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2019/12/13 05:01
池田純矢が作・演出を手がける「エン*ゲキ」シリーズ第5弾、生駒里奈とともに”量子力学”をテーマにした謎解きミステリーに挑む
俳優の池田純矢が作・演出を手掛ける「エン*ゲキ」シリーズの5作目となる最新作「- 4D -imetor(フォーディメーター)」が、2020年5月に東京・大阪で上演されることが決定。生駒里奈と池田がW主演を務めることが明らかとなった。
「エン*ゲキ」とは、池田が自身の脚本・演出により"演劇とは娯楽であるべきだ"の理念の基、誰もが楽しめる王道エンターテインメントに特化した公演を上演するために作られた企画で、演目ごとに学問のジャンルからテーマを定めて、エンターテインメント作品に見事昇華させている。
これまでに、物理学と宇宙工学をテーマに、日替わりマルチキャストによる朗読劇とシチュエーションコメディの二部構成で上演した#01「君との距離は100億光年」(2015年)、科学と化学をテーマにしたSFコメディ#02「スター☆ピープルズ!!』(2017年)、歴史学をテーマに繰り広げられたハイテンション・ハイテンポコメディ#03「ザ・池田屋!」(2019年)、オスカーワイルドの『サロメ』を大胆に脚色し、ミュージカルでも音楽劇でもない、演劇と音楽の融合を実現させた#04「絶唱サロメ」(2019年)を上演。
第5弾となる最新作は、"量子力学"をテーマに、壮大なスケールで繰り広げられる謎解きミステリーで、四次元世界と超能力を"イリュージョンマジック"で魅せるいまだかつてない体感型演劇に挑む。奇術×謎解き×演劇 の融合で贈る【アトラクション・エンターテインメント】。
W主演を務める生駒と池田のコメントは以下の通り。
【主演/生駒里奈 コメント】
「エン*ゲキシリーズの作品は、まるでショーを観ているようなのに、それでいてお芝居も強く伝わってくる。自分の"やりたいこと"に近いと感じていました。経験したことのない色々なジャンルで、色々な人と触れ合って新しい挑戦がしたいと思っていたタイミングで声をかけて頂き、"やらない"と言う選択肢は無かったです。
今作の台本を読んで、難しいと感じた部分はありましたが、これをショーとして成立させられたらきっと『面白かった!ワクワクした!』と感じてもらえるはず。私が演じる主人公は、活発で使命感に溢れた力強い女の子だと思っていたのですが、読み進めていく内にとても素敵な女性像に変わり、最初と最後で印象がガラリと違いました。今までに演じたことのない役柄で、これまで通りでは足りない、もうひとつ成長しなければ届けられない。でも、必ずそこに到達したいと思いました。
お芝居を始めてから、作品を通して自分の印象を更新し続けたいと思っていますが、今作でも更に新たな姿をお見せできると思います。
そして"アトラクション・エンターテインメント"の部分は、誰が観ても驚けて、誰が観ても面白くて、知識がなくても、お芝居のことが分からなくても、安心して楽しんで頂けると思います。私の事を応援してくださっている方にも、初めましての方にも、絶対に面白かったと思わせてみせますので、ぜひ期待していてください!」
【作・演出・主演/池田純矢 コメント】
「2015年、無謀な挑戦から始まったエン*ゲキシリーズも5周年、5作目までやってきました。立ち上げた当初はこんなにもコンスタントに作品を発表できるようになるとは夢にも思っておりませんでしたが、心強い仲間たちと、何よりもお客様に支えられ、こうしてまた新作を発表できる事に唯々幸せを感じます。
そして、満を持して…と言いますか、雪崩が崩れ落ちるようにと言った方が正しいかも知れませんが、今作では遂に自身の作品で主演の一人を務める事となりました。怖いです。恐ろしいです。誰か助けて!(笑)と手を伸ばした先には、生駒里奈さんと言う百人力の天使が微笑んでおりました。こんなにも強力な相棒を主演に迎える事ができ、「嗚呼、神様はギリギリでまだ僕を見放していなかった」と胸を撫でおろしたのを覚えています。
今作はミステリーがひとつの鍵となっております。ホームズにはワトスンが、ポワロにはヘイスティングスが居たように、ミステリーと相棒は切っても切れない関係。
やるからには覚悟を決めて、生駒さんと共に心に残る名コンビを作り上げたいと思います。
そしてもうひとつ、イリュージョンを駆使した"アトラクション・エンターテインメント"が今作の鍵となっています。
なんのこっちゃねんと思われる方が大半だと思いますが…大丈夫です。どうぞ大いにご期待下さい。劇場と言う空間がお客様にとって"面白い"ひとときでありますように、真心を込めてお届けします!」