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2019/01/18 16:01

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和歌山での合宿リハも実施 舞台『酔筆奇術偏狂記』出演者募集

舞台『酔筆奇術偏狂記』の出演者を募集。
舞台『酔筆奇術偏狂記』の出演者を募集。

 2019年9月28〜29日、和歌山県:和歌山市民会館で上演される舞台『酔筆奇術偏狂記』の出演者を募集中。4月から和歌山県と大阪の両方で募集し、合宿などの交流も含めた全14回のロングリハーサルを経て上演される。

 「酔筆 奇術偏狂記」は、関西小劇場界で活躍する劇作家・金沢寿美(三名刺繍)が書き下ろし、同氏が座付き作家を務める「劇団レトルト内閣」により、2014年に初演された作品。金沢寿美の祖父であるマジシャン・金沢天耕をモチーフに、大正から昭和にかけての関西マジック界を描いた意欲作として好評を得た。

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 金沢天耕は和歌山に生まれ、明治・大正・昭和初期に活躍したマジシャン。染物屋の主人であった金沢は、商店街の名士に呼び掛け、昭和6年、城下町の中心地「ぶらくり丁」において「和歌山アマチュアマジシャンズクラブ」を結成。当時としては全国で二番目の設立だったという。

 しかし当時西洋マジックはまだ浸透しておらず、しかも素人が芸事をする時代ではなかった。しかし紀州藩の繁栄を色濃く映す文化都市であった当地の文化人たちは、進取の気性に富んでいて、祖父とその仲間は世界的に有名なマジシャンを和歌山に招くなど、積極的に最新芸能を吸収していくのだった。

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 このプロジェクトは文化都市・和歌山の魅力を再発見するプロジェクトであり、今まで知られていない文化の国・和歌山の表情に光を当てていく。今回、和歌山において新たに演劇に興味のある人を募集し、大阪と和歌山の二カ所で交流を重ねながら上演する。さらに歴史ある「和歌山マジシャンズクラブ」のメンバーも出演、華麗なマジックで舞台に華を添える。

 今回の舞台では「和歌山を題材とする舞台に立ってみたい人」「歌またはダンス、マジックの経験者」「学びながらステージに立ちたい人」「これまでの演技の経験や実績をもっと試したい人」など、幅広い応募を待っている。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。

■作家・金沢寿美より
長年、大阪で活動を続ける中で、和歌山出身の俳優が大阪で活動していることを知りました。若者は和歌山で演劇活動を発展させることは難しいだろう、そんなイメージを抱き、大阪にそして東京に出るのです。しかし、紀州藩のもとで新しい気風の吹いていた和歌山を知るにつれ、和歌山には大きな文化のポテンシャルがあると気づきました。それを何より和歌山の皆さんに知ってほしい。ただ、同地で上演するだけでは、一過性に終わってしまうと考えた私たちは、なんとか地元で演劇に興味のある皆さんと一緒に作ることはできないだろうかと思いめぐらせはじめました。今回の「和歌山と大阪をつなぐ〜演劇街道きのくにプロジェクト」はそんな思いで立ち上げました。演出には私の師匠であり、新たな表現をもって海外で活動してきた佐藤香聲氏を迎えます。和歌山が好きな人も、あまり知らなかった人もこれを機に和歌山のことを知って下さい。皆さんのご応募をお待ちしております。

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