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2019/08/23 20:08

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『ニコラ』新メンズモデルに抜擢された新人・戸部光翔、将来の夢は「第一線で活躍できるような俳優になること」

『デビュー”推しメン”合同面接会』でワタナベエンターテインメントに合格した戸部光翔(C)Deview 撮影/宮坂浩見
『デビュー”推しメン”合同面接会』でワタナベエンターテインメントに合格した戸部光翔(C)Deview 撮影/宮坂浩見

 オーディションメディア36年の『デビュー』が送る、人気芸能プロダクション全9社との面接審査が受けられるスペシャルオーディション企画『デビュー“推しメン”合同面接会』。書類&動画審査を通過すれば、10月27日(日)に実施する合同面接会に参加が可能で、現在エントリーを受け付けている。

 昨年春に実施した同オーディションで、ワタナベエンターテインメントに合格した戸部光翔は、現在デビューに向けて、演技やダンス、歌のレッスンに励む中、ティーン誌『ニコラ』の新メンズモデルに抜擢され、芸能界の第一歩を踏み出した。現在、中学3年生の彼に、芸能界を目指したきっかけや、オーディションで心がけたこと、将来の夢などをインタビュー。さらに、ワタナベエンターテインメントの新人開発スタッフに、“彼の採用の決め手”となったポイントを聞いた。

【戸部光翔 インタビュー】
『デビュー“推しメン”合同面接会 2018春』/ワタナベエンターテインメント合格

■「家にテレビが無い時期があって、芸能界というものに強い憧れを持つようになった」

――まずは、芸能界に憧れたきっかけを教えてください。

【戸部光翔】「小学校5年生くらいから、2年間くらい家にテレビが無い時期があって。その当時は中学受験の勉強に専念していた頃でもあったので、ずっとテレビを観てなかったんです。それで、中学に合格して受験勉強から解放された頃、正直、僕はテレビを観たいという思いもあったし、友達から聞く話とかでいろいろと想像していて。“テレビの世界ってどうなっているんだろう?”“バラエティ番組などで、タレントさんは一体どんなことをしているんだろう”って、自分が持っていないテレビへの憧れみたいなものが芽生えて、芸能界というものに強い憧れを持つようになりました」

――“推しメン”のオーディションには、お父さんが応募してくれたそうですが、芸能界への憧れを話したりしていたの?

【戸部光翔】「いえ、ほとんど言ってなかったです。以前、別の事務所の方に声をかけていただいたことがあったからだと思うんですが、その後に父がいろいろと検索して、『デビュー』の“推しメン”を見つけて、応募してくれたんです。最初はふんわりとした“憧れ”くらいだったんですけど、父がオーディションに応募してくれたことで、本格的に目指してみたい!と思うようになりました」

――応募書類や動画で何か心がけたことは?

【戸部光翔】「写真も父が撮ってくれたのですが、『あまり意識しすぎないような、自然体なほうがいいんじゃないか』ということで、キメキメなものではなく自然な表情の写真を送りました。動画も父に撮影してもらったんですが、話す内容はある程度考えて、『こういう表情で話したほうがいいよね?』という相談をしながら撮影した記憶があります」

――自己紹介の動画のほかに、ボクシングをやっている動画も送ってくれていましたよね。動きのあるもので、なおかつ、話している時の雰囲気とボクシングをやっているときの表情がぜんぜん違っていて、編集部内でも好評でした。

【戸部光翔】「ボクシングジムで撮影した動画は、父が勝手に良い感じに編集してくれました(笑)」

――芸能プロダクション9社との合同面接会は、いかがでしたか?

【戸部光翔】「書類と動画審査が通って、合同面接会でいろいろな事務所の方と会うってなったとき、最初は僕自身、声をかけてもらえるなんて全然思っていなくて。きっと難しいだろうなっていう気持ちでいたんです。でも、すべての事務所との面接が終わったあと、当日に2社との追加面談があって。もしかしたら、どこか声をかけてもらえるかもしれないっていう希望が芽生えました」

――面接ではどんなことを話しました?

【戸部光翔】「自己PRとか特技をアピールをするというより、事務所の方と楽しく会話するという感じで、趣味の話やボクシングのこと、足のサイズが大きいとか、自分に関することをいろいろと話しました。どの事務所の方もみなさん明るい雰囲気だったし、とても話しやすかったです」

■「自分の中であまり作りこみすぎず、リラックスした気持ちで臨めたのが良かったのかな」

――何か意識したことや心がけていたことって?

【戸部光翔】「事前に“コレを話そう”“このアピールをしよう”とか決めずに、その場の会話に合わせて話をしました。自分の中であまり作りこみすぎず、リラックスした気持ちで臨めたのが良かったのかなと思います」

――緊張もあまりしなかった?

【戸部光翔】「思ったより緊張せずに話せたし、普段の自分を出せたのかなと思います。面接には両親も一緒に来てくれていたんですが、“オーディションに行くぞ!”というより、父はなかなか行く機会のない“六本木にみんなで行こう!”みたいな、ある種、観光気分みたいな軽い気持ちでついてきてくれたので、会場にいるときもけっこう楽な気持ちでいられたんですよね」

――オーディションに参加するお子さん以上に、緊張される親御さんが多かったりするけど、親御さんがいつもの雰囲気で居てくれたからこそ、普段の自分で臨めたのかもしれないですね。

【戸部光翔】「そうですね、両親のおかげです(笑)」

――合同面接会の後、いくつかの事務所から追加面談のオファーがあり、審査を受けていただきましたが、最終的に、ワタナベエンターテインメントに決めたポイントというのは?

【戸部光翔】「追加審査で面談に行ったときに、ワタナベの担当の方々といろいろなお話をさせていただく中で、僕のことをとても評価してくださっているなと感じられたんです。それと、会社全体の雰囲気みたいなものが僕に合ってそうだなとも感じて」

――それはどんなところが合っているなと感じたの?

【戸部光翔】「お話しを聞いていて、ちょっと厳しそうな事務所なのかなと。でも僕は、受験勉強をしているときに、いくつか塾に通っていたのですが、その時、最終的に一番厳しいところが自分に合っているなって気付いたんです。なので、自分に一番合っているんじゃないかなと思って、父に相談しながら決めました。それと、僕は演技をはじめ、まったくの未経験なので、レッスンを通して基礎を一から学ぶことのできるという点も決め手の一つでした。ワタナベエンターテイメントスクールで一緒にレッスンを受けている人たちも、僕と同じように初心者の方ばかりなので、その環境がとても良いなと思いました」

――去年の秋頃からレッスンを始めたんですよね。どんなことを学んでいるんですか?

【戸部光翔】「今は、歌、ダンス、演技のレッスンに週1で通っています。これまでの習い事とかでもまったくやったことないことばかりで、すごく新鮮です。同じような夢を持っている人たちと一緒に切磋琢磨しながら学ぶことが出来ているので、レッスンは毎回楽しいです」

――レッスンを通して、新たな自分を発見できた?

【戸部光翔】「僕、もともと歌が苦手で、学校の音楽の成績もぜんぜんダメなんです。だから、最初は“歌のレッスン大丈夫かな?”という不安もあったんですが、仲間たちと一緒に練習していく中で、苦手でも楽しめるようになってきました」

――そして、レッスンを始めてまだ間もない中、『ニコラ』のメンズモデルオーディションに合格。現在発売中の9月号で誌面デビューを果たしましたね。このオーディションはどんな内容だったんですか?

【戸部光翔】「『ニコラ』のミニミニ開放日で、読者の方々が会場にいる中、公開オーディションみたいな形で、僕ら候補者が前に並んで、まずは一人ずつ自己紹介を行いました。その後、『ニコラ』のモデルさんを相手に、胸キュンシチュエーションをやるっていうオーディションがあって。クジで引いた胸キュンシチュエーションのお題に沿って、自分でセリフとかを考えて即興芝居をするというものだったんですが、めちゃくちゃ緊張しました」

――どんなシチュエーションだったの?

【戸部光翔】「僕は、学校内で優しくて背が高くてカッコイイみたいなキャラクターで、相手の方は学校ではちょっと引っ込み思案なタイプという設定で、最後にデコピンをするっていう内容で。自分で細かいシチュエーションとセリフを考えて芝居をしたんですが、たくさんの方が見ている前だったし、緊張しまくりでした。今振り返ると、自分で考えた話の内容やつながりとか、ぜんぜん意味わからないなって思います(笑)」

――合格したと聞いたときは、どんな思いでした?

【戸部光翔】「とにかくビックリしました。実は、30秒の自己PRタイムで、特技のけん玉を披露しようと思っていたんですけど、緊張していて、けん玉を待機室に置いてきてしまったんです。いざやろうって思ったときに、“あれ!? けん玉が無い!!”ってなって、披露できなくて……(苦笑)。そんなこともあって、きっと自分は無理だろうなって思っていたので、合格の連絡をもらったときは、『え!? 合格できたの??』ってビックリしました」

■「(初仕事の)『ニコラ』の撮影はすごく楽しかったです」

――『ニコラ』9月号で新メンズモデルのお披露目企画がありましたが、初めての撮影はいかがでしたか?

【戸部光翔】「すごく楽しかったです。同じオーディションで合格したほかのメンズモデルの人たちとも撮影が一緒だったので、合間にいろんな話をしたり、連絡先を交換したりして仲良くなりました。それと、撮影現場に行くときに、初めてロケバスに乗ったんですが、“うわ、ロケバスだ!!”ってテンションあがりました(笑)。スタッフさんたちもみなさん優しい方ばかりで、初めての撮影でしたが、親切にしてくださって楽しむことができました」

――イケメン4人と女子力ゼロの女の子によるストーリー仕立ての着まわし企画で、戸部くんは『文武両道キラキラ王子』というキャラクター設定でしたね。

【戸部光翔】「そうなんです(笑)。僕たち新メンズモデル4人が、学校内で王子様的な立ち位置で、それぞれ自分に合ったキャラクター設定になっていて。たとえばオーディションでラップを披露した子は、ラップが得意な男子という設定だったり、僕もボクシングチャンピオンという一面を持つっていう設定だったり、他人になりきるっていうよりは自分を出して撮影するという感じでした」

――ちなみに、実際の学校では、戸部くんはどんなキャラクターなの?

【戸部光翔】「クラスの中ではムードメーカー的な存在で、中心になってワイワイ盛り上げる明るいタイプです。もともと人と話したり、人の輪の中に入ることが好きなんです」

――学生生活で一番楽しいことは?

【戸部光翔】「休み時間に友達と話しているときが一番好きです。家に帰っても通話で友達とずっと会話しています(笑)」

――特技のボクシングはいつから習っていたの? その他、何かスポーツはやっていた?

【戸部光翔】「ボクシングは小学校4年生のときに始めて、最近はあまりジムに行ってないんですが、4〜5年やっています。中学に入ってサッカー部に入っていたんですが、この世界を本気で目指すことになって、中2の夏で辞めてしまって、今は帰宅部です。あと、水泳も習っていました。そういえば、通っていたスイミングスクールもけっこう厳しいところだったんですよね。たぶん、厳しい環境に入ることで、その期待に応えようと頑張るっていうのは、昔からなんだと思います」

――将来の夢は?

【戸部光翔】「演技の世界の第一線で活躍できるような俳優になることが夢です。そのために、今はレッスンを重ねていて、少しずつその夢に近づいていけるように頑張りたいと思っています」

――演じてみたい役ってありますか?

【戸部光翔】「これまでレッスンでやっている台本のキャラクターは、けっこう優しい役が多いんですけど、悪い役とかもやってみたいなと思います。普段の僕は、基本的に人に優しく生きているし、悪い人じゃないと思っているんですけど(笑)、自分とは真逆の役も演じられるようになりたいです」

――憧れている俳優は?

【戸部光翔】「菅田将暉さんです。『仮面ライダーW』をちょうど観ていた世代で、すごく印象に残っているんです。当時はもちろん役者になりたいとは思ってなかったですけど、改めて役者を本気で目指すようになって、小さい頃に観ていた菅田さんが、今いろんな作品に出演されていて、最前線で活躍されているのを観て、僕もこういう人になりたいなと思いました。小さい頃のエピソードとかを親に聞くと、『仮面ライダー』が本当に大好きで、寝ているときも寝ぼけて変身ポーズしたり、いつも変身していたって言われて(笑)。なので、小さいころに憧れていた『仮面ライダー』にも出てみたいなって思います」

――では最後に、ご自身の夢に対しての決意表明をお願いします。

【戸部光翔】「僕はまだまだ演技をはじめ、レッスンを受けている真っ最中なので、とにかく今はたくさんのことを学んで吸収するというのをコツコツと積み重ねていって、いろいろな作品を観て、自分の演技力を少しずつ磨いていきたいと思います。そしていつか、演技の世界で活躍できるようになりたいです。頑張ります!!」

■プロフィール■
戸部光翔(とべ・こうしょう)●2005年1月12日生まれ、千葉県出身。中学3年生。身長171cm。2018年春に実施した『デビュー“推しメン”合同面接会』でワタナベエンターテインメントに合格。特技:けん玉、ボクシング。ティーン誌『ニコラ』メンズモデルオーディションに合格し、2019年9月号より、新メンズモデルとして誌面に登場。

【ワタナベエンターテインメント 採用担当者のコメント】

――合同面接会での第一印象

「はじめての面談にも関わらず、緊張せずに自然体で目をキラキラ輝かせながら質疑応答に応えていた事が印象的でした」

――どんなところに惹かれたか

「学校で自分が何番目にカッコいいかと聞いたとき即答で自分と言った自信(笑)。面接をしている側にもいい意味で緊張感を与えず、一緒に仕事がしたいなと思いました」

――採用に至ったポイント

「本業の勉強も忙しいが勉強も怠らずに頑張り、土日は部活動を辞めて演技のレッスンをしていくという強い意志を伝えられたので、今後も色々な面で高い向上心を持って活動に取り組んでくれるのではないかと思ったのが採用ポイントです」

――普段のオーディションの審査で重視しているポイント

「書類では、写真や字から伝わる個性や魅力を重要視します。面接では、いかに自分の長所を上手くPRできるか、また、質問に対して柔軟な回答ができるかなど適応能力も選考ポイントです」

――今後、戸部さんにはどんな俳優として成長していってほしいか、期待する点

「夢の為に努力を惜しまず、内面・技術面でも向上できるよう引き続き頑張って欲しいです」

――デビューユーザーへの応援メッセージ(アドバイスなど)

「オーディションは通過点です。オーディションを怖がるのではなく、楽しんで自分の良さや個性を魅せてほしいです。夢があるなら、その夢を一緒に叶えましょう。皆様とお会いできること、スタッフ一同楽しみにしております!」

 なお、戸部光翔がデビューのきっかけを掴んだオーディション『“推しメン”合同面接会』の募集は、オーディションサイト『デビュー』にて現在エントリーを受付中。応募締切は、9月2日(月)まで。書類&動画審査を通過すれば、10月27日(日)に実施する人気芸能プロ全9社との面接審査を受けることができる。

関連写真

  • 『デビュー”推しメン”合同面接会』でワタナベエンターテインメントに合格した戸部光翔(C)Deview 撮影/宮坂浩見

  • 戸部光翔(C)Deview 撮影/宮坂浩見

  • 戸部光翔(C)Deview 撮影/宮坂浩見

  • 戸部光翔(C)Deview 撮影/宮坂浩見

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