仮面ライダーゴースト／天空寺タケル役を演じ、現在「男劇団 青山表参道X」のメンバーとしても活動する西銘駿。彼が主人公・苗木誠役を演じる舞台『ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018〜The End of 希望ヶ峰学園』の東京公演が20日、池袋サンシャイン劇場で初日を迎えた。

　アニメ化もされている人気推理アクションゲーム『ダンガンロンパ』シリーズの舞台化第3弾の本作。「超高校級」の能力を持つ登場人物たちが、学級裁判で相手の矛盾を論破する、スリリングな論争と謎解きの痛快さが醍醐味の2.5次元舞台。西銘は本作の主人公・“超高校級の希望”苗木誠役を演じる。公演前の囲み取材で「本当にファンの皆さまから愛されている作品なので、皆さまの期待に沿えるように全力で頑張りたい」と意気込みを語り、作品については「「1、2と比べて、3は重たくシリアスなシーンが続きます。人の命の重みが感じられる作品になっています」とアピールした。

　舞台『おおきく振りかぶって』に続く舞台主演＝座長公演。「僕はみんなをまとめられるような主演ではなくて、頼りがいもなかったと思うんですが、みんなが笑顔で、一丸となれる雰囲気を作ろうと必死に頑張ってきました。僕が引っ張るというより、みんなが引っ張ってくれて、僕もそのレールに乗っかり突っ走ってきた1ヵ月間でした」と、稽古期間に醸成されたチームワークをアピール。そして「苗木誠も西銘駿も、とにかく平和主義者だと思うので、みんなが笑顔に包まれていればいいなと思って頑張りました！」と、主人公との共通点を挙げた。

　“元・超高校級の探偵”霧切響子を演じる岡本夏美と西銘は、映画『仮面ライダー1号』以来、約2年ぶりの共演。岡本は「2年前は私も高校生で『二人ともどんなふうに大人になっているかな？』と思って稽古場に入ったら、意外にも変わらない関係性でした」と笑い、「明るくて、太陽みたいな心を持っている座長・西銘駿に期待しています」と語った。

　舞台『ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018〜The End of 希望ヶ峰学園』は7月23日・東京池袋サンシャイン劇場、7月27日〜7月29日・大阪森ノ宮ピロティホール、8月3日〜8月13日・東京凱旋公演ヒューリックホール東京にて行われる。

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