ソニー・ミュージックエンタテインメントによる、世界で活躍する次世代の才能を探し出すために昨年発足させたオーディションブランド「ONE in a Billion（ワン・イン・ア・ビリオン）」のファイナル審査イベントが、5日Zepp DiverCity(TOKYO)にて開催され、神奈川出身の23歳、三浦風雅さんがグランプリを受賞した。

　昨年、ソニーミュージックが世界で活躍する次世代の才能を探し出すため、新たなオーディションブランド「ONE in a Billion」を発足。第1シーズンは“声”をテーマとし、"男性ヴォーカリスト"を募集。ソニーミュージックが初めて大々的に行う男性ヴォーカリスト・オーディションとあって、昨秋の開幕時から話題となっていたが、審査の模様や候補者の人間ドラマといった舞台裏を追うYouTube番組も同時に公開され、視聴回数が700万回超え、総再生時間は50万時間に迫るなど、回を追うごとに注目が高まっていた。

　ファイナル審査では、3,767名から勝ち抜いたファイナリスト4名が、それぞれ持ち時間15分の中でライブ・パフォーマンスを披露。審査には、会場に招待された約200名の一般審査員とYouTubeチャンネルでの生配信視聴者からの投票も加味された。

　イベントMCは、登録者数が70万人を超えるYouTubeチャンネルで話題沸騰中のお笑いユニット・ガーリィレコードチャンネルが務め、また、オーディション公式アンバサダーであるYouTuber/音楽ユニット・スカイピースや、ゲスト審査員としてシンガーソングライター・清水翔太が登場し、イベントと生配信番組を盛り上げた。

　グランプリに選ばれた三浦さんは、「ほかの3人が凄すぎて、だいぶ面食らっていたのですが、嬉しいです。ワンビリグランプリの名に恥じないように頑張っていきたいので、応援よろしくお願いします」と喜びを噛み締めた。三浦さんは、今春ソニーミュージックからのデビューが決定している。なお、スカイピースが選ぶ特別賞「スカイピース賞」は、北海道出身の22歳、MASAZAYNさんが受賞。

　ゲスト審査員を務めた清水翔太は、「今までずっと審査員をやってみたいと思っていたので、楽しかった」と感想を述べ、「『今日で人生が変わる』と言ってた候補者の方もいたのですが、デビューだけで人生は変わらない。デビューはゴールだけじゃなくてスタート。誰が選ばれたとしても、選ばれなかったとしても、音楽の道を生きるのであれば、あきらめず頑張ってほしい」とエールを送った。

■「ONE in a Billion」第1シーズンファイナルライブ審査イベント実施概要
日時：2020年2月5日（水)
会場：Zepp DiverCity(TOKYO)
出演者：3,767名から勝ち抜いた4名のオーディション参加者

■「ONE in a Billion」について
ソニーミュージックが世界で活躍する次世代の才能を探し出すために昨年発足したオーディションブランド。オーディションの第1シーズンは“声”をテーマとし、“男性ヴォーカリスト”を募集。約4000名の応募が集まる。また、オーディションの様子は、視聴者も審査員となる参加型リアリティオーディション番組としてYouTubeにて配信され、総視聴回数が550万回、総再生時間は10万時間に迫る。
公式サイト：https://www.oneinabillion.jp
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