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2020/02/21 18:01
主演・城田優×演出・藤田俊太郎の初タッグで、今秋にミュージカル『NINE』上演決定
俳優の城田優が、2020年11月〜12月に上演されるミュージカル『NINE』で主演を務めることが決定。演出はミュージカルや芝居のジャンルを越え、常に斬新なアプローチを続ける気鋭の藤田俊太郎が手がける。
本作はイタリア映画界の名匠と名高いフェデリコ・フェリーニの自伝的作品「8 1/2(はっかにぶんのいち)」を原作に、アーサー・コピット(脚本)、モーリー・イェストン(作詞/作曲)といったブロードウェイの巨匠たちにより生み出されたミュージカル作品。1982 年の初演当時のトニー賞にて実に10部門のノミネートを達成し、作品賞をはじめ、作詞・作曲賞、助演女優賞、衣裳デザイン賞、演出賞と計5部門で最優秀賞の座を射止めた。また、ブロードウェイの再演ではグイド役をアントニオ・バンデラスが主演したことでも話題になった。
さらに、ロブ・マーシャル監督のもとダニエル・デイ=ルイス主演で映画化され2009年に公開。豪華ハリウッド俳優陣によるこの映画はアカデミー賞、ゴールデングローブ賞等にノミネートされた。
そして今回、日本での上演が決定。演出を手掛けるのはミュージカルや芝居のジャンルを越え、常に斬新なアプローチを続ける気鋭の藤田俊太郎。昨年オフ・ウエストエンドのミュージカル『VIOLET』でロンドン演出家デビューも果たし、注目の高まる演出家だ。そして、フェリーニ自身の投影とも言われる主人公:グイド役には、確かな実力とカリスマ的な魅力で舞台、映像、音楽、さらにはプロデュースや演出等多彩な才能を発揮する城田優が演じる。
【主演グイド役:城田優 コメント】
「私が演じるグイドは、スランプに陥り悩みを抱える映画監督であり、女性たちに囲まれるイタリアの色男です。まずは今年の頭に役作りも兼ねてイタリアへ行ってきました。カサノヴァのように女性と浮き名のひとつふたつ・・・とは残念ながらなりませんでしたが(笑)、アントニオ・バンデラスさんが歌う、『NINE』の楽曲を聴きながら過ごし、幼少期からグイドの人間性やクリエイティビティを形成した、ラテンの濃密な人間関係のイメージを、少しはつかめたと思いますので、あとはグイドを取り巻く素敵な女性を演じられる女優さんたちの力をお借りして、魅力的なグイド像を創れたらと思います。
昨年、長年の目標の一つでもあったグランドミュージカル『ファントム』の演出を通して、作品作りを経験させて頂いた事で、グイドのモノ創りでの迷いや挫折に、より共感出来るようになりました。主人公の、人生自体を模索する苦しみと喜びを、リアリティをもって体現したいです。
今回、演出の藤田俊太郎さんとは初めてお仕事をさせて頂きますが、今まで拝見してきた作品は、役者に寄り添い丁寧に創られた舞台という印象が深く、ご一緒させて頂く事をとても楽しみにしています。昨年は芸能活動20周年、今年は新たな1年を踏み出す年です。ミュージカル『NINE』を通して、藤田俊太郎さんに新たな城田優の魅力を引き出して頂けたら嬉しいです」
■公演概要
ミュージカル『NINE』
東京公演:2020年11月 TBS赤坂ACTシアター
大阪公演:2020年12月 梅田芸術劇場メインホール
脚本:アーサー・コピット
作詞・作曲:モーリー・イェストン
演出:藤田俊太郎
出演:城田優 他
企画・制作:梅田芸術劇場
公式HP https://www.umegei.com/nine2020/? ?
Twitter @nine_2020_