アイドルグループ・私立恵比寿中学（通称：エビ中）が主演をつとめる、ドラマ『君は放課後、宙を飛ぶ』の完成披露試写会が、5日に都内で行われ、エビ中のメンバーをはじめ、石原壮馬、都丸紗也華、鈴木理学、佐藤貴史が舞台挨拶に登壇した。

　現役中学生が1人もいない"永遠に中学生"をコンセプトに、歌手活動のほか、映画やドラマ、バラエティ、舞台、モデルなど、多方面で活躍中のエビ中。2018年1月より6人体制での「新学期」をスタートさせ、新体制で初となる主演ドラマ『君は放課後、宙を飛ぶ』が8月5日よりひかりTV・dTVにて先行配信スタート。さらに、現在発売中のニューシングル『でかどんでん』のカップリング曲『響』が同ドラマの主題歌に決定している。

　同ドラマは、エビ中が扮する、天文部所属の6人の女子高生が、学校の屋上でUFOを発見したことから始まる、青春×SF×恋愛×ミステリードラマ。ドラマ『おっさんずラブ』（テレビ朝日系）、『きみが心に棲みついた』（TBS系）などの人気作を手がける脚本家・徳尾浩司による完全オリジナルストーリーとなっている。

　本作について、真山りかは「このドラマは、青春、SF、友情、恋愛、ミステリーと、たくさんの要素がギュっと詰まっていて、てんわやんわしていて一言では言い表せないドラマになっています。この夏、一番大注目のドラマです!!」とアピール。安本彩花も「女子高生の何気ない日常の中に、突然学校の屋上にUFOが現れるところから話が進んでいくんですが、絶妙なユルさと青春のキラキラがたっぷり詰まった楽しい作品になっています」と説明。

　石原演じるイケメン転校生・葉山リゲルに恋する役柄を演じた星名美怜は「胸キュンシーンと世間一般で呼ばれるような、そういうシーンにも今回挑戦させていただきました。3月の撮影でめちゃめちゃ寒かったんですが、緊張しすぎて終わるまで寒さを感じなかったくらい、（演じた）夕妃に捧げられたシーンなのかなと思うので、ぜひそこを観てもらえたら」とコメント。また、柏木ひなたは見どころについて「すべてがみどころだけど、カッキー（佐藤演じる天文部顧問）が自分でボケて突っ込んで、一人で空回りしているところ！」と明かすと、佐藤は「それ、俺がダメなところじゃん!!」とすかさずツッコミ、笑いを誘う。

　小林歌穂は「女子高生×UFOってこんなに面白くなるんだ！と改めて思いました。もし本当にUFOに遭遇したらびっくりすると思うけど、ドラマでは意外と雑に扱ったりすることがあって（笑）。でもそれがとてもリアルで、面白いポイントです！」と述べ、「他の共演者の方も濃いキャラばかりで、1回見たら忘れられないような表情とか掛け合いも楽しんでもらえると思います」とコメント。中山莉子は、印象に残っているシーンについて、「天体観測のシーンがすごく好き。寒空のなか、みんなで毛布に包まって星空を見ながら、将来について語り合ったりするシーンが、青春だなって思いました」と語った。

　また、ドラマの設定にちなみ、登壇者全員に「エビ中メンバーの中で誰が一番宇宙人っぽいか？」という事前アンケートを実施し、多数決の結果、小林に決定。小林を選んだキャスト陣は、「みんなが驚くような発想力で会話がたまに混乱することも」（星名）、「独り言や小言が多い。地面に向かって話したり、見えない誰かと話している」（柏木）、「誰とでも仲良くなれるので、宇宙人とも仲良くなって通じ合ってそう。実は『宇宙人です』って言われても驚かないかも」（中山）と、それぞれ小林に票を入れた理由を説明。

　そして、水色のボブカットに大きな耳、キラキラ光るシューズの宇宙人衣装に着替えた小林が再登場すると、会場は大盛り上がり。メンバーたちも「可愛い〜!!」「めっちゃ似合う！」「今後、コレを衣装にしたら？」と小林の宇宙人姿を絶賛。小林自身も「馴染んでますか？ ヤッター!!」と満面の笑みを浮かべていた。