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2019/07/05 19:51
ヒゲフェチの女子高生役が高評価 女優・芋生悠が『SSFF&ASIA2019』ジャパン部門ベストアクトレスに選出
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2019」のオーディエンスアワードとベストアクター&アクトレスアワードが5日、決定。ベストアクター&アクトレスアワード ジャパン部門では、『ヒゲとレインコート』でヒゲフェチに目覚めた女子高生を演じた芋生悠(いもう・はるか)が、ベストアクトレスに選ばれた。
『ヒゲとレインコート』(Beard and Raincoat)は八幡貴美監督による11分53秒の短編。どこにでもいる普通の女子高生カナコ(芋生)は、ある日偶然にも彼氏の兄のヒゲに触れ、そのジョリジョリとした触感が忘れられなくなってしまう。しかしそのヒゲの兄もまた別のフェチを持っていた…というストーリー。「ヒゲフェチに目覚めてしまった女子高生を、あどけなさと色気を同居させながらもあくまで自然体で演じていた」というのが、ベストアクトレスの受賞理由だという。
芋生は「素敵な賞をありがとうございます。驚きと喜びで胸がいっぱいです。初めて台本を読んだ時に、フェチズムをここまで本気で描いたらどうなるんだろうとワクワクしたのを覚えています。八幡監督やスタッフの皆様、共演者の皆様のおかげでカナコの存在が色濃くなったと思います。感謝が尽きません。これからこの賞の名に恥じぬ女優になれるよう邁進します。人との出会いを大事にして、映画に恩返しをしていきます。これからもわたしとヒゲとレインコートをよろしくお願いします」とコメントしている。
芋生は、祷キララとのW主演作『左様なら』が9月6日(金)よりアップリンク吉祥寺にて公開されるなど、映画界が注目する新進女優。今後もその名前を覚えておいたほうがいいだろう。なお芋生悠が所属するプロダクション「ステッカー」が新人を募集中。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載中(下記リンク参照)。
■芋生 悠(いもう・はるか)
1997年熊本生まれ。今年は5月にヒロイン役として出演した映画『恋するふたり』公開、夏にヒューストン国際映画祭他、アメリカの映画祭で上映された『JKエレジー』、9月に主演の『左様なら』公開。来年は『ソワレ』公開予定。また今後、ベルリン国際映画祭でW受賞した映画『37Seconds』の公開も控えている。現在、「古河機械金属」「TVer_手羽ムービー」「JRグループ ニッポンをつなぐ物語~おばあちゃんのお漬物」「香港ジュエリー時計」「中国食品」等のCMに出演中。ステッカー所属。