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2019/04/08 22:35
AKB48武藤十夢、8回目の受験で気象予報士の資格試験に合格「『人生最大の挑戦』でした!」
AKB48 Team Kの武藤十夢が、合格率5パーセントとも言われる気象予報士の国家資格試験に、8回目の挑戦で合格を果たした。会員制サービス「ファミリー劇場CLUB」のオリジナル番組『AKB48 ネ申テレビ シーズン30』は、合格までの1700日に密着。その最新話『武藤十夢のあした天気にな〜れ! 2019 冬』が4月9日(火)から配信開始される。番組配信に先駆けて、本人の喜びのコメントが届けられた。
『武藤十夢のあした天気にな〜れ! 2019 冬』では番組内で生放送にて行われた、初めての天気予報の模様もあわせて配信。武藤の努力の軌跡、成長の過程を観ることが出来る。
■武藤十夢インタビュー
――初めて天気予報を行った感想は?
武藤「嬉しい気持ちもありましたが、とっても緊張しました。やっぱりもっともっと勉強して経験積みたいです。原稿はうまく書けたと思うんですが、しゃべるほうが難しいなって。でも言いたいことは言えたので、今回の天気予報に点数を付けるなら…60点くらいかな!(笑)自分の伸びしろに期待して、今後も頑張りたいと思います」
――資格試験に合格したときの感想を教えてください。
武藤「まさか受かるなんて…という気持ちでした。今回が8回目の受験だったので、まさに『夢にまでみた合格』でした。信じられないという気持ちと同時に、5年間頑張ってよかった、と心から思えました。私の姿を見て、『勇気をもらった』『自分も頑張ろうって思った』といったコメントを貰えると、挑戦してよかったなと思いますね」
――天気予報士へ挑戦した5年間で一番印象的だったことは?
武藤「免除の期間(天気予報士の資格試験には3つの科目があり、全て合格して初めて、資格取得となる。また、1科目でも合格した分野はその次の1年間、試験が免除となる)が終わってしまったときの絶望感は今でも忘れられません。せっかく合格していたのに、また振り出しに戻ってしまったのがつらかったですね…。あと、とにかく悔しかったのが、同じメンバーの岩立沙穂ちゃんが先に1科目合格したときです! あとから始めたさっほー(岩立の愛称)に先を越されたのが、死ぬほど悔しかったです。私のほうが絶対できるのに!って(笑)。でも点数にしてみるとさっほーのほうが出来てて。それは今でも覚えてますね」
――今後やってみたいことは?
武藤「AKB48グループで初めての天気予報士なので、自分にしかできないことをやってみたいです。もちろん『お天気お姉さん』のような仕事や、番組にも出られたらいいなと思います。それに、せっかくこのグループに入りながら資格が取れたので、AKB48のイベントでも披露できたら楽しいんじゃないかな、と考えています」
――資格挑戦を経て、自分の中での変化はありましたか?
武藤「もともと自分に自信がなくて、AKB48グループの中で自分がどんなポジションでいればいいのか、どういう人になれるのか、ずっと悩んでいました。自分は何もできないと感じていたときもありました。そういう自分が好きになりきれなくて。天気予報士の資格も、勉強してもしてもうまくいかないし…。でも今回合格できて『自分も頑張ればできることってあるんだ』と思えました。自分を好きになれたし、自信につながりました。もちろん、改善点はいっぱいあります!(笑)」
――支えてくれた人たちへ伝えたいことは?
武藤「色々な人に支えられて取れた資格だと思っています。先生はもちろん、資格を取るきっかけとなった『ネ申テレビ』スタッフさん、メンバー、ファンの皆さんがいたから、心が折れそうになったときも諦めずにやってこれました。皆がいなかったら正直、1700日も頑張れなかったと思います。感謝してもしきれません。だからこそ、こうやって嬉しい報告ができて本当によかったです。いろんな回り道をしてのこの5年間でした。この番組にはいいときも、ダメなときもつまってます。そんな風に色々あった、っていうのをぜひ見て欲しいですね。それで、みなさんの心に勇気や、頑張ろうって気持ちをあげられたらいいなって思いました。本当にたくさんの応援、ありがとうございました」
――武藤十夢にとって『気象予報士』とは?
武藤「『人生最大の挑戦』でした! 本当に合格できてよかった!」