NMB48を卒業した市川美織が、フォトブック『なりたいの、わたし。』(ぶんか社)の発売記念イベントを17日、新宿・福家書店新宿サブナード店で開催した。

　5月1日にNMB48を卒業した市川は、映画や舞台で女優として活躍。モデルとしてファッション関係の仕事をするほか、YouTuberとしても活動中だ。「フレッシュレモンになりたいの〜っ」のキャッチフレーズで人気だが、本著のタイトルにも自身の希望で「これから、なりたいものになれていけたらいいな」という気持ちで取り入れている。

　撮り下ろしグラビアをはじめ、私服公開からロングインタビューまで収録した一冊は、「私のすべてを詰めた、今の私の名刺代わりになるような本になったらいいなと思っていたので、過去だったり、今だったり、未来に向けての活動のすべてを記録しました」と満足のいく出来上がりだったそう。同期メンバーの加藤玲奈に見せたところ「“可愛い”って言ってくれました。なかなか褒めない子なので、嬉しい」と笑顔を見せた。

　お気に入りのカットを聞かれると「一番エロいシーンなんですけど、アイドルをやっていた時のトレードマークだったツインテールをもう一度復活させたいと思って…」とキャミソールのナチュラルな姿で歯を磨いている写真をピックアップ。「今、ショートカットになって寂しいなと思っている方も、読んだら昔の私に会えると思います」と紹介した。

　卒業後の活動について「一番は表現者になりたいという夢があって。パフォーマンスだけじゃなく、演技や、写真で、言葉だけじゃなく、自分の表現力を追求できればいいな」という市川。一方で「『フレッシュレモンになる』ことは諦めていない」といい、「レモンに携わるお仕事ができたら…レモンのCM待ってます（笑）。レモンサワーのCMもできるかな…。今回の本でもレモンサワーを飲んでいただいた質問に答えているんですけど、2杯飲んで酔ってしまって…そのあとレモンを吐き出してしまいました」とぶっちゃけた。