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2020/06/14 08:57
AKB48向井地美音と岡田奈々、劇場で二人きりの2ヵ月半ぶり公演再開 『ソーシャルディスタンス公演』
AKB48の向井地美音と岡田奈々が13日、東京・秋葉原のAKB48劇場で約2ヵ月半ぶり無観客での配信限定公演『ソーシャルディスタンス公演』の初日を迎えた。
新型コロナウイルスの影響により、劇場での公演は3月31日の無観客配信公演『AKB48とかけまして○○ととく、チーム対抗大喜利対決!』以来74日ぶり。通常公演は16人が出演するが、ソーシャルディスタンスを保つために2人で再開した。
『ソーシャルディスタンス公演』初日に向け、向井地と岡田はリモート会議を重ね、「long distance」をテーマに「遠く離れていても気持ちが伝わりますように」とのファンへの想いを込めたセットリストを組んだ。
午後7時、開演を告げる恒例のovertureが流れ、向井地と岡田が登場すると、「遠距離ポスター」で幕開け。向井地は「久しぶりの劇場公演で、正直すごく緊張しています。こんなに緊張したのは初めてかもしれない」と胸中を明かし、岡田は「ソーシャルディスタンスを保ちながら楽しむことが目標です」と語った。
ソロパートでは、向井地が「Pioneer」を力強くパフォーマンスしたほか、バックダンサーとして初めて劇場に立った思い出の曲「片思いの対角線」や、AKB48グループセンター試験選抜で1位となり、センターを務めた「君は僕の風」など4曲を披露。
一方の岡田は、向井地にゆかりのある「だらしない愛し方」「I’m crying」「誰が私を泣かせた?」をパフォーマンス。さらに「この涙を君に捧ぐ」の曲中では「みなさんいつも応援ありがとうございます。この状況がまだまだ続くとは思いますが、一緒に乗り越えていきましょう!」とファンへのメッセージを盛り込んだ。
ふだんから仲のいい2人はソーシャルディスタンスに苦戦しながらも、距離を保つことを意識しながら全12曲を披露した。
■AKB48 グループ総監督 向井地美音コメント
ステージに立つのはすごく久しぶりだったので心も体も緊張しましたが、やっぱり歌って踊ることが一番の幸せだな…と思いました!
「ヘビロテ」の背中合わせで歌うシーンや、「翼はいらない」のフォークダンスも、全てソーシャルディスタンスを保って踊ったので、すごく新鮮でした。
今はまだ通常のように16人で集まることはできないけれど、こうして仲良しのなぁちゃん(岡田)と2人で公演ができるのは、今しかできない貴重な機会なのでとてもうれしかったです!
2ヶ月半、待っていてくれたファンの皆さまと劇場に「ありがとう、ただいま」と伝えたいです。
■AKB48 チーム4 岡田奈々コメント
久しぶりに AKB48 劇場のステージに立つことができて、ようやくここに帰ってくることができたな、という懐かしい気持ちになりました。
2人で公演を行うことは とても珍しいので、貴重な経験として楽しませていただいたのですが、みーおん(向井地)とのソーシャルディスタンスを保つのが私的には難しかったです(笑)。いつもくっついているのが当たり前だったので、パーソナルスペースが狭めの私は1日を通して大変でした。
目の前にファンの方がいないのはちょっと寂しかったけど、配信を見てくれている皆さまに、画面越しに私たちの想いが伝わっていたら嬉しいです。
■『なぁおん ソーシャルディスタンス公演』セットリスト
overture
01. 遠距離ポスター/岡田、向井地
02. Pioneer/向井地
03. 片思いの対角線/向井地
04. 君は僕の風/向井地
05. だらしない愛し方/岡田
06. I’m crying/岡田
07. 誰が私を泣かせた?/岡田
08. この涙を君に捧ぐ/岡田
09. イイカゲンのススメ/向井地
10. ジャーバージャ/岡田、向井地
11. ヘビーローテーション/岡田、向井地
12. 翼はいらない/岡田、向井地