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2020/04/15 11:51

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出演者・スタッフ・観客がすべて無接触! 仕事が激減している俳優・タレントのためのオンライン朗読劇上演 オーディションも「三密」避けネットで実施

オンライン朗読劇の在宅オーディションの模様。
オンライン朗読劇の在宅オーディションの模様。

 自社で映画、舞台を制作、ブレイク前のタレントをいち早く起用し世に送り出している制作会社のアイエス・フィールドが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け仕事が激減している俳優やタレント達に出演機会を作るべく、様々なオンラインプロジェクトを立ち上げている。そのなかの一つ、出演者・スタッフ・観客がすべて無接触で上演されるオンライン朗読劇では、オーディションさえも在宅で「三密」を避けて行われている。

 「緊急事態宣言が出されてから閉塞的でストレスを抱える世の中のため、表現者は何が出来るのか」「表現する事を止めてはいけない!」とスタートしたのは、出演者・スタッフ・観客が無接触で上演されるオンライン朗読劇。オーディションや稽古期間から誰とも接触せずに上演までを行うという、この状況下ならではのトライアル企画だ。外出自粛が続く限り配信で上演を続け、事態が収束した後には劇場での公演を視野に入れている。

 このオンライン朗読劇出演者のオーディション告知後、500人を超える応募が集まり、順次オンラインにてオーディションが開催されている。オーディション参加俳優は、10代の若手から50代のベテランまで幅広い顔ぶれが揃い、自宅からのオーディションに参加した。参加者は「中止になった公演やイベントの分までこの朗読劇にかけたい!」「どんな形でも表現することに携わりたい!」と喜ぶ。

 プロデューサーや演出家は「我々スタッフ陣は、出演俳優がいてくれて初めて意味があり、俳優が輝く場を提供する事が今最大の責務だと思う」とコメントを寄せた。本作のオーディションは4月19日頃まで募集を行い、4月20日にオーディション最終日を迎える。4月下旬〜5月上旬の配信上演に向けて稽古もオンラインで行う。

 演出には劇団うわの空・藤志郎一座の座長、村木藤志郎を迎え、制作陣は、これを機にまだシェイクスピアなど古典作品に触れたことのない若手俳優やお客様にも気軽に古典作品を楽しんでもらいたいと語る。名作揃いの古典作品、どんな作品が上演されるのか。今後も継続して行われるこの【オンライン朗読劇】のラインナップにも期待したい。

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  • オンライン朗読劇の在宅オーディションの模様。

  • 演出を務める劇団うわの空・藤志郎一座の座長、村木藤志郎。

  

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