』って、新しい一面を知っていただきたい」と語った。1位の山本望叶は「すごくびっくりしていますが、本当にうれしい。追われる立場なので、本当に怖くて、不安もすごくあるのですが、応援してくださる皆さんを信じて、一緒に頑張れたら」と語った。
金子支配人は「まだまだ中間発表。ランクインしなかったメンバーも大逆転はあるので、引き続き皆さんで盛り上げていきましょう!」とエールを贈った。そして7位以内にランクインしたメンバーで『砂浜でピストル』を披露した。
エンディングでは「選ばれた皆さんもキラキラしていたけど、客席で見てたみんなが涙ぐんでる子とか、悔しい顔しながらもみんなにおめでとうと言ってたり、凄く素敵だなと思った。みんなが全力で、本気でやっていても、自分たちだけではつかめない場所だと思うので、ファンの皆さんとメンバーとで同じ方向で頑張っていけたら」と渋谷。小島も「立候補していないメンバーのファンの皆さんも、自分の1票がNMB48を盛り上げる1票になるんだと思っていただいて、今回でまたメンバーの魅力がさらに伝わったと思うのでぜひ参加していただけたら」と投票を呼びかけた。
「難波鉄砲隊其之九メンバー投票企画」の投票は8月30日(日)まで受付中。
■1位:山本望叶
「1位になってすごく嬉しいです。自分が1位にランクインさせてもらうとは思っていなかったので、びっくりという気持ちが一番大きいです。信じられないです。
お休みをしていた時とかも、応援してくれていた皆さんはすごく不安な気持ちだっただろうし、今まで悔しい思いとかもたくさんさせてきたと思うので、投票の最終日までこの順位をキープして、センターで踊って、恩返しができたらいいなと思います。
私は今まで、こういう立候補制のことはやってこなくて、積極的になれなかったので、そういうところがちょっと自分のダメなところかなって思っていました。今回、立候補して新たな自分を積極的にアピールできたらなって思って参加しました。
これまでSNSの投稿を増やしたり、配信とかの頻度を上げたりしてきたので、この2週間も、自分にできることを見つけて、頑張りたいなと思います。応援してくださる皆さんと一つのことに向かって一緒に頑張るというのは、今までそんなにしたことがなかったので、すごく楽しくできています。
1位ということで、追われる立場なので、本当に怖くて、不安もすごくあるのですが、応援してくださる皆さんを信じて、一緒に頑張れたらいいなと思います」
■2位:横野すみれ
「2位という素敵な順位をいただけてすごく嬉しかったんですけど、やっぱり一番悔しい順位やなって思ったし、今までユニットとか、『鉄砲隊』には1回も入ったことがなくて、今回初めて23枚目のシングルの選抜に入ったので、初めてだった分、もっと目立ちたいなと強く思ったので、すごく悔しい気持ちです。
2位で呼ばれた瞬間、嬉しいと悔しいが同時に押し寄せてきました。これまでも、配信イベントなどで2位、3位が多かったので、次こそ1位を取りたいなと思っています。
NMB48に入ってすぐは下から数えて2番目とかだったので、自分に自信なかったんですけど、選抜に入って自信がついた分、ファンの人にもっといい景色を見せてあげたいなって思うようになりました。今年に入って、心境がめちゃくちゃ変わりましたね。
今日のアピールでは、みんなクオリティが高くて、ちょっと圧倒されちゃったんですけど、私らしく『どうぶつの森』とかのモノマネができたかなと思いました。練習どおり(笑)。待っている間は、すごいなーって純粋に思って見ていました。アクロバットとか、面白いなって思う子もいたし。でもやっぱり中間発表のことがずっと頭にあるから、ちょっと動揺もありつつ、楽しんでいました。
これからの2週間は自分でできることをたくさんやって、ファンの方にとにかく応援したいって思ってもらえるのと、喜んでもらえるのが一番なので、私は歌うことも結構好きなので、カラオケ配信をしたりとか。2位という順位をいただけたので、感謝の気持ちをたくさん持って、あとはもう1位を目指してできることは全部やります。1位になってちゃんとパフォーマンスをしたいと思います。
私はグラビアで注目していただいているので、グラビアだけじゃなくて、『パフォーマンスもいいやん』って、新しい一面を知っていただきたいなって思います。頑張ります!」
■3位:川上千尋
「立候補した時はいろんな意見があって、その中には『ベテランやのに』とか『ベテランだから』とか、そういうコメントを目にして、それを消極的に捉えてしまうことも多くて。自分的にはずっと、中間発表まですごく悩んでいたんです。
だから中間発表でランクインできて、私もまだまだ頑張っていいんだなってホッとできたというか。だんだん自信がなくなっていたんですけど、ファンの皆さんのおかげで自信がつきました。今日は、だからまた頑張ろうかなって決意できた日でした。
昔から気にしいで、私のファンの方はそれをわかっているので、普段から『気にしなくていいんだよ』とか、『もっと自信を持って』って言ってくださるので、お互い信じ合って頑張っていきたいなと思います。それで、もっとアピールしようと思いました。
今日のアピールタイムの「ぐるぐるバット」は、本当は特技なんです。日本武道館での『研究生武道館』というコンサートでもやって、その時はできたんです。でもやっぱり年なのか、今回はできませんでした(笑)。びっくりしました(笑)。
この『鉄砲隊』自体が『アップカミング』というテーマのもと開催されているんですけど、私みたいなベテランでもまだまだ、アップカミングになれるんだよっていう、そういうベテランとしての意地を貫いて。目指すはセンターで、みんなと一緒に頑張っていきたいなと思っています。
私は『鉄砲隊』の参加回数はNMB48の中では一番多いのですが、でもセンターはまだなので、昔からの夢だったセンターを叶えて。今、自分のポジションに納得していないので、入れたら何か変わるんじゃないかな、変えたいなっていうふうに思うので、絶対入りたいです」