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2019/02/15 19:01
風男塾・瀬斗光黄卒業のステージで、新メンバー香月大弥&桜司爽太郎が加入「新しい風男塾は、もう始まっているんだね」
瀬斗光黄、愛刃健水、藤守怜生、紅竜真咲、草歌部宙の5人による男装ユニット・風男塾(ふだんじゅく)が11日、瀬斗光黄のラストステージとなるワンマンライブ『FUDANJUKU LIVE 2019〜SMILE〜』を東京・中野サンプラザで行った。ライブの最後には、瀬斗から新メンバーの香月大弥と桜司爽太郎の2人が紹介され、新たな6人体制の風男塾として新曲『Dash & Daaash!!』を初披露した。
風男塾に9年間在籍した瀬斗を送り出す卒業セレモニーが終わり、卒業ソング『ツバメ』を歌い終え、しみじみとした空気が流れる中、瀬斗は「俺にはもう一つ仕事があります。次の世代にバトンを渡すことです!」と言い「これからの風男塾を背負っていく新メンバーをここで俺から紹介させてください!」と、新メンバーとして加入する、香月大弥(かつき・だいや)、桜司爽太郎(おうじ・そうたろう)の2人を呼び込んだ。
ステージ後方の大きなモニターに2人の名前が映し出されると、その苗字でメンバーカラーを察したファンが大きくどよめく。香月大弥が黄色を、桜司爽太郎がピンクをそれぞれ引き継ぐことになったのだ。瀬斗の担当カラー・黄色を引き継ぐ香月は「本当に嬉しい気持ちと、不安な気持ちが正直入り交じっていて。ここにいる皆さんも不安な気持ちだと思うんですけど。少しずつ受け入れてもらえるように、これから頑張りますのでよろしくお願いします」と真摯に挨拶。そんな香月を気遣いながら瀬斗は「大弥なりの黄色を作って行ってほしいです。この受け継いでいく感がすごく嬉しい。すぐに黄色を使ってほしいと思っていたので。新しい黄色を作ってみんなを照らしてください」と声を掛けた。
風男塾結成時のメンバーでリーダーも務め、2014年に卒業した武器屋桃太郎が担当していたピンクを引き継ぐ桜司は「偉大な偉大な武器屋桃太郎さんの色を引き継ぐことになりました! 風男塾の歴史の中でも、メンバーの中でも、風王(風男塾のファン)の皆さんにとっても大切な色だと思うので、自分なりに努力して大切に大切に育てて守っていきたいと思っているので、どうか応援よろしくお願いします」と力強く語った。瀬斗は「色を引き継ぐというのは、俺自身も最初は緊張したし、みんながみんなすぐに受け止めてくれるわけじゃないと思う。不安だと思うけれど、自分の頑張りや努力で、認めてもらえるようなメンバーになってほしいなと思うし、俺たち風王はそれを支えていこうね!」と、自身も風王の一人として応援していくことを誓った。
「今までの風男塾も、とってもカッコよくて素晴らしいんですけど、新しい風を吹かせられるように俺たちも頑張りますので、よろしくお願いします」(香月)、「新しい風男塾も応援していきたい、見ていきたい、そういうふうに皆さんに思っていただけるように、精一杯努力をしていきますので、新メンバーの俺、爽太郎と大弥をよろしくお願いします」(桜司)と意気込みを語った2人。見慣れぬアーミールックの衣装を見た瀬斗が「この衣装は何?」と質問すると、2人は「この衣装は新曲の衣装です!」と胸を張り、新曲を初パフォーマンスするという。「もう新しい風男塾ははじまってるんだね! 俺はみんなと一緒に風男塾を見るのが夢なんです、一緒に推していこうね!」と嬉しそうに袖に下がる瀬斗。
すると現メンバーの4人が加わり、新体制となった6人の風男塾がステージに現れ、新曲『Dash & Daaash!!』を披露。この疾走感にあふれたアッパーな楽曲は、2019年4月から放送予定のTVアニメ「群青のマグメル」のオープニングテーマに決定したことも曲中に発表された。ライブの開始前の囲み取材で「一人一人に個性があってキラキラしていて、見ているだけで幸せな元気な気持ちになれるんです。自分がそこに入ったら、自分自身も元気を与えられる人になりたいと思っていたので、この場に立ててうれしい」(香月)「ライブを観に行って改めてメンバーのみなさんの輝きを目に焼き付けて、本当に心動かされたし、キラキラしているその姿に元気をもらって、自分もいつかは同じステージに立って人を元気にしたいと思っていた」(桜司)と語っていた2人。今その想いを込め、2人が新たな風男塾の扉を開いた。
瀬斗光黄が卒業しても、風男塾は続いて行く。そして風男塾が続くことで、過去のメンバーたちの存在も続いて行く。そんな風男塾というユニットならではのリレーが聖地・中野サンプラザで鮮やかに行われた。