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2018/06/22 17:01
渡部豪太、主演・丸尾丸一郎役に決定 舞台「さよなら鹿ハウス」第一弾キャスト発表&メインキャストオーディションも開催中
劇団鹿殺しの丸尾丸一郎の自伝的私小説を原案とした、舞台「さよなら鹿ハウス」の第一弾キャストが発表され、主演・丸尾丸一郎役を渡部豪太がつとめることが明らかとなった。
乃木坂46主演舞台「墓場、女子高生」や朝井リョウ原作の舞台「何者」の演出、秋元康プロデュース「劇団4ドル50セント」の脚本・演出、朗読劇「予告犯」の演出、今年秋に舞台化が決定した『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGEの脚本・演出、TVドラマ『マジムリ学園』の脚本など、話題作に次々と起用され注目を集めている丸尾。ポプラ社発行の文芸誌「asta*」で連載中の自伝的私小説「さよなら鹿ハウス」は、劇団鹿殺しと丸尾自身の七転八倒の上京物語となっており、同小説を原案とし、丸尾自身が作・演出をつとめ今年11月に舞台化が決定。さらに、上演に伴い、ポプラ社より小説版も刊行される。
当時の丸尾丸一郎役を演じる渡部は、「伝説になるために東京へやってきた七人の若者達。それを聞くだけでまるで大好きな漫画の冒険が始まるかのようにワクワクしてしまいます。しかしこれはただの夢物語ではありません、現実に七人の演劇人が生きた、真実の物語です。女一人男六人が一軒家で繰り広げる共同生活。路上ライブや芝居の公演の稼ぎだけで生きると決めた鉄の掟など、私自身未体験のことが満載でこれを舞台化するとどうなるか、全く想像がつきません」とコメント。
また、「しかし、私自身も芸の道に生きると決めて、上京した人間の一人です。20歳の無知でがむしゃらだったあの頃を想い、今のこの年齢で演じることになにか必然性があるような気がしています。『夢』や『目標』など、時に人は鼓舞し、時には人を突き放す、しかし誰もが一度は憧れた無責任な言葉を、演劇人という特異な人間通じてを描く今作品。世代や職業、果ては人種を超えて沢山の人達と劇場で共有したいと今から思わずにはいられません」と語った。
舞台「さよなら鹿ハウス」は、2018年度 日本劇作家協会プログラムとして、東京は座・高円寺1にて、大阪はHEPホールにて上演される。なお、本公演に出演するメインキャストオーディションを現在開催中。応募締切は7月10日(火)23:59まで。応募詳細は、特設サイト(http://shika564.com/audition)ならびに、オーディションサイト『Deview/デビュー』に掲載中。