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2019/03/20 20:01
アップアップガールズ(2)新メンバー3人に直撃 3月23日マイナビBLITZ赤坂に向け最速インタビュー
6人組アイドルグループ・アップアップガールズ(2)[読み:かっこにき]の新メンバーオーディションに合格、新たにメンバーとして加入した、新倉愛海(15歳)、島崎友莉亜(16歳)、森永新菜(17歳)の3人。3月23日、マイナビBLITZ赤坂で行われる加入後初のワンマンライブ「アップアップガールズ(2) #アプガ2セカンド #スターティングオーバー」、そして4月2日に加入後初のシングル発売を控える3人に、オーディションに懸けた想い、新メンバーとなった今の進境、そして目前に迫ったライブへの意気込みを聞いた。
■アップアップガールズ(2)新メンバーインタビュー
新倉愛海・島崎友莉亜・森永新菜
――3月3日に行われた、初お披露目の感想を教えてください。
【新倉愛海】「ファンの方の前に初めて立って、新メンバーとしての自分を受け入れていただけるか不安だったんですけど、皆さん優しく迎え入れてくださってすごく嬉しかったです。23日に立つマイナビBLITZ赤坂には、もっとたくさんの方がいるので、新メンバーが入って良かったなって思っていただけるように、気を抜かずに頑張りたいです」
――ご自身の合格発表のVTRが流れた時に、自分で観て泣いてしまってましたね。
【新倉】「昔から強がりで、あまり泣かない子だったんですけど、(2)のオーディションに関わってから泣くことが増えて…。感動だったり、悔しさだったり、オーディションを通して、人生のいろんなことを学べているなって。最近涙もろいです(笑)」
――先輩のアップアップガールズ(仮)姉さんの前でキレッキレのダンスを披露しました。
【新倉】「小さい時からダンスを習っていて、人前で踊ることが好きなので、(仮)さんが目の前で見ているのはドキッとしましたけど、ファンの方がコールや拍手をしてくれたので楽しく踊れました。(仮)さんの本物のパフォーマンスに比べたらまだまだだと思うので、初ステージまでの期間で、伸ばせるところがたくさんあったらいいなって思っています」
――島崎さんも大きな歓声に涙していましたね。
【島崎友莉亜】「合格発表を受けた後も、実感が湧かなくてふわふわした気持だったんですけど、ステージに出た時に名前を呼んでくださって、これでアイドルになれたんだ!っていう嬉しさで涙が溢れてきました。待っていてくださっていた方、応援してくださった方がたくさん居たんだなって感じました」
――『OVERDRIVE』のギターの弾き語りは、お披露目のために練習したんですか?
【島崎】「ギターの弾き語りをステージで披露するのは初めてで。曲を決めたのも直前だったので、緊張はちょっとしたんですけど、楽しくできました。これから(2)のメンバーとして、もっともっと大きなステージに立って、たくさんの方の歓声が聴きたいなって思って、頑張ろうって決めた一日になりました」
――森永さんは、SHOWROOMの審査の時から独特なキャラクターが注目されていましたから、ファンの皆さんも盛り上がっていましたね。
【森永新菜】「これまでアイドル活動をしたことが無かったので、ド素人のような私がいてもいいのかなって不安だったんです。でもステージに出た時に“にいなー!”という声が聞こえたんですよ! 想像以上に受け入れてくださって、喜んでくださる方がいるのが驚きでした。SHOWROOMやツイッターのコメントはごく一部の方々だと思っていましたし、ファンの皆さんの反応を直に目の前にするのが初めての経験だったので」
――やっぱり、ステージでも披露した「メンバー紹介ラップ」が印象的でした。
【森永】「(2)の最初のメンバーオーディションの動画を見たら、初めて挑戦したことをアピールした方がいらしたので、私も初挑戦のことを準備したいと思ったんです。今回のSHOWROOM審査で、『アプガについて語る』というミッションがあって、そのお勉強会でアプガ(2)の情報がたくさん集まったんです。これを活かして、ファンの皆さん、メンバーの皆さんと楽しめるものはなんだろうって考えて。コールアンドレスポンスがあるものがきっと楽しい、名前を叫ぶなら、紹介ラップがいいかもって思ったんです。ラップ自体は情報があったので1日、2日で作れましたが、作っている間も楽しかったです!」
――オーディションの過程で心に残っていることはありますか?
【新倉】「オーディション中は、とにかく必死でやろうっていう気持ちしかなかったんですが、合格させていただいてから、人として学んだことがたくさんありました。自分から進んでやるという『やる気』、挨拶・礼儀の大切さ、感謝の気持ちも学べたと思います」
【島崎】「私は、自分をどう見せたいかを研究して、自己アピールできるようになったんじゃないかと思います。自分で考えたこともありましたが、SHOWROOMやツイッターのコメントで“ゆりあちゃんのこういうところがいいよね”って教えてくださる方もいて、そういうところを伸ばしていこうって考えました」
【森永】「自分で言うのもなんですけど、落ち着いた見た目で、ちょっと大人っぽく見られるんですね。だから自分の本性の“うぇーい!”ていう部分を出さずに、皆さんを引かせないようにしようと気を付けてSHOWROOMをやっていたんですけど、それが窮屈で、ちょっと素が出ちゃいまして、割とウケたんですよ! それにわたくしビックリしまして、ああ、これでいいんだって気付いたんです。あと、私の『〇〇ですぅ〜』っていう語尾を皆さんマネするんですけど、これ気付いたのもSHOWROOMなんです。皆さん『すぅ〜』ってマネするから、“なんでそんなにすぅ〜って書くの?”って聞いたら、『あなたが言ってるからだよ』って。そこで初めて自分の口癖を知ったんです。自分の何が強みなのかを、SHOWROOMを見てくださった方から教わりました。私にとっては怒涛のような日々でございました」
――今回のオーディションに応募したきっかけや、その想いを教えてください。
【新倉】「以前所属していたグループが解散してしまったんですが、まだアイドルをやりたいという想いがあったんです。そんなタイミングで(2)さんのオーディションを見つけました。実は2年前にも(2)のオーディションを受けて、通過することができなかったという再挑戦の想いもあったし、今後自分がアイドルを続けていきたいのであれば、どういうグループに入るべきだろうって考えた時、(2)が一番いいんじゃないかと思ったんです。ライブも真っすぐで弾ける感じだし、曲の感じも好きだし、ライブでやったら絶対に自分も楽しいし、ファンの方もめちゃめちゃ楽しいんだろうなって思って。今回、いろんなタイミングが重なって応募することになりました」
【島崎】「私も以前活動していたグループが解散になって、自分の生活がガラッと変わってしまい、目標も無く、ホントに何もできなくなってしまったんです。そこでアイドルありきの島崎友莉亜だったんだなって気付いて。でも、ホントに嬉しいことに、待っていてくださる方がいて、絶対に頑張ろうって決めてオーディションを受けることにしたんです。それでもオーディションに落ちてしまうと“ここまで2年半も活動してきたのに、落ちちゃうのか…”って、いままでやってきたことが無駄だったって否定されている感じがして、怖くなって応募できない時もありました。そんなときに(2)さんのオーディションを見つけて、応募要項に『夢を諦めきれない人』っていう項目があったので、絶対に応募したい!って思いました。(2)さんや(仮)さんのことは前から知っていて、本当にストイックで、カッコいいグループだと思っていたので、自分もこのなかで成長していけたらなって思って応募しました」
【森永】「小さい時からダンスを学んでいて、縁があって韓国の事務所に所属させていただいたんですけど、そこで何もできないまま返って来て、本当に何もなくなっちゃったんです。その後、私、何がしたいんだろうって迷う期間がかなり長かったんです。芸能以外の道に進むことは考えたことが無かったですし、親も応援をしてくださっていたので、オーディションに応募しようと思って、それこそデビューさんを見てたんです。アップアップガールズ(2)さんのことも、正直最初は知りませんでした。でも動画を見たら、私の中にあった日本のアイドルのイメージと全然違っていて、パワフルで、元気に弾けて、自分の内側のものを“イエーッ”って出す感じような印象でした。そして私、結構デカいんですね(笑)。身長が166cmあるんですけど、それは日本でアイドルを目指すときに、デカすぎて、ウケが良くないんじゃないかなって思っていたんです。でもアプガ(2)にはまーちゃんさん(吉川茉優)という、私より背が高くてスタイルが良い方がいらっしゃって、センターで人気があって。もしかしたらここで頑張れば、私の居場所って作れるのかなって思ったんです。私、ここでがんばんなきゃダメだわって思ったのが、応募を決めた理由です」
――個性も三人三様ですが、グループのなかで自分のどんなところを活かしたいですか?
【新倉】「オーディションの間も、自分だけのアピールをしようと思っても、あまりにも個性が無かったんですね。だからこそ個性にこだわらず、キャラとかを作らずに、自分のこの性格を受け入れてもらえたらそれが一番かなと。自分はひたすら頑張っていきたいと思います。唯一負けないところは座高ですかね? 新菜ちゃんが一番背が高いはずなのに、座ってると私が一番高く見えちゃうんですよ。だから“座高の人”で覚えてもらえたら、それはそれでラッキーですし(笑)。あと、かなり目が細くて小さいほうなんですけど、そんな話をしているときに、かじぃさん(鍛治島彩)とほーちゃんさん(佐々木ほのか)が、“仲間だ〜”ってくれたのが嬉しかったですね」
――ダンスのキレと、踊っている時のカッコいい表情は十分個性的ですよ。
【新倉】「ダンスを踊っているときは無意識で、表情も自然に出てしまう感じなんです。カッコ良いめの曲だと、勝手に一人の世界に入り込んじゃって、すごい顔で踊っちゃうときがあるので、そこはアイドル活動をするにあたっては気を付けないと。(2)さんの踊りって、バキバキしたカッコ良い踊りだったり、コミカルな振り付けだったり、いろんなダンスがあるので、踊るのが楽しみだなって思います。個人的に『ワッチャウッ!!』を一緒に踊るのが楽しみなので、練習していきたいなって思います」
【島崎】「私、身長がすごく低い(145cm)のが今まですごくコンプレックスで。オーディションでも親の身長を聞かれたり、それを理由に落とされている気がして、自分のこの身長が嫌でした。でもアイドル活動をしているときに、“それはゆりあちゃんの個性だよ”って、たくさんの方が言ってくださったので、自分の武器なんだって思えるようになったんです。これからも自分のコンプレックスを武器にして、アピール出来たらなって思っています」
――弾き語りでも聴かせてくれた、透明感のある歌声も武器です。
【島崎】「実は小さい頃から本当に音痴で、前のグループでも歌割が無かったんです。何もなくなってしまったときに、このままじゃダメだって思ってたくさん歌の練習をしていたんですが、そうしたらメンバーさんから“綺麗な歌声”って言っていただけて、すごく嬉しかったので、歌を頑張っていこうって思ってます」
【森永】「自分は韓国に住めるぐらい韓国語が得意なので、それをオーディションでも武器にしようと思ってたんですけど、このキャラクターのほうがウケてしまいまして(笑)。それまで自分のコミュニティーが狭かったので、自分が変わってるというのを知らなかったんです。だからそのキャラクターも活かして、新メンバーが入って、いい意味で変わったよねって言ってもらえたらなと思います」
【新倉】「新メンバーになって、いろんな方とお会いする機会があってご挨拶すると、新菜ちゃんのときにだいたい笑いが起きます(笑)。でも本当に面白いし、しゃべってると楽しくなる。しゃべるだけで人を楽しませることができるのって、すごいなって思ってます。これからも無理に意識しないで武器にしていってほしいなって思う」
【森永】「優しいわねぇ(笑)」
――4月2日には9人体制初の両A面シングルが発売されます。こちらの楽曲に参加した感想はいかがですか?
【新倉】「『We are winner!』は、歌詞がオーディションを受けているときの自分と重なるし、曲調はキラキラした感じで、明るい未来をイメージさせてくれるなって思います。夢を目指している人にも、心が折れそうになることがあると思うんです。そういう方々に、私たちがアプガ(2)としてこの曲をお届けしたいと思います。『スターティングオーバー』は楽しい曲で、曲中に掛け声を入れて一緒に盛り上がれるところがたくさんあるんです。これからいろんなイベントに出演させていただくこともあると思うんですけど、まだアプガ(2)の存在を知らない人にも一緒に楽しんでもらえるような曲なんじゃないかなって思います。ライブで歌うのが凄く楽しみです」
――ファンの人はライブですぐにコールに対応してきそうですね。
【新倉】「振り付けをメンバーの高萩千夏さんが担当してくださっているんですが、フォーメーションの変化もワクワクするというか、次にどこに行くんだろう自分、みたいな感じですごく楽しいです。コミカルな振りも入っているので、見てくださってる方と一緒に踊ったら、絶対に楽しいと思います」
――島崎さんはいかがですか?
【島崎】「私自身35回オーディションに落ちて、挫折も多かったんですけど、『We are winner!』は、まだ負けじゃないとか、挫折から前向きな気持ちになれるような歌詞で、自分自身に重なる想いがすごく多くて、初めて聴いたときに心に響いて、自然に涙が出てきました。こんなに素敵な曲を、私たちの曲として披露させていただけることが凄く嬉しいです。私、ハロプロさんがすごく好きで、つんく♂さんの曲もすごく大好きなので、つんく♂さんの曲を歌わせていただけるという時点でホントに幸せです。歌詞の言葉とかメロディにも“つんく♂さんだあ!”って思えるところが随所にあって、その曲をしっかり表現できるように頑張りたいです。『スターティングオーバー』は掛け声がたくさん入っているので、ワクワクして、これをライブでやったらどんな感じになるんだろうって想像しています。これからライブをやって行くうちに成長して、みんなで育てていく曲なのかなって思います」
――森永さんは?
【森永】「『We are winner!』の歌詞は、大なり小なりみんなに当てはまる部分があると思います。自分たちが歌う曲なのに、勝手に元気をいただいた感じがあったんです。ファンの方の人生にも絶対につらかった想い出はあると思うので、私たちがこの曲を歌うことで応援出来たらいいなって思います。『We are winner!』が包み込むような感じだとすれば、『スターティングオーバー』は“みんなで盛り上がって行くぜ!”って煽る感じ。曲調は違っても、どちらも応援するという部分では共通していると思うので、そこで芯に持って表現したいと思います」
――それでは最後に、3月23日のマイナビBLITZ赤坂への意気込みをお願いします!
【新倉】「メンバーとして加入して初めて立たせていただくのが、すごく大きなステージなので、楽しむという気持ちは忘れずにいたいです。そして、自分にできることは何かということを毎日考えて当日を迎えたいです。皆さん予定があるなかで、その日のその時間にアップアップガールズ(2)を見に来てくださることに感謝して、自分たちの持っているものをすべて出し切りたいですし、新メンバーが入って良かったね、9人のパフォーマンスが良かったって言っていただけるように、身体を大きく動かして、パフォーマンスしたいと思っています」
【島崎】「加入させていただいてから初めてのパフォーマンスが、マイナビBLITZ赤坂というのは本当にすごいことだし、感謝しかないです。だからこそ、その大会場に見合うように、全力を出し切るパフォーマンスがしたい。ライブのタイトルが『スターティングオーバー』と言う事で、再出発する私たちのこれからを楽しみにしていただけるようなステージにしたいですし、私たち自身も、これから9人でやっていく気持ちを持てる日にしたいと思います」
【森永】「アイドルになって初めてのステージがマイナビで、私が立っていいのか?っていう不安な気持ちになったんですけど、絶対に後悔をしたくないという想いが一番強いです。“9人になって、すごくいい舞台になったよね”とメンバーみんなで思えるものにしたいし、観に来てくださる方々にも“9人でどうなるかと思ったけど、超よかったよ!”って言っていただきたいです。大きな舞台で踊れる、というのは普通のことではないじゃないですか? だからすべてのことを丁寧に大事にやっていきたいと思います。終わった後に“楽しめたよね、あの時!”って、後悔なく言えるように」
新メンバー加入後、9人体制初のワンマンライブ「アップアップガールズ(2) #アプガ2セカンド #スターティングオーバー」は3月23日、マイナビBLITZ赤坂にて開催。