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2020/02/02 22:19

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氷川きよし、デビュー記念日に思い出の会場・中野サンプラザでコンサート 「21年目はゼロからのスタート。新しい氷川きよしの世界を広げていきたい」

『ボヘミアン・ラプソディ』を熱唱する氷川きよし」(東京・中野サンプラザホール)
『ボヘミアン・ラプソディ』を熱唱する氷川きよし」(東京・中野サンプラザホール)

 歌手・氷川きよしが、デビュー21年目を迎えた2日、東京・中野区の中野サンプラザホールで『氷川きよしコンサートツアー2020〜それぞれの花のように〜』と銘打ったコンサートを行った。

 昨年デビュー20周年を迎え、第34弾シングル『大丈夫/最上の船頭」(両A面)がロングヒット中の氷川。今回のコンサートは1月28日の埼玉・ウエスタ川越からスタートした新しい全国ツアーの東京公演で、前日1日とこの日の2日間で全4公演、合わせて8800人を動員した。

 中野サンプラザは、かつて2001年に初の単独ステージ“チャレンジステージ”を行った思い出深い会場。そしてこの日はデビュー記念日(2000年2月2日に日本コロムビアから「箱根八里の半次郎」でデビュー)でもある。

 そんな思い出の会場と記念日に同ステージに立った氷川は、2200人のファンで満席の中、「それぞれの花のように」で登場。「今日は、この大切な場所、中野サンプラザでのコンサート、そして氷川きよしが誕生した2月2日のデビュー記念日に皆さま、ようこそお越しくださいました」と満場の客席に挨拶。

 「20年前の2月2日はコロムビアレコードのデスクの上でサインをして、その後、家に帰って一人で部屋にいましたので、デビュー記念日はそんなに華やかではなかったのですが」と振り返りつつ、「20年経って、皆さまのお陰でこんなに素晴らしい日を迎えることができました」と改めて感謝。「21年目はゼロからのスタートですから、『新生・氷川きよし』として、新しい氷川きよしの世界を広げていきたい」と語った。

 最新シングル「最上の船頭」やデビュー曲「箱根八里の半次郎」を歌った後、 2月4日発売の35枚目のニュー・シングル「母」を、この楽曲のために新調したブルーの衣装で初歌唱。「新生・氷川きよしとして、21年目をゼロから、母から生まれたときのような真っ白な思いで歌っていきたいなと思って、新曲『母』を作っていただきました。なかにし礼先生が3年かけてこの詩を書いてくださいました。一生、大切に歌っていきたい曲です」と思い入れを語った。

 20周年を迎えたことを記念して、満二十年をもじって饅頭2個を中央にトッピングしたスペシャルケーキがプレゼントされると客席からは「おめでとうコール」。後半は、紋付き袴姿で「浪曲一代」「白雲の城」、昨年の紅白で着た黒紫の衣装で「限界突破×サバイバー」、日本語詩でクイーンのヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」、アンコールでは故・美空ひばりさんのカバー曲「歌は我が命」、昨年のもう1曲のシングル曲「大丈夫」など全23曲を熱唱。演歌からポップス、ロックまで幅広いジャンルの曲の数々で最後まで客席を感動の渦に巻き込んだ。

関連写真

  • 『ボヘミアン・ラプソディ』を熱唱する氷川きよし」(東京・中野サンプラザホール)

  • 20周年を記念してプレゼントされたケーキに感激の氷川きよし(東京・中野サンプラザホール)

  • 昨年の紅白で着た衣装で『限界突破×サバイバー』を披露する氷川きよし(東京・中野サンプラザホール)

  • 新曲『母』を初披露する氷川きよし(東京・中野サンプラザホール)

  • デビュー20周年を記念して贈られたケーキ(東京・中野サンプラザホール)

  

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