刀ミュ新作公演「葵咲本紀」開幕、新たな刀剣男士4振りの出陣に蜻蛉切役・spi「ワクワクが溢れてしまっている」 | ニュース | Deview-デビュー

Deview LOGO

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

ニュース

2019/08/04 13:33

デビュー

刀ミュ新作公演「葵咲本紀」開幕、新たな刀剣男士4振りの出陣に蜻蛉切役・spi「ワクワクが溢れてしまっている」

ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜刀剣男士キャスト(左から)田村升吾、岡宮来夢、spi、太田基裕、仲田博喜、田中涼星(C)Deview
ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜刀剣男士キャスト(左から)田村升吾、岡宮来夢、spi、太田基裕、仲田博喜、田中涼星(C)Deview

 ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜が3日、東京・天王洲 銀河劇場にて開幕。初日公演に先駆けて公開ゲネプロが行われ、刀剣男士キャストが会見に登場し、本番への意気込みを明かした。

 名だたる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を収集・育成する、大人気PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」(DMM GAMES/Nitroplus)を原案としたミュージカル『刀剣乱舞』。昨年末には「第69回NHK紅白歌合戦」への出場を果たすなど、次々と新たな試みに挑戦し、勢いを増し続けている。

 今作「葵咲本紀」は、ミュージカル本公演としては「結びの響、始まりの音」以来約1年半ぶりとなる新作で、2017年、2019年に上演した「三百年の子守唄」と対になる物語。これまでにも出陣してきた千子村正、蜻蛉切に、明石国行、鶴丸国永、御手杵、篭手切江の4振りが新たに、ミュージカル『刀剣乱舞』に登場。「刀剣男士の守るべきものとは――。もう一つの物語が幕を開ける。」

 公開ゲネプロ直前に行われた初日会見には、明石国行役の仲田博喜、千子村正役の太田基裕、蜻蛉切役のspi、鶴丸国永役の岡宮来夢、御手杵役の田中涼星、篭手切江役の田村升吾が出席。

 仲田は「僕が演じる明石国行は、やる気のないキャラクターなのですが、やる気無しだと取材にならないので、やる気満々でいかせていただきたいと思います!」と気合いを入れつつ、「今、笑うところですよ!!(笑)」と訴え、笑いを誘う。そして、約2ヵ月間の稽古を振り返り「すごくたくさんの方の期待も背負っているとは思いますが、キャスト、スタッフ、関係者の方々とで、しっかりと作ってきたものを最高の状態で届ける準備ができたと思っております」と自信をのぞかせ、「全74公演、カンパニー一丸となって最後まで戦い抜きたいと思います」と意気込んだ。

 「三百年の子守唄」に続いての出演となる太田は「今回は新作公演ということで、また新たな千子村正としての一面に出会えると思うと、僕自身も非常に楽しみで仕方がないです」と述べ、「お客様にとって心に残るような作品になるよう、頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いいたします」と挨拶。同じく前作同様、蜻蛉切を演じるspiは「4振りの刀剣男士が新しく登場するということで、僕個人としてはミュージカル『刀剣乱舞』のファンなので本当に嬉しい。稽古場でもワクワクしていましたし、毎日みんなをご飯に連れて行ったりして、ワクワクが溢れてしまっています」と笑顔を見せ、「早くお披露目したいというか、みなさんの目に4振りが出ていくのが本当に楽しみです」と興奮気味に語る。

 岡宮は「稽古期間の2ヵ月は、僕にとって初めてのことが多く、自分にとっても挑戦になる舞台だなとすごく感じています」と述べ、「いろいろな不安やプレッシャーというものをたくさん感じながらも、でもそれも楽しみながら全公演頑張っていきたいと思います」と宣言。田中は「僕ら4振りが初出陣ということで、稽古場で先輩であるspiさんと太田さんからいろいろなアドバイスなどを受けて、新しい4振りも互いを助け合い、鼓舞しあいながら稽古に臨めた2ヵ月だったと思います」と稽古を振り返り、「この作品をお客様のもとに届けられるのが、今からすごく楽しみであり、ドキドキしています」と本番への心境を明かした。

 田村も「長い準備期間をかけて作ってきた作品ですので、やっと幕が上がるのかと思うと素直に嬉しい」と喜びを噛み締め、「見どころとしては、僕が演じる篭手切江が初めて登場するシーンは、今までのミュージカル『刀剣乱舞』にはない、新たな挑戦だと思うので、ぜひそこを見ていただけたら嬉しいです。彼が作品の中でたくさん成長していくと思うので、ぜひ劇場でご覧いただけたらと思います」と呼びかけた。

 今回から新たに加わった4人から見た太田とspi、そして太田とspiから見た新刀剣男士キャストの印象について聞かれると、太田とspiの二人について仲田と田中は、「すごく頼もしいお二人」(田中)、「とてもしっかりした先輩で、背中で語ってくれるすごく優しいお二人です」(仲田)と回答。

 岡宮も「わからないことはすぐに教えてくださいますし、僕らよりも少し早く稽古場に来て練習している姿を見たりとかして、そういうとこらたくさん学びました」とコメント。「安心感がある」と表現した田村は、「日常でも甘えられる存在ですし、作品の中でも、お二人の存在が作品を安定させるというか、土台をしっかりと作って底上げしてくれるような素敵な先輩です」と絶賛。すると太田は「めっちゃプレッシャーかけるな!!」と苦笑いする一幕も。

 そんな新キャストに対し、spiは「僕は歌がめちゃくちゃ好きなんですけど、みんな歌に対してストイックに頑張ってくれたのがすごく嬉しかった」と笑顔を見せると、太田は「でも、先輩・後輩関係なく、舞台上では同士として、稽古場ではやるべきことがたくさんあったので、それをともに苦しんで今日まで来たという感じ」と明かし、「リスペクトしながら高め合っていけたらいいなと思います」と決意を新たにした。

 また、開幕にあたり、演出の茅野イサムからのコメントも到着。

【演出:茅野イサム コメント】
約1年半ぶりに、ミュージカル『刀剣乱舞』の新作が開幕します。
今回は新たに明石国行、御手杵、篭手切江、鶴丸国永の4振りが刀ミュに加わります。この新しい刀剣男士たちと出会えることに心を躍らせ、とても楽しみながら作りました。

明石国行役の仲田博喜は、生まれが関西ということもあって、明石国行の話す独特の方言もとてもよく馴染んでいますし、掴みどころのないこの役を体現出来る役者です。
鶴丸国永を演じる岡宮来夢はこれまで殆ど舞台経験がなく、何ものにも染まっていない真っ白な彼は、鶴丸国永の無垢な姿と重なります。その見た目と中身のギャップで皆様を驚かせたいです。
御手杵役の田中涼星は、頭のてっぺんから爪先まで正に御手杵。肉体だけでなく、御手杵の気さくでおおらかな雰囲気を持ち合わせた俳優で、非常に頼もしい存在です。
篭手切江を演じる田村升吾は、過酷な稽古場で"れっすん"に取り組む姿が、"すていじ"に立つことを夢見る篭手切江と重なって見えました。我々にどのような夢を見せてくれるのか楽しみです。

ミュージカル『刀剣乱舞』は役者さんが取り組まなければならないことがとても多く、また求められるレベルも高いので、皆それぞれに大変な思いをしていると思います。
そんな中で、蜻蛉切役のspi と千子村正役の太田基裕は、この座組にとって柱のような存在です。彼らのスキルと情熱、そして芝居に対する取り組み方。これはすべての出演者の強烈な刺激となっています。太く揺るぎない柱としなやかに強い柱のように、全く違うふたつの個性でこの座組、そして『葵咲本紀』という作品を支えてくれています。
さらに歴史上人物を演じる個性際立つ俳優たち、そして我らが誇る百戦錬磨のアンサンブル。彼らの活躍にも期待してください。

物語に関しては、お客様それぞれに受け止めていただきたいので多くは語りませんが、今回は冒頭からとても驚きのある始まり方で、最初に脚本を読んだ時からこの物語に強く惹き込まれました。
これまで、「阿津賀志山異聞」には「つはものどもがゆめのあと」、「幕末天狼傳」には「結びの響、始まりの音」と、物語に繋がりがあったように、今作「葵咲本紀」は「三百年の子守唄」と対になる作品です。
ただ、演劇的構造はこれまでのものとは全く異なります。ご覧になるお客様には、「なるほどそう来たか」と思っていただけるのでは、と思います。

脚本の御笠ノさんがよく言っていることですが、僕らは演劇人として、毒にも薬にもならないようなものを作りたいとは思いません。「刀剣乱舞-ONLINE-」に描かれていることや、更にその根底にあるものをもっと抉っていきたいという気持ちで、今回の脚本も色々なことに果敢に挑戦しています。

今作は、今後の刀ミュの様々な可能性を提示したという意味で、岐路に立つ作品といえるかもしれません。
この作品を生み出したことによって、ますますミュージカル『刀剣乱舞』の物語が広がっていくと思います。
枝分かれした道のどれを選んでも、今までとは違うものが生まれるでしょうし、1つ発掘するとまた新しい鉱脈が見つかって尽きることがない。ミュージカル『刀剣乱舞』とはそういう作品なのだ、と感じながら演出をしております。
この思いをより多くのお客様と共有できることを願っています。

≪公演情報≫
ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀(きしょうほんぎ)〜
【東京】 2019年8月3日(土)〜18日(日)天王洲 銀河劇場
【大阪】 2019年8月30日(金)〜9月8日(日)サンケイホールブリーゼ
【兵庫】 2019年9月14日(土)〜28日(土 AiiA 2.5 Theater Kobe
【福岡】 2019年10月4日(金)〜6日(日)アルモニーサンク北九州ソレイユホール
【東京凱旋】 2019年10月19日(土)〜10月27日(日)TOKYO DOME CITY HALL

原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
演出:茅野イサム
脚本:御笠ノ忠次
振付・ステージング:本山新之助 桜木涼介

出演:
明石国行役 仲田博喜
千子村正役 太田基裕
蜻蛉切役 spi
鶴丸国永役 岡宮来夢
御手杵役 田中涼星
篭手切江役 田村升吾

徳川家康役 鷲尾昇
松平信康役 大野瑞生
結城秀康役 二葉要
永見貞愛役 二葉勇
徳川秀忠役 原嶋元久

大野涼太 村中一輝 鴻巣正季 杉山諒二 大黒智也
篠尾佳介 平山唯斗 佐藤誠一 久留康太 齋藤大希
市川裕介 伊達康浩 白濱孝次 塚田知紀
佐藤文平 下尾浩章 松本直也 佐伯啓
五十嵐拓人 ※ダブルキャスト
森田真弥 ※ダブルキャスト

<あらすじ>
西暦2205 年、歴史修正主義者による過去への攻撃が始まった。
物に眠る"想い"を目覚めさせる力を持つ「審神者」と、審神者によって励起された「刀剣男士」たち。
彼らは歴史を守る戦いへと身を投じていく――。

慶長五年七月、下野国小山。
徳川家康は家臣を伴い、会津征伐のためこの地に在った。
服部半蔵、酒井忠次は既に没し、それぞれの役割を終えたが、井伊直政と本多忠勝…つまり、千子村正と蜻蛉切の任務は続いていた。
一方、本丸では審神者の命により刀剣男士たちが集められていた。
鶴丸国永を隊長として、明石国行、御手杵、篭手切江が編成される。
敵の狙いは、徳川家康の次男である結城秀康。
そして、下野国小山で合流した刀剣男士たちの前に現れたのは…

主催:ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
(ネルケプランニング ニトロプラス DMM GAMES ユークリッド・エージェンシー)

【ミュージカル『刀剣乱舞』 公式ホームページ】 https://musical-toukenranbu.jp/
【ミュージカル『刀剣乱舞』 公式ツイッター】 @musical_touken

(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

関連写真

  • ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜刀剣男士キャスト(左から)田村升吾、岡宮来夢、spi、太田基裕、仲田博喜、田中涼星(C)Deview

  • 仲田博喜演じる明石国行(C)Deview

  • 太田基裕演じる千子村正(C)Deview

  • spi演じる蜻蛉切(C)Deview

  • 岡宮来夢演じる鶴丸国永(C)Deview

  • 田中涼星演じる御手杵(C)Deview

  • 田村升吾演じる篭手切江(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜ゲネプロの模様(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜ゲネプロの模様(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜ゲネプロの模様(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜ゲネプロの模様(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜ゲネプロの模様(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜ゲネプロの模様(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜ゲネプロの模様(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜ゲネプロの模様(C)Deview

  

Pick up

オススメ

  
×