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2020/06/29 12:27
伊藤沙莉がビッケを演じるアニメ映画『小さなバイキング ビッケ』10月2日公開
日本で最高視聴率20.5%を記録した名作アニメ『小さなバイキング ビッケ』が、新作劇場用CGアニメとしてスクリーンに登場、10月2日(金)から全国公開されることが決定した。この発表とあわせて、主人公・ビッケ役の声優に抜擢された伊藤沙莉のコメントが到着した。
原作はスウェーデンの作家ルーネル・ヨンソンによる児童文学の「小さなバイキング」シリーズ。半世紀にわたって世界70ヵ国以上で愛され続け、日本ではドイツとの共同製作のテレビアニメが1972年から1974年にかけて放送され最高視聴率20.5%を記録した。同作は『ONE PIECE』(尾田栄一郎)のモチーフともなっている。
今作は、何でも黄金に変えてしまう魔法の剣の秘密を解き明かす物語で、原作にはない全く新しいオリジナルストーリー。ビッケが愛する母イルバを救うために、海賊の父ハルバルと仲間とともに、大冒険を繰り広げる。
監督・脚本は、2013年にヨーロッパでリメイクされ人気を博した「小さなバイキング ビッケ」のテレビシリーズ「Vic The Viking」に参加したエリック・カズ、作画監督は『SING/シング』『ペット』『怪盗グルーのミニオン大脱走』のティモ・ベルクが手掛ける。
女優・伊藤沙莉が声を演じるのは、勇敢な海賊の息子・ビッケ。小さくて力もないが、知恵を使って危機を乗り越える。伊藤は「世代的に私の母など、身近な人たちが幼い頃に触れた思い出の作品ということもあり、その世代の方々に、もう一度あの頃のワクワクを感じていただけるように! そして、今のお子様たちや私と同世代の方など幅広く楽しんでもらえるよう、精一杯頑張ります!」と意気込みを寄せている。
■伊藤沙莉(ビッケ役)コメント
今回ビッケ役を演じさせていただくことが決まり、 緊張と興奮のハーフ&ハーフと言った気持ちでいっぱいです。 世代的に私の母など、 身近な人たちが幼い頃に触れた思い出の作品ということもあり、 その世代の方々に、 もう一度あの頃のワクワクを感じて頂けるように!そして、 今のお子様たちや私と同世代の方など幅広く楽しんでもらえるよう、 精一杯頑張ります!知恵と勇気あるビッケが、 色々な危機を乗り越えて、 どんな冒険を繰り広げるのか、 ご期待ください!
■『小さなバイキング ビッケ』(Vic the Viking and the Magic Sword)ストーリー
ビッケはバイキング・フラーケ族の族長ハルバルの息子。ハルバルは元気な力持ちだがどうも頭の回転が鈍く族長としては頼りない。そんな父とは正反対にビッケは小さくて力もないが、知恵は誰にも負けませんでした。ある日、母のイルバが魔法の剣の力で黄金に姿を変えられてしまいます。ハルバルは案内役のレイフと船員たちと海賊船で剣の秘密を解く旅に出発。 おいてきぼりを食らったビッケはそっと樽に隠れ海賊船に乗り込みます。知恵と仲間の力で困難を乗り越え、ビッケたちが辿り着いたのは謎の島。人間界に追放されたアズガルドに住む神、ロキが待ち受ける。ビッケたちの運命とは――!?