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2018/12/28 12:01

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ソニー・ミュージックアーティスツ 声優オーディション「アニストテレスvol.7」グランプリは18歳高校3年生“生徒会長”「全力投球で楽しみたい」

『Anistoteles vol.7』グランプリ・日原あゆみさん(C)Deview
『Anistoteles vol.7』グランプリ・日原あゆみさん(C)Deview

伊波杏樹、楠木ともりらを輩出したソニー・ミュージックアーティスツ声優オーディション『Anistoteles (アニストテレス)vol.7』が開催され、18歳の高校三年生・日原(ひのはら)あゆみさんがグランプリに選ばれた。中学・高校と生徒会長を務め、路上ライブにもチャレンジする行動派の日原さん。未来に光り輝く声優の原石に話を聞いた。

 声優オーディション『アニストテレス』の第7回となる今年は、初めてイベント公開形式の最終審査ではなく、じっくりと一人一人の魅力と個性を審査。歌唱審査、演技審査、自己PR、面接審査によって、グランプリを選出した。

■『Anistoteles (アニストテレス)vol.7』グランプリ・日原あゆみさんインタビュー

――歴代の受賞者の名前がリボンに書かれたトロフィーを手にした感想は?。

【日原さん】いままで、実感が湧いて無かったところもあったんですが、実際のトロフィーを手にして、グランプリ取ったんだなと、改めてびっくりしました。

――今回アニストテレスに応募したきっかけは?

【日原さん】もともと歌手志望だったので、高校生のうちにオーディション受けたいと思って、ソニー・ミュージックアーティスツさんのサイトを見ていたときに、いろんなオーディションが掲載されている中に、『アニストテレス』を見つけました。ちょうど、高3で演劇をやったときに、演技も楽しいなって感じていましたし、声優は視野になかったんですけど、自分の声を活かした活動ができたらいいなと思ったので、応募しました。

――オーディションでは、自分のどんなところをアピールしようと思いましたか?

【日原さん】歌や演技を習ったことは無かったんですが、自分なりの努力でここまで来たという『本気』をぶつけられたらと思いました。

――バンド活動や路上ライブなども経験してきたんですよね。

【日原さん】高校に軽音部が無かったので、文化祭のときにバンドやりたいって思って、自分でメンバーを集めて、SCANDALさんやKANA-BOONさんのコピーをやってました。音楽に関しては浅く広くで、アニソン、ボカロから、邦洋ロックもつまみつまみで聴いています。路上ライブは、一人で最寄駅でやったり、思い切って新宿駅でやってみたり。技術はなくても、思い切ってやってみたら結構立ち止まって聴いてくれるんだということが分かって。チャレンジは大事だなって思いました。

――歌唱審査で歌ったのは?

【日原さん】涼宮ハルヒ『Lost my music』を歌いました。自分が楽しく歌える曲をと思って、ノリノリな曲で、自分自身歌詞も好きなので選びました。審査員がいる前で歌ったときは「自分、すごい顔ひきつってるな」って感じました。普段、生徒会で全校生徒の前で話す時には緊張しないんですけど、審査会場のすごい雰囲気のなかで歌う状況は初めて味わった感じで、新鮮でした。「今、緊張してるけど楽しいな」って思いました。

ーー演技審査では『NARUTO-ナルト-』の『母ちゃんの赤い髪』から、ナルトのお母さん・クシナのセリフを演じたそうですね。

【日原さん】ちょうど『NARUTO』に改めてハマってた時期で。私、『NARUTO』を見てよく泣くんですけど、特に感動したのがナルトのお母さんのシーンでした。自分とはちょっと遠い感情、自分が感じたことのない気持ちをやったほうが、演技として成り立つかなと思って。自分と重ね過ぎず、演じるというところを見せようと思ったんです。演技は自己流ですけど、作品を観て感じた気持ちを思い出して、緊張はしましたけど、私の中では良くできたかなと。

――周りは声優の勉強をしている人が多かったのではないですか?

【日原さん】オーディション控室で回りの方で演技経験者が多く、すごいところに来ちゃったなっていう不安を感じてました。他の人の演技とか歌を見てたんですけど、ヤバイな、自分はダメだったかなって思って。でも、勉強していた人の演技を見る機会もなかなかないので、この状況を楽しんでおこうと思って、一観客として楽しんでました。

――それでも結果的にはグランプリを勝ち取りました。自分の声を使った仕事をしたいとオーディションを受けたそうですが、自分の声についてはどう思っていますか?

【日原さん】自分ではわからないんですが、中高と生徒会で会長をやってきて、周りから「聞きやすい声をしているね」って言ってもらえることがあるので、人に伝える力があるんじゃないかと思っています。自分の声を活かした活動をしたいとはずっと思っています。

――友達の間では、リーダーシップをとるほう? 自分でもそういうことが好きなほうですか?

【日原さん】学校行事だったり、友達と遊んだりするときも、あれやろう・これやろうと何かを決めるのは私から言い出すことが多いですね。そういうときも周りが助けてくれます。父が昔生徒会長をやっていたらしくて、小学生のときにその話を聞いて、「楽しそうだな」ってフワッと思ったのがきっかけです。中学校で生徒会長をやったときに、人前に立って活動して、みんなが暖かい視線を送ってくれるのが楽しいんだと自覚しました。会長って、自分が「やろう」と言ったらみんながついて来てくれて、自分でいろいろ決められるのが自由な感じがして。自分に合ってるかなって思います。

――応援団長も経験してるんですね。

【日原さん】小学校のときにお兄さん、お姉さんたちがやっているのを見て憧れて、6年生の時に団長をやりました。かなり声を張っていたので、歌声が鍛えられたかも知れないです(笑)。

――影響を受けたアニメは『きらりん☆レボリューション』。

【日原さん】私のなかですごく影響が大きいですね。小さい時にアニメを観ながら、歌って踊って楽しそうって感じたことが、現在にも結構影響しているんだなって思います。その後、自分がアニメ関連の方向に進むとは想像していませんでしたけど、アニメも大好きだし、好きなものを自分で発信できるというのはすごく幸せなことだなと思います。アニメでは『ナルト-NARUTO-』や『銀魂』が好きですし、父の影響で『タッチ』もすごく好きなんですけど、『タッチ』の続編『MIX』が来春アニメになりますし、すごく楽しみにしています。

――最後に今後の目標を教えてください。

【日原さん】目の前に広がっていることが、今までと全然違うし、想像もできないので、とにかく目の前にあることに本気で取り組むしかないなと思っています。そういうなかでも大事にしたいのは、自分が楽しむこと。自分が楽しんでいるほうが、周りの人にも楽しい気持ちが伝わるだろうから、全力投球で楽しみたい。歌も声優ももちろんですが、昔からラジオに出てみたいと思っているので、幅広い活動に挑戦したいです。

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