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2019/08/25 23:20
14代グランプリ・小池徹平、”令和最初のジュノンボーイ”候補者にエールを送る
俳優の小池徹平が25日、『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト BEST30お披露目イベント』に出席。令和最初のジュノンボーイ候補者たちと初対面を果たし、エールを送った。
1988年にスタートした同コンテストは、これまでに武田真治、袴田吉彦、溝端淳平、菅田将暉をはじめ、近年では犬飼貴丈、西銘駿、飯島寛騎、押田岳など、数多くの俳優を世に送り出している男性スターの登竜門オーディション。第32回を迎える今回は、応募総数1万7,165名の中から、エントリー審査、地方予選、その後の人気投票を経て、BEST30のメンバーが決定。BEST30のメンバーは、敗者復活戦で勝ち上がった4名および、サンリオの人気キャラクター・シナモンを含めた35名となっている(この日は1名欠席で34名が出席)。
事前に候補者たちの資料を読み込んでいたという小池は、フレッシュな面々を前に「また次々とイケメンたちが集まってくれて。全員のコメントもしっかりと読ませて頂いたので、楽しみです」と期待を寄せる。
その後、BEST30のジュノンボーイ候補者が、一人ずつ「名前・年齢・出身地」の自己紹介に加え、コンテストに向けての意気込みをアピール。最初にシナモンが「シナモンだよ、よろしくね。これからグランプリを目指して頑張るから応援してくれたら嬉しいな!」と挨拶すると、小池は「すっごい可愛い!」と絶賛。また「グランプリ獲ったら何がしたい?」という小池の質問に対して、シナモンは「お友達を呼んで、カフェシナモンでお祝いパーティを開こうかな〜」と回答し、小池も「すごい!! じゃあ(グランプリ)獲れたら僕もお邪魔します(笑)」と声を弾ませた。
「最年少ですが、最後まで元気に頑張ります!」と語った、静岡県出身・12歳の渡邉多緒(わたなべ・たお)さんに対しては、「いい感じに日焼けしているね。12歳の最年少だけど立派にお兄ちゃんたちの中で話していて、頑張ってほしいですね」とエールを送る。愛知県出身・19歳の山北れもんさんは「僕は"れもん"という名前が本名なので、このコンテストをきっかけに僕の名前をもっといろんな人に知ってもらいたい」と自身の名前をアピール。小池は「すごく良い名前。自分の個性だし、ポイントになるからすごく良いと思う」とコメントし、さらに「色が白いね。ウエンツより白いんじゃないかな」と語り、笑いを誘う。
岡山県出身・23歳の浅野郁哉(あさの・ふみや)さんは、「このメンバーでは最年長で、しかも最低身長。最年少の子よりも身長が負けているということで驚きが隠せないです(笑)」と正直な思いを明かしつつ、「個性をどんどんアピールして、これからファイナリスト、グランプリを目指して頑張ります!」と宣言。自身の身長をコンプレックスに感じたことはないそうで、「生まれてからずっと身長が低いし、そもそも小さく生まれてきたこともあって、コンプレックスではなく、個性かなって思っています」と笑顔で語ると、小池は「このポジティブさがすごく良い。みんなも持っているだろうけど、自分の武器をちゃんと自覚して持っているっていうことが素敵だなって思います」と称賛していた。
さらに、候補者たちから小池への質問タイムでも、浅野さんは大きな声で挙手し、「ジュノンボーイコンテストを経て変わったなと思うことはなんですか?」と質問。小池は「僕は人前で話すことが苦手だった」と当時を振り返りつつ、「ジュノンボーイに選ばれて、いろんな人の前に立つ機会が増えるようになったら、どんどんみんなも顔つきが変わってくるだろうし、人前に出るのがどんどん楽しくなってくると思うので頑張ってください」とコメント。
また、岡山県出身・21歳の池田尚輝(いけだ・なおき)さんから、「台本のセリフを覚えるコツを教えてください」とお願いされると、小池は「書いたりする人や録音して聞いたりする人もいるけど、僕は読むだけ。セリフを覚えるときは、歩いたり、動きながら覚えているので、いつも家の中をうろうろしながら覚えています」と明かした。
それぞれ個性豊かな候補者たちの生の声を聞いた小池は、「今回も本当にフレッシュで勢いがあって、元気のある子たちが集まっている」と述べ、「昔と違って、いろいろな投票方法があったり、この子たちを見る機会が増えていると思うので、ぜひたくさんの人に知っていただいて、未来のエンターテインメントを支えていく子たちをみんなで選んで育ててほしいなと思います」と呼びかけた。
そして、お披露目イベントの後、囲み取材に応じた小池は、当時の自身と比べて「みんな本当にしっかりしている」と述べ、「僕なんてまともにしゃべれた記憶がない。緊張しすぎて息が吸えなくなって声が出なくて。頭が真っ白になって何をしゃべっていいかわからなかった思い出がある」と振り返る。そして「それに比べて、みんなはすでにアピールするのが上手い。自分の個性や武器、どういうことをやりたいかという意思がはっきりしている子が多かったので、今後が楽しみ」と候補者の印象を語った。
自身の決選大会での思い出について、ギターの弾き語りを披露した小池は、「本番前に練習をしすぎて、出る直前、袖で弦を切っちゃって。どうしていいかわからなくなっちゃったけど、そのままそのギターで弾いた」と明かしつつ、「司会の生島ヒロシさんが、僕のことを『可愛いね、徹平ちゃん』ってすごくイジってくれて。それで会場もそんな雰囲気になって、いい意味で後押ししてくれたのかなと思います」と回顧。
「芸能界とはどんなところか?」という質問に対しては、「何かしらちゃんと積み重ねて、折れずに続けていれば、見てくれている人はいるのかなと。自分のやりたい"信念"というのをしっかりと貫き通すことが大事なのかなと思います」と語り、「彼らは(BEST30のメンバー)十分に兼ね備えている。シナモンやみんなが話したあとにちゃんと拍手したりとか、自分だけじゃなくて他人を思いやるような子たちだなというのも感じたし、誰がグランプリになってもおかしくないなという気がしました」と評価した。
また、「デビューからこれまでで一番つらかったことは?」と聞かれると、「いっぱいあるけど、何を言ったら面白く書かれるんだろう……」とつぶやきつつ、「やっぱり、ウエンツ(瑛士)がイギリスに行ったことかな」と告白。しかし、すぐさま「いや、ぜんぜんつらくないな(笑)」と前言撤回し、場を盛り上げる。イギリス留学中のウエンツとはしばしば連絡をとりあっていると言い、「頑張ってますからね、あいつも。写真もたまに送られてくるんです。髭とか生やした毛むくじゃらのウエンツが(笑)。男らしく、凛々しくなっています」と笑顔でウエンツの近況を語った。
『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の今後の流れは、BEST30のメンバーが、BEST15、さらにBEST10をかけ、引き続き、月刊誌『JUNON』、公式携帯サイト『プラチナ☆JUNON』、公式アプリ『CHEERZ for JUNON』、動画配信サービス『SHOWROOM』での人気投票を実施。9月21日(土)発売の『JUNON』11月号にBEST15、10月21日(月)発売の12月号にBEST10が掲載される。この激戦を勝ち抜いたBEST10に、敗者復活者若干名を合わせた10数人が、11月24日(日)開催の最終審査会に挑む。