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2020/05/29 18:01
鍛え抜かれた身体能力のバレエ×ヴォーカル女性ユニット「POiNT」、新曲で名作「火の鳥」とコラボ
4人のバレエダンサーが歌い踊る女性ユニット「POiNT」(ポイント)が29日、新曲「Fire bird」を国内外各配信サイトにて配信する。今回の新曲は、手塚治虫の名作「火の鳥」と、ストラヴィンスキー作曲で知られるバレエ作品「火の鳥」、2つの「火の鳥」をモチーフとして制作されている。
「火の鳥」といえば、まず思い浮かべるのは、漫画界の巨匠・手塚治虫のライフワークとして愛される「火の鳥」。この名作は、20世紀初頭のバレエ作品「火の鳥」に影響を受けて描かれた作品である。
ロシアの民話をモチーフに作られたバレエ「火の鳥」そして、その影響を受けて描かれた漫画「火の鳥」、この偉大な2つの名作「火の鳥」への尊敬と愛を込め、この21世紀に新しい時代のバレエ・アートとして発信したいという4人の想いから制作されたのが、このPOiNTの「Fire bird」だ。
楽曲は、過去から未来へと連なる生命のエネルギーを、エレクトロニックなビートと美しい旋律で表し、伝統を愛し、新しい時代にその素晴らしさを伝えたいという若き4人の女性アーティストの情熱が込められた仕上がりとなった。
バレエで培った高い身体能力と、現代的な感性が融合したパフォーマンスが高い評価を得ているPOiNT。「Fire bird」は、昨年9月に行われた手塚治虫生誕90周年イベントにて初めてパフォーマンスを披露。“バレエから漫画、そしてまたバレエへと還り、また生まれる”この漫画「火の鳥」さながらの作品誕生の物語と、4人の熱いパフォーマンスが会場を大きく沸かせた。
今回、楽曲ビジュアルには、アニメ「火の鳥」の画像を使用。このコラボレーションは、手塚プロダクション、OPEN POST合同会社による、最新技術「ブロックチェーン」による二次コンテンツ創作の取り組みとして実現。手塚作品が若い世代に受け継がれ、新しい創作を生み出されてほしいという願いが込められている。
■POiNT「Fire bird」
5月29日より、Spotify、iTunes他各配信サイトにて配信開始
■POiNT(ポイント)
クラッシックバレエを修得した4人のバレエダンサーがエレクトロニック・ダンス・ミュージックに乗せて歌い踊る、史上類を見ないバレエヴォーカル・ユニット。各分野のクリエイターとのコラボレーションにより、バレエ作品をはじめ様々なテーマ、モチーフを作品化、パフォーマンス。最新の音楽、ダンス、ファッション、アート、テクノロジーが融合した「21世紀バレエアート」を発信する。