日本で最も歴史あるミスコンテスト「ミス日本コンテスト」に挑む女性たちの姿を描いたドキュメンタリー作品『夢こそは、あなたの生きる未来』（監督：小野篤史）が、ミス日本コンテスト50周年の節目となる本年12月より劇場公開されることが分かった。

　27日、京王プラザホテルで開催された、「第51回ミス日本コンテスト2019東日本地区大会」で発表された同作品の劇場公開。製作・配給は、ドキュメンタリー映画『GOSPEL』（2014年／松永大司監督）、『世界を変えなかった不確かな罪』（2017年／奥田裕介監督）などを手がけた「ガチンコ・フィルム」。ファイナリストがコンテストに臨むまで、受賞後の1年間の姿を追った作品では、将来に悩む女性の姿やミス日本の任期後の姿などを描いていく。

　音楽を担当するのは、CMなどで活躍するコンドウヒロユキ。主題歌である「ナタリー」はこの映画のために制作。また宣伝美術は、国内外で多く個展を開き雑誌・商業施設などで活躍するイラストレーターMARIYA SUZUKIが担当する。

　「外見が整っていて、万人受けする女性たち、僕がこの映画をつくるまでの彼女たちのイメージでした。グランプリを決めるコンテストは、1日だけのイベントだと勘違いしていました。自分の意見が、考えが、道が正しいのか？どこに向かって何がしたいのか？周りの大人たちは彼女たちに強く問いかけます。外見だけの美人コンテストとは一線を画すミス日本。それはどこか誰にでも当てはまるような世界だとも感じました」（小野篤史監督 談）

　公開は2018年12月15日（土）〜「ココロヲ・動かす・映画館◯」「シアタス調布」「横浜シネマ・ジャック＆ベティ」ほか。

　なお第51回ミス日本コンテスト2019は、2019年1月21日（月）に開催され、ファイナリストたちは、これからの４ヶ月間、コンテストに向けて日本の文化・歴史などを学ぶ勉強会を通じて切磋琢磨しコンテストに臨んでいく。